今回のブログは、先週末の家族でのお出かけが濃い1日だったので、スチュエーションごとに三段構成にしました。
前半は、私がいつも行っている、京都市洛西にあるまつお園芸さんのお花がきれいだったので、シェアさせていただきました。
中盤は、京都府立植物園に朝顔栽培の講習&散策に行ってきたので、この講習で学んだ朝顔栽培の奥深さをシェアしたいと思います。
そして後半は、以前の記事にしたことがある丹波天文館で月面観測と春の星座観測&手作りプラネタリウム、星座早見盤の作成会に行ってきた時の今どきの天体観測とは?を紹介したいと思います。
知る人ぞ知る!まつお園芸さんのバラが開花!
まつお園芸さんの松尾社長は、バラの栽培でNHKの趣味の園芸に講師として出演されたこともあり、今も時間のある時は、色々なところでバラの栽培について教えておられます。
バラに限らず、いつもお花や樹木について、わからないことや困った時に、気さくにアドバイスしていただき、お世話になっています。
店内の半分は、バラの苗でいっぱいで、そろそろバラの花が咲き始めたころです。
店内には、カフェスペースもあるのでお花の香りが漂う中、きれいな花々にかこまれてのティータイムは、至福のひと時に浸れるのですが、今日は、タイトな一日なので、ティータイムはまたの機会に。。。
今日、まつお園芸さんに来たのは、タンポポ栽培に使う培養土がなくなったので、その培養土を購入するため。
たんぽぽの培養土は、前回はタキイ種苗の培養土を使ったのですが、今回はまつお園芸さんオリジナル培養土の「prostyle」がよさそうだったので、使ってみることにしました。
これを2袋購入して、さっと帰ろうと思ったのですが、妻と息子が店内のお花を見に行きたそうにしていたので、しばしお花の見学会となりました。
店内は、色とりどりのお花でいっぱいです。
そして、店内を進むと・・・
バラの良い香りが漂っています。
バラの他にもビバーナム・スノーボールと思うのですが、見事に咲いていました。
そして、特に目を引いたのは、この白いあじさい。
名前がブライダルシャワーと言います。
今年出た品種だそうで、結婚式の贈り物にぴったりだと思います。
特に翌月のジューンブライドを迎えられるカップルにとっては、ベストアイテムになりそうでですね。
このあじさいについて、まつお園芸の社長の息子さんがYoutubeで詳しく紹介されていますので、ご興味のある方はどうぞ!
そして、最後に息子くんのお目当てを妻が買っていました。
それが、これ。
食虫植物、お母さん奮発3連発!
お代は、税込み2900円也。
お店の方の話では、男の子に結構人気だそ うです。
これを見て、私が息子くらいの時に見た、仮面ライダーに出てくる怪人サラセニアンを思い出しました。(笑)
アサガオ好きにはたまらない!京都府立公園の朝顔講習会
以前から妻がアサガオの栽培講習に行きたいというので、このニッチな講習会に家族ででかけることになりました。
講習会の内容は、かなり実践的な内容でアサガオ栽培を趣味にされている方にとっては、かなり嬉しい内容です。
講習は、アサガオ栽培について詳細に書かれたテキストが配布されました。
講習が始まり、最初に朝顔のタネ数個とテキスト、本日のレジュメのプリント1枚が配られ、アサガオの種類の説明がありました。
アサガオは、観賞用に栽培される一方で、古くから牽牛子(けんごし)という名前で生薬としても使われてきました。
観賞用アサガオは、大きく分けて大輪系アサガオ、変わり咲きアサガオ、西洋アサガオ、矮性アサガオ、肥後アサガオの5種類があります。
今回、講習で使われる大輪系アサガオは、さらに葉のいろが緑色の青葉と呼ばれるものと、黄緑色の黄葉と呼ばれるものに分かれます。
通常、青葉は、黄葉より肥料や病気に強い傾向がありますが、花数が黄葉のものと比べて少ないため、観賞用には、行灯作りと呼ばれる仕立て方が多くみられます。
行灯作りとは、アサガオの1本のツルを支柱のまわりに巻き付けて栽培する方法で、よく幼稚園や小学校で子どもがアサガオの観察をする時に見られる仕立て方です。
一方、品評会などで見られるアサガオは、花数が多くなる傾向がある黄葉が多く栽培され、数咲き作りと呼ばれる仕立て方が多くみられます。
この品評会では、アサガオの花の大きさ、色合い、花の数、バランス等が評されるため、そのようなアサガオを栽培するノウハウが千年以上切磋琢磨され、今日に引き継がれています。
今回の講習では、今日を含めて3回講習があります。
さて、アサガオについての説明が一通り終わったところで実作業に入りました。
最初は、種の芽切りと呼ばれる作業を行いました。
芽切りとは、アサガオの芽が出てくる部分に傷をつけ、芽が出やすくする作業だそうで、これをすることにより、芽出しのタイミングを揃えることができるそうです。
種苗会社から販売されている種は、事前に硫酸などを使って、この芽切り処理が済んだものだそうで、この芽切り処理は特に必要がないそうです。
この芽切りを終えた種は、ぬるいお湯に3~4時間ひたしたものを、種まきするとのこと。
実際にぬるいお湯に3~4時間ひたしたものがこれ。
種が大きくなっています。
このふっくらした種を、種まき時のタネの置き方が下弦の月のように45度の角度でまき、3cm間隔で1.5cmの覆土をするとのことでした。
本日は、ここまで。
あと2回ありますが、さすがに6歳の息子が参加するような講習会ではないので、私と息子はあと2回の講習は、パスです。
実は、講習開始後40分が息子の限界だったので、私と息子は、途中退席し息子が行きたいと言っていた温室見学に行きました。
そして、息子のお目当ては、やっぱりあれです。
ウツボカズラ。
やっぱり、植物園のウツボカズラは、園芸店で見たものより、だいぶ大きかったため、息子も大満足。
その後も、大きなサボテンがあるゾーンで30分もくいついて動きませんでした。
妻から講習会が終わったので、温室を退室して、合流し、最後にバラ園を見て帰りました。
バラ園は、京都の東にある比叡山の借景でとても絵になる景色です。
バラも既に見ごろのものも多く、辺り一帯、バラの香りが漂っていい感じでした。
5月、6月はバラがとてもきれいなのでお勧めですよ。
丹波天文館で今どきの天体観測
アサガオ講習後、いったん帰宅してから自宅から車で約30分ほどの所にある丹波天文館に向かいました。
丹波天文館は、以前このブログで紹介させていただきましたので、今回で2回目です。
前回は、日中の太陽観測でしたが、今回は、いよいよ夜に天体望遠鏡で月や星を見る予定です。
丹波天文館では、定期的に子供向けに天文教室が開催されています。
今回は、この天文教室の台168回目。
息子も楽しみにしているようです。
今回の内容は、時間は19時から20時30分で、春の星座と月面観測、お手製のプラネタリウムによる星の説明、星座早見盤の作成と盛りだくさんです。
この日は、日中は晴天だったのですが、夕方くらいから空には雲がびっしり。
今回の望遠鏡による天体観測は、半ば諦めていたのが、開始の19時にちょうど大きな雲の切れ目から月が現れていました。
本来は、座学をしてから天体観測の予定でしたが、急遽19時から月面観測になりました。
天文台のドームが開き、月が見えます。
早速、息子くんが望遠鏡をのぞいて月面観測をしました。
今どきの望遠鏡は、ICT化が進んで望遠鏡の接眼レンズを見なくても、同じ画面が横に設置されている大きなモニターに映されるんです。
息子が見ている間も、同じ月面の画像がこのようにきれいに映し出されています。
おかげで、このご時世、密にならない観測ができます。
今回は、行っていませんが映像出力をネットに繋げば、この画像をYoutubeライブで流したりすることも可能だと思います。
月面観測を開始して30分後に再び厚い雲が空を覆たので、望遠鏡観測は終了。
ということで春の星座観測は、できませんでした。
ちょっと残念でしたが、春の星座の説明は、この後のプラネタリウムで説明していただけました。
この星座は、手作りで工夫して作ったプロジェクターで映しています。
このプラネタリウムを使って、星座以外にも木星や土星は何月ごろに見えるか?の説明や、北斗七星の位置と形が5000年後には、どのように変化しているか?等々いろいろ子どもたちが飽きない興味深いお話を聞くことができました。
その後、最後に厚紙で簡単な星座早見盤を息子と作りました。
まとめ
朝から非常にタイトな1日になりましたが、息子にとっても濃い1日だったと思います。
個人的には、アサガオの講習会は、参加されている方は、ご高齢のアサガオについてのベテランさんばかりのようだったので、息子との参加は、だいぶ無理があるというか、場違い感が大きかったです。
妻は、満足していたようですが・・・。
息子にとっては、やはり夜の天文館が一番だったのではないかと思います。
この天文館で毎回、講師をしていただいている先生のお話は、"月の三日月って、新月から3日目の月の呼び名なので、それ以外の月は、実は三日月ではないんですよ。”など、本当に大人でも勉強になるようなものばかりで楽しかったです。
結構、レベルの高い知識を子どもでもわかるような言い回しで、子ども参加の形でレクチャーされるので、次回もぜひ参加しようと思います。
夏には、JAXAとタイアップしてリモートで天文教室を行われる回もあるそうなので、今から楽しみです。