- 【基本情報】
- 動物の生態を身近で見て!わくわく!ドキドキ!の神戸どうぶつ王国
- 迫力満点の3猛獣にドキッ!ナマケモノに癒されたインサイドパーク
- 動物とのふれあいゾーンが目白押しのアウトサイドパーク
- まとめ
先月は、朝から小2の息子くんが妻に”冬休みは、どこにも行ってないなぁ~”と半分ぼやいていたので、妻と相談し、塾も宿題もだいたいは頑張っているので神戸どうぶつ王国に出かけてきました。
息子は、生き物が好きなので大喜び。
神戸どうぶつ王国は、10年前までは神戸花鳥園という花と鳥だけのテーマパークだったのですが、その時代に一度だけ、妻と妻の祖父母、姪っ子と一緒に行った思い出の場所なんです。
当時(2006年6月)は、こんな感じで動物の他にもきれいな花がいっぱいでした。
現在のこの場所は、休憩and食事場所になっています。
神戸どうぶつ王国の目玉動物といえば、昔は、フクロウやペンギンでしたが、今は、スマトラトラやマヌルネコ、スナネコなどの珍しいネコ科の動物がいますね。
また、ハシビロコウやマレーバク、コツメカワウソなどのふれあい動物も可愛くて人気があります 。
今回、久しぶりに行ってみたら動物の種類も多くなっていて、アトラクションも増えていたのでちょっとびっくりでした。
そして、動物がそのまま通路を人に混じって歩いたり横切ったりしているゾーンもあり、動物の餌をあちこちで売っているので息子は、餌やりに夢中でした。
やはり、子ども連れのご家族が多くて、どの子どもさんも楽しそう~。
まる一日、子どもが楽しく遊ぶのにも十分な施設だったので、この神戸どうぶつ王国の見どころを中心に紹介したいと思います。
【基本情報】
場所 |
兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9 神戸ポートアイランドの南側にあります。 |
|||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TEL | 078-302-8899 | |||||||||||||||
開園時間 |
午前10時から午後5時(入園は午後4時30分まで) (屋外エリアは、11月6日から冬季期間16:30閉場) |
|||||||||||||||
休園日 |
木曜日が休園日ですが、祝日、春休み、GW,夏休みは、休まず営業。 |
|||||||||||||||
駐車場 |
神戸どうぶつ王国駐車場 普通車850台・大型バス18台 料金 普通車700円、大型バス2000円 時間は、24h ※夏休み期間、大型連休中は、満車の場合があるので、順番待ち又は、コインパーキングになります。コインパーキングは、神戸どうぶつ王国の南側にポートアイランド南2期第2駐車場(390台、24h500円)があります。 |
|||||||||||||||
入園料金 |
|
|||||||||||||||
チケット購入方法 |
webで購入する方法とコンビニ購入の2種類
【webでチケット購入】 「アソビュー!」と「じゃらん」の2サイトで購入できます。 この2つの違いは、以下の3つです。
1.決済の種類 双方、クレジットカードはVISA,Master,JCB,Dinersが利用できますが、 アソビュー!だけPayPay残高とpaidyが利用できます。 じゃらんだけクレジットカードのAmexが利用できます。
2.チケットの有効期間 ・アソビュー! → 購入日から三ヵ月まで有効 ・じゃらん → 予約日のみ有効 ※予約日を変更する場合は、前日までにキャンセルをして再予約をする必要があります。
3.温泉付き入園チケットの有無 アソビュー!は、チケット購入のみですが、じゃらんは、チケット購入プランと神戸最大級の露天風呂がある有馬街道温泉すずらんの湯の入浴券付きプラン(中学生以上・3,400円/人)の2つから選べます。
アソビュー!でチケット購入(VISA,Master,JCB,Diners及び各提携カード,PayPay,paidy) じゃらんでチケット購入(VISA,Master,JCB,Diners,Amex及び各提携カード)
コンビニで購入する場合は、ローソン、ミニストップ、セブンイレブン、ファミリーマートのチケット発券サービスで購入できます。 (シルバー料金のチケット購入時には、年齢証明ができる運転免許証等の証明可能なものが必要) チケットの有効期間は、発券日から三ヵ月有効。
その他に、 |
|||||||||||||||
アクセス |
【自家用車】 阪神高速3号線生田川ICで降りて神戸港港島トンネル経由又は、阪神高速京橋ICで降りて神戸大橋経由になります。 但し、阪神高速3号線の生田川IC、京橋IC付近は渋滞が多いので、渋滞情報を事前にチェックしておくことをお奨めします。
【公共交通機関】 JR三ノ宮駅又は阪急電鉄三宮駅下車で隣接するポートライナー(神戸空港行き)に乗り換え、計算機センター駅で下車(三宮駅から14分)。
土日祝のみ姫神バスが阪急三宮駅前にある神戸阪急のバス乗り場から1日5本神戸どうぶつ王国までアクセスしています。 三宮→神戸どうぶつ王国 9:33,10:35(直行便),11:33,12:08,12:50(直行便) 神戸どうぶつ王国→三宮 14:20(直行便),14:53,15:33,15:58,16:30(直行便) |
今回も地図は、つたない手書きで失礼します。
動物の生態を身近で見て!わくわく!ドキドキ!の神戸どうぶつ王国
日曜日で天気も上々なんで、混んでいるかなぁ~と思いきや駐車場待ちもなく、予定通りの時間で入園できました。(^▽^)/
今回は、私にしては珍しく事前にwebでチケット購入をしていなかったので、久しぶりの窓口購入だったので行列なしはうれしい!
早速、窓口でチケット購入して入園したのですが、チケットがなくレシートだけでした。
これからは、webで事前清算が普通になってくるんでしょうね。
迫力満点の3猛獣にドキッ!ナマケモノに癒されたインサイドパーク
それでは、神戸どうぶつ王国に入っていきましょう。
神戸どうぶつ王国は、インサイドパーク(屋内エリア)とアウトサイドパーク(屋外エリア)に分かれています。
正面ゲートから入ったところは、インサイドパークになっているので順番に見て回りました。
オオカミの中で最も大きい絶滅危惧種のシンリンオオカミ
最初は、大きなコヨーテかと思いましたが、オオカミでした。
天気が良い、陽が温かな天気だったので、お昼寝中でした。
シンリンオオカミは、オオカミの中で最も大きいとされ、五大湖地域とカナダ島南部に生息している絶滅危惧種です。
主にオジロジカを捕食していて、時にはムースやビーバーも獲物とすることもあるそうです。
閉園前に再度通った時は、活発にうろうろ歩き回っていました。
ガラス越しとはいえ、眼の前数十cmで顔見されると、ちょっとビビります。
顔もデカいし・・・。
とにかくデカい!スマトラトラ
トラのほうも、気持ちよさそうに日光浴でゴロゴロ。
スマトラトラは、インドネシアのスマトラ島にしか生息しないトラで、こちらも絶滅危惧種です。
足の肉球を見ると確かにネコ科というのは納得なんですが、それにしてもデカい!
ネコの足の何十倍あるんだろう?
ネコパンチは、まだ相手ができそうですが、トラパンチは、遠慮したいですね。(笑)
それでも、このスマトラトラは、トラの中で一番小さい種なんだそうです。
このトラも、閉園間際に前を通ると活動開始という感じでした。
今にも向かってきそうな強面のクーガー
起きてはいたんですけど、終始こちらの様子をチラッと見ては横になっていました。
クーガーは、ピューマとも呼ばれ北アメリカ大陸に生息しています。
体長は、約2m、体重は約50kgだそうでトラよりは、だいぶ小さいものの、一度に約6mもの距離を飛び越えることができるとか。
その身体能力、恐るべし。
それにしても、目が合うと怖いですね。
家族仲良しの愛くるしいアメリカンビーバー
忙しそうに、各々もくもくと何かをしているアメリカビーバー。
アメリカビーバーは、家族で生活しています。
食べ物調達も、ダムの家づくりも家族みんなで協力してするんだとか。
このビーバー、一生懸命からだをかいているようなしぐさ。かゆいのかなぁ?
ビーバーと言えば、木や石、泥で河川や湖沼にダムを作って住むことで有名ですが、この材料にする大きな木も歯でガリガリかじって切り倒したりもするそうです。
そのため、アメリカビーバーの前歯は鉄分を含んだ強靭な歯になっていて、色はオレンジ色をしているんです。
今度、機会があれば見てくださいね。(^▽^)/
イノシシそっくりのクビワペッカリー
説明を見るまでは、てっきりイノシシの一種かと思ったのですが、イノシシとは別のペッカリーという動物なんですね。
南北アメリカ大陸に広く生息し、食べ物は、小動物から果実、地下茎、サボテンまで食べる雑食性で、乾燥に強く気候環境に順応しやすいそうです。
何でも食べるとやっぱり生命力も強い。
偏食の多い息子くん、ちょっと見習ってほしいもんです。(笑)
やっぱり動かないハシビロコウ
神戸どうぶつ王国のオープン時から人気のハシビロコウなんですが、今回は上の方にいて間近では見ることができませんでした。
写真の左上にいるのですが、背景と同系色になっているのでわかるでしょうか?
直接、見ても全く動かないので見つけるまで、どこにいるのかわかりませんでした。
息子くん、このハシビロコウにはあまり興味がなかったようで、スルーして行きました。
一押し!動物が走る!飛ぶ!まさにどうぶつ王国の熱帯の森お食事タイム
私の今回の一押しポイントがこの熱帯の森。
このエリアでは、動物が人の中を自由に歩いたり、頭上を飛んだりしている、まさにジャングルです。
時間は、3時くらいでしたがちょうど飼育員さんが餌を動物にあげていたので、息子くんも餌やり体験をすることに。。。
餌やり体験の場所へ行く途中、足元を見るとカンムリシャコが鳩のように何かをついばみながらお散歩していました。
歩いている人もカンムリシャコに気を配ってもらうように、一応こんな看板もありました。
このカンムリシャコは、マナーがよくてカンムリシャコが通路を横切る時は、人が通っている間は、端っこの石の上で人が通り過ぎるのを待っています。
しかも、じ~っと待っている間、こちらの顔を見ているんです。
これを見て、ふと「信号機のない横断歩道」での歩行者が横断歩道を渡ろうとしていた時に車が一旦停車した割合が、全国平均45.1%というネット記事がふと頭に浮かびました。(昨年、JAFが調査したそうです。)
ん~。。。
自分も車の運転をする時は、このカンムリシャコを見習わなくては。。。
私がカンムリシャコに気を取られている間、息子くんは、動物の餌やり体験の場所でゾウガメさんの餌やりに夢中。
ゾウガメさん、どうもお腹がいっぱいみたいでほとんど食べてくれず、仕方がないので、お隣にいたカピバラさんに餌をあげてました。
ちょうど餌をあげ終わった頃に、すぐ隣で飼育員さんがフタユビナマケモノにごはんをあげていました。
これまで他の動物園などでナマケモノは見たことがあったんですが、生でしかもこんなに至近距離で食事中のナマケモノを見たのは初めてでした。
息子くんも興味津々で見ていました。
ナマケモノと言えば、1日の内、最大約20時間ほど寝ている生き物だということで、このように食事をしている光景を見ることができたのはラッキーだったと思います。
ほとんど木にぶら下がっていて、地上に降りてくるのはトイレの時だけだそうです。
なぜ、トイレの時にだけ地上に降りるのか?
それは、まだ謎なんだそうですが、最近の研究発表によると、ナマケモノに寄生するナマケモノ蛾との共生が理由なのかも?と言う説があります。
【この説の概略】
ナマケモノ蛾は、ナマケモノが地上に降りて糞をした時に卵を糞に産み付けるそうで、その卵から孵ったナマケモノ蛾は、再びナマケモノを探して寄生するとのこと。
寄生したナマケモノ蛾の糞尿を養分として、ナマケモノの毛に藻が生えます。
この藻は、ナマケモノにとって貴重な栄養分になってるのでは?という説。
参考文献:A syndrome of mutualism reinforces the lifestyle of a sloth , Jonathan N Pauli etal , 2014, Proc. R. Soc. B
https://royalsocietypublishing.org/doi/epdf/10.1098/rspb.2013.3006
まだまだ謎が多いナマケモノです。
イクメンのコモンマーモセット
コモンマーモセットは、基本的に雄が子どもを背中に載せて子育てをすることで知られているイクメンのおサルさんです。
小さくても目鼻立ちがはっきりしていて、かわいいです。
餌を一生懸命食べていました。
ダイナミックなお食事のお魚ピラルク
アマゾンに住んでいるめっちゃ大きい世界最大の淡水魚ピラルク
です。
趣味の飼育で人気があるアロアナの仲間でその長さ、野生のものは成長すれば5mくらいになるそうで、このピラルクも2m前後くらいあったかなぁ。
ちょうど、ピラルクのおやつタイムだったのですが、そのお食事ぶりはダイナミックでした。
この水槽の上を見ると、シロムネオオハシとオーストラリアガマグチヨタカがいました。
シロムネオオハシは、しきりにクチバシをこすっていました。
オーストラリアガマグチヨタカのほうは、じ~「っとしたままピクリとも動きませんでした。
インサイドパークの〆は、何とも可愛いマヌルネコ
インサイドパークの〆は、N〇Kのテレビ番組でキャラクターにもなったマヌルネコとスナネコです。
どちらも、ネットや本では見たことがありましたが、実物は初めて!
マヌルネコは、今は冬毛でモフモフしてますね。
ネコの中では一番毛が長いんだとか。
そしてご先祖様は、600万年前からおられる猫の中では一番古い種類のネコでもあります。
モンゴル、チベット、中国、イラン西部の山岳地に生息する野生の猫なので、零下50℃でも耐えることができます。
インサイドパークには、これまで紹介した動物以外にも、「モモンガの夜」という夜行性動物のゾーンやビルマニシキヘビ、スナネコ等々見ごたえのある動物がいっぱいでした。
インサイドパークを一通り見終わってお腹がすいたと息子くんが言うので、ちょっと遅めのランチタイムにしました。
王国内には、「麵処ふくろう庵」と「王国レストラン花のキッチン」というお食事コーナーがあります。
我が家は、「麵処ふくろう庵」でいただきました。
テーマパーク内のレストランは、8月に行った恐竜博物館ではちょっと大変でしたが、今回は時間がずれたせいか、日曜日でもスキスキ状態でゆっくりいただけよかったです。(^▽^)/
息子くんは、スナネコボックスとハシビロまんを食べてました。
スナネコボックスは。スナネコが描いてある箱にポテトフライとチキンナゲットが入っています。
ハシビロマンも、ハシビロコウが描いてある箱に、肉まんが入っています。
親二人は、うどんとおにぎりのセットにしました。
動物とのふれあいゾーンが目白押しのアウトサイドパーク
屋外のパークは、とにかく動物と直接触れ合える場所がいっぱいです。
最初は、ヒツジさんの餌やりです。
このヒツジさん、コリデールと呼ばれる種類で日本ではなじみの深いヒツジさんです。
ヒツジさんは、眼の瞳孔が水平に細長く、首を動かさずして自分の後方をみることができるそうです。
優しそうでのんびり屋さんに見えるヒツジさんですが、大自然の中で生きていくためには、そういった能力も必須なんですね。
この向かい側にはラクダさんに乗れるゾーンがあります。
時間が遅かったので、ラクダさん、お仕事を終えてゆっくりしてました。
その他にも、馬やポニーの試乗もあります。
その傍らに、クマのゾーンがあり、アメリカクロクマが木の上で日向ぼっこをしていました。
大きさは、北海道のクマ牧場で見たヒグマぐらいはありました。
こんなに大きなからだで、よく木の上に登れるもんですね。
クマは、気持ちが良い陽気のせいか、ぜんぜん動かないので息子くんは、さっさと次のアルパカの所に行ってしまいました。
アルパカは、終始うろうろしていて落ち着きがない様子。
ちょっとストレスでイライラしてるのかなぁ?
唾をかけられなくて幸いでした。(笑)
そして、今回私のアウトサイドパークの一押しゾーンのコツメカワウソを見に行きました。
とにかくかわいい!
岸辺でゴロゴロしたり。。。
おうちでカワウソ団子になって夢の中のカワウソくん。
カワウソくん、ちょうどおやつの時間だったので、一生懸命忙しそうに食べてました。
コツメカワウソに癒された後は、ケープペンギンがいるAQUAバレーに行きましたが、あいにくペンギンさんは、奥の方で日向ぼっこ中。
そして、最後にトナカイを見て閉園時間分前となり終了となりました
このトナカイさんの角が片方しかなかったのが、ちょっと気がかりでしたが、閉園の音楽が聞こえてきたので急ぎ足で出口ゲートに戻りました。
まとめ
数年ぶりの神戸で、花鳥園がリニューアルした神戸どうぶつ王国に来ることができ、一日家族で楽しむことができました。
たまたまだったのか?比較的すいていて食事もゆっくりできたのもよかったです。
そして、この神戸どうぶつ王国の一番のポイントは、やはり名前通り。動物が主役でその場所におじゃまして、動物本来の生態の一部分をふれあいの中で感じて、見て、理解を深めることができる所じゃないかなぁと思います。
今回は、紹介できませんでしたが、実は神戸どうぶつ王国には、インサイドパークとアウトサイドパークの他に「風のスタジアム」というグランドのような屋外ゾーンが隣接しています。
ここでは、実際に動物たちが飛んだり、走ったりして、そのすばらしい運動能力を披露してくれるイベントが開かれています。
是非、リピートして次回は「風のスタジアム」も行ってみたいと思います。
そして併せて、今回は常設観覧しか見る暇がなかったので、計画的にイベントも見たいと思います。