50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

【2023年6月】シャチにベルーガ、南極観測船と子どものワクワクが止まらない名古屋港水族館!

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今年も気が付けば折り返しの7月。

今日から息子くんの学校も短縮授業になり、夏休みの入り口が見えてきましたぁ~。

(私は、あまり嬉しくない。。。)

 

そんな息子くんの最近のお気に入りNo1は、シャチ。

あの海の王者と呼ばれるパンダみたいなハクジラ類マイルカ科の動物。

 

こんなやつです。

海のギャングという、ちょっといかついあだ名が付けられているしゃちなんですが、人懐っこくて賢く、かわいいです。

日本国内では、千葉県の鴨川シーワールドと名古屋港水族館の二か所だけでしか実物を見ることができません。

 

ということで、当然、我が家の住む京都にある京都水族館にも、お隣の大阪にある世界規模の水槽を誇る海遊館にもいません。

www.netikikata.com

息子があまりにも毎日、図鑑のシャチを眺めながら、シャチの絵を描いているので、”学校から帰ったら宿題は自分からやる!”というお約束で名古屋港水族館に行ってきました。

 

事前にリサーチした以上の見どころ満載の水族館だったので、全部はゆっくり見ることができなかったのですが、その中でも特に印象に残ったベスト5を紹介したいと思います。

名古屋港水族館のユニークポイントベスト5!

【第5位】1日5~10種類のイベントを開催

名古屋港水族館では、1日に5~10種類程度のイベントを毎日やっています。

今回のイベント内容は、イルカ・ベルーガ・シャチ・ペンギンの各パフォーマンスと水中ダイバーによるサンゴ礁の実況解説、マイワシのトルネード、ウミガメ・ペンギン、ケープペンギンのフィーディング(餌やり)タイム、黒潮大水槽のフィーディングタイムなどです。

 

今回は、10種類のイベントが開催されていました。ラッキー(^▽^)/

 

イベント1つ当たりの所要時間は、10分~15分です。

 

入館したら、チケットと一緒にイベントごとの開催時間が書かれた「名古屋港水族館イベントスケジュール」を渡してくれます。

イベントは、土日は混雑することが多いので、この紙を見ながら、まず最初に見たいイベントをピックアップして、観覧スケージュールを決めておくことをお奨めします。

 

各イベントの開催日、開始時間は、通年固定ではないです。

季節ごとで動物たちの違った一面が見ることができるので、詳細は、こちらを参考にしてください。

nagoyaaqua.jp

 

・シャチの公開トレーニング

 なんといっても、名古屋港水族館一番人気のイベントがこれ。

名古屋港水族館にいるシャチは、国内水族館のシャチの中で最大のオスのアースと最年長のメスのステラ、そしてその子どものリンの3頭。

 

今回は、あいにくオスのアースのみの公開トレーニングでしたが、眼の前でのジャンプは、大迫力でした。

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あいにく、最後の公開トレーニングにギリギリ間に合ったので、席が前から2列目しかなく、ジャンプの瞬間は、斜めからがせいいっぱい。

 

通常は、観覧席の前から5列目までは、シャチがジャンプした水しぶきが大量にかかることが多いということだったので、びしょぬれを覚悟で観覧していました。

 

でも、予想に反して今回は、ぬれずに済みました。

 

息子もスマホを持って必死でした。

 

公開トレーニング後は、隣の水槽エリアに移動してしばらくは泳いでいるので、じっくり撮影をしたい方は、お勧めのポイントです。

こんな感じで写真が撮れます。

 

・ベルーガ公開トレーニング

ベルーガの公開トレーニングは、予定していた15:30の分がなくなったので見ることはできませんでした。

 

まぁ、息子の目当てはシャチなので、息子は、特に気にしていなかったです。

 

ベルーガは、シロイルカとも呼ばれることもあり、色が白く頭が大きくて背びれがないのが特徴です。

他のイルカ類と比べて骨格が柔らかで、頭部の骨が特に柔軟です。

この特徴により、ベルーガはさまざまな表情を作ることができ、特に多くの表情を見せることで知られています。

 

また、ベルーガは非常に社会的な動物です。

大きな群れを作って行動し、コミュニケーションのためにさまざまな音を使って、鳴き声や響きを通じて情報を交換します。

その美しい外見と興味深い行動から、水族館では人気者です。

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・イルカパフォーマンス

 カマイルカとバンドウイルカのパフォーマンスも、シャチの公開トレーニングと並ぶ人気イベントです。

 

今回は、時間が遅かったのでパフォーマンスではなくて、練習風景を見ていました。

トレーナーさんの合図を見ながら、いろいろ練習していましたが、しっかり動作もそろっていて、かしこ~い!

うちの息子も、宿題の時にこれくらい集中してやってくれたら、いうことはないのですが。。。(ハハハ)

 

トレーニングしていない時は、自由に伸び伸び広いプールの中を泳いでいました。

このプールは、水中でのイルカやシャチの泳いでいる姿を見ることができるように、巨大アクリルガラスの観覧場所があるんです。

こちらでも座ってゆっくり水中のイルカやシャチを見ることができておすすめですよ。

 

・ペンギンのよちよちウォーク

ペンギンのよちよちウォークは、ケープペンギンがお食事をする潮風ひろばに移動する様子を見学できるイベントです。

 

今回の見学時間は、14:30からだったので、潮風ひろばからお部屋に戻る帰りの移動を見学できる内容でした。

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・ケープペンギンのフィーディングタイム

ケープペンギンがお部屋から潮風ひろばに到着して、いよいよお食事タイムという時間に見学できるイベントです。

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・マイワシのトルネード

黒潮大水槽のフィーディングタイムは、毎日10:15に行われるのですが、すばらしいマイワシのトルネードの見学のため、別枠で1日に3回開催されているイベントです。

 

約3万5千匹のマイワシのトルネードが光と音楽が流れる中の饗宴は、美しくて見事です。

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流れる音楽は、年に数回変わります。

時間は、約5分と短いので、遅刻厳禁のイベントですよ~。

 

マイワシのような小型の魚は、捕食者から身を守るため、食事をする時も集団でするんですね。

 ちょうど、小2の息子の国語の教科書でスイミーという所を習ったばかりだったので、タイムリーなイベントになりました。

 

・ダイバーコミュニケーション

ダイバーが水中カメラを持ってサンゴ礁大水槽に入り、サンゴや泳いでいる魚を映しながら実況説明するイベントです。

 

水中で泳いでいる魚のベストポーズをキープしながらの撮影は、ベテランのダイバーでも体力的にもきついと言われています。

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・黒潮大水槽のフィーディングタイム

黒潮大水槽では、フィーディングタイムが1日に1回だけ10:15に行われます。

時間は、10分程度です。

 

この時にも、マイワシのトルネードを見ることができますが、光と音楽の演出はありません。

 

・ウミガメのフィーディングタイム

イベントの中で唯一平日に1回だけのイベントです。

 

・ペンギンのフィーディングタイム

南館3階にある南極の海ペンギン水槽で1日2回行われる、コウテイペンギン、ヒゲペンギン、アデリーペンギン、ジェンツーペンギンのフェーディングタイムイベントです。

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ペンギンの中でもひときわ大きなコウテイペンギンとちょっとかわいい顔立ちの髭ペンギンを一緒に見ることができるのは、日本では、ここ名古屋港水族館だけですよ。(^▽^)/

【第4位】水族館では世界でここだけ!南極の生き物4種類

名古屋港水族館では、水族館としては世界でここだけしか見ることができない南極の水生動物4つが展示されていました。

 

もちろん、生きている本物ですよ。

 

・ナンキョクオキアミ

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ナンキョクオキアミとは、南極海に分布するオキアミ目の動物の一種です。

エビに似た外見をしており、巨大な群れを作って群泳します。

植物プランクトンやアイスアルジーを食べていて、体長は6cm、体重は最大2グラムまで成長し、寿命は最高で6年とされています。

 

南極の生態系のキーストーン種であり、バイオマス(およそ5億トン)でいえば、この惑星で最も成功している動物であるといわれています 。

 

キーストーン種というには、平たく言うと数が少なくてもなくてはならない存在を言います。

 

ペンギンやクジラ、アザラシ、鳥などの餌となり、その変動が南極海生態系全体の安定性を左右する存在なので、南極に住む生物にとって貴重な資源なんですね。

 

それどころか、最近では将来的に人類の最後の食糧資源として国際的に関心を集めているみたいです。

 

でも、ナンキョクオキアミの飼育や繁殖は大変難しいとされているのですが、名古屋港水族館では世界で初めて繁殖にも成功したんですね。

 

飼育、繁殖共に成功し、謎に包まれた生態の一部が解き明かされています。

 

・キバゴチ

キバゴチは、南極大陸周辺の水深0~550mに棲んでいます。

エビに似た外見をしていて、下あごが突き出た大きな口が特徴。

体長は25cmほどですが、最大で40cmにもなるそうです。

 

キバゴチは、南極昭和基地周辺の海で、第60次南極地域観測隊が採集し、名古屋港水族館に搬入されました。

キバゴチの展示は日本初なんですね!(^▽^)/

 

・ショウワギス

 

ショウワギスは水深200m以浅で多く見られますが、水深700mからの記録もあります。冷たい海域に適応するために血液中に糖たんぱく質を蓄えています。

食性は雑食で、オキアミ・アミ類、藻類、多毛類などを捕食します。

地域によって食性が異なる可能性があるとされています。

 

・シワヒモムシ

シワヒモムシは、南極に生息する紐形動物門の動物の一種です。

体は紐状で、シワシワとした表皮に覆われています。体長は1mほどになります。

見た目がグロテスクで、まるで腸のような姿をしています。

シワヒモムシは、前端に吻という器官を持っており、これを伸ばして摂食や防御に使います。

吻の先端には毒針があり、これで獲物を麻痺させます。

シワヒモムシは小型の甲殻類や多毛類、貝類などを丸呑みして食べます。

子の生物も、日本初展示です。

 

写真は、撮ったのですが、ちょっとグロイので掲載はひかえました。

【第3位】愛くるしいベルーガの癒しの舞に見とれる

ベルーガの公開トレーニングを見ることができなかったので、「オーロラの海」にあるベルーガプールでベルーガを見ました。

 

ベルーガは、シロイルカと言われていますが、鯨目イッカク科ベルーガ属の白い小型のクジラなんです。

そもそも学術的には、イルカは鯨目なのでクジラの仲間なんだそうです。

イルカの謎 水族館のイルカはなぜあおむけで泳ぐ?】

水族館で泳いでいるイルカを見ていると、何故かあおむけになって泳いでいるイルカがいるのを見たことがないでしょうか?

 

このあおむけになって泳ぐ理由が謎なんですね。

 

リラックスするためとか、人間の気を引くため、全身の各筋肉を伸ばすため、自分の位置情報の確認等々所説ありますが、未だに謎のままなんです。

 

個人的には、鯨の仲間は、寄生虫が皮膚に多くつくので、それを落とすために背中を海底にこすりつけるためとか、かつて小学校の小3の国語の教科書にも載ったことがある「半球睡眠」のためのパターンの一つではないのかなぁと思ったりしてます。

【第2位】4種のペンギンがいる南極の海水槽でのペンギン遊泳がダイナミック

南館3Fにある南極の海ゾーンのペンギン水槽は、陸上には皇帝ペンギンを始め、先に紹介した他3種のペンギンが勢ぞろい!

 

そして水中でのペンギンの様子もはっきりくっきりアクリルグラス越しに見ることができます。

 

ペンギンが群れになって凄いスピードで目の前約50cmを泳ぐ様子は、まるで海の中にいるような感じです。

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【第1位】国内水族館で最大のシャチを間近で見れる!

今回は、日本の水族館では一番大きなシャチである雄のアースくんのみの公開トレーニングでしたが、そのジェンプは迫力満点でした。

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名古屋港水族館に隣接する南極観測船内をたっぷり見学

なぜ、名古屋港に南極観測船があるの?と思われた方もおられると思います。

 

名古屋港水族館のあるガーデンふ頭には、昭和60年頃に以前から進められていた名古屋港の「親しまれる港づくり」の一環として、南極観測を退役した南極観測船ふじが永久係留されています。

内部は、南極に関する博物館となっています。

 

翌年の昭和61年には、南極観測船ふじの係留護岸付近は、「南極ひろば」として整備され、南極で活躍したタロウとジロの銅像や実際の雪上車が展示されています。

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このことからも、名古屋港は、南極に造詣が深いことから、その後に作られた名古屋港水族館にも南極の生物が多く展示されています。

 

船内は、博物館になっていますが、船内は当時のままの状態を残されています。

 

入館してすぐのところに、食堂と厨房の展示がありました。

厨房には、当時の作業を再現した等身大の人形が置いてありましたが、この人形が結構リアルでした。

食堂スペースは、わりと席数が少なめ?

 

船内通路は、やや狭い感じです。

でも、暴風圏海域に入ると上下45度くらい揺れるということなので、通路が狭い方が都合が良いのかも?

 

格納庫には、コマツ製の雪上車と歴代の南極観測船の模型、南極観測の現場がわかる立体スクリーン、南極の石などの展示が見られました。

 

中にも入れますが、ちょっと痛みが激しいですね。

 

船の後ろ甲板に出たところには、かつて南極で活躍したヘリコプターが展示してありました。

 

最後は、船の上の階にある操舵室に行きました。

 

いじり放題なので、息子は、ここで20分触りたくっていました。(笑)

こんだけ楽しめて、実物の南極観測船の操舵室でいじり放題での入館料金、中学生以下200円、高校生以上が300円は、超お得だと思います。

 

子どもさんは、おすすめスポットですね。

【基本データ】

【名古屋港水族館の場所】 愛知県名古屋市港区港町1番3号

【入場料】大人・高校生は2,030円、小・中学生は1,010円、幼児(4歳以上)は500円。

 ・入場券は、ネットとコンビニから1週間前より予約購入できます。

   ☆☆☆キャンセルについて☆☆☆

    ネットでクレジットカードにてチケット購入の場合は、キャンセルが当日17時までできますが、コンビニ購入の場合は、キャンセルできません!

 

・入場券は、公共交通機関を使って来館の場合は、公共交通機関で使用したチケットを現地購入窓口提示で200円引きになります。(現地窓口購入の場合のみ

【駐車場】

水族館と隣接遊園地共通の有料駐車場がありますが、その他にもコインパーキングが水族館へ徒歩10分圏内に多数あります。

値段は、1日最大700円から1000円です。

 

【開館時間】9:30~17:30。ゴールデンウィークや夏休み等は閉館時刻20:00まで

【休館日】月曜日※祝日の場合は開館し、翌平日が休み。ゴールデンウィークや7~9月、春休みや冬休みなどの期間は無休。

 

名古屋港水族館おでかけのまとめ

名古屋港水族館は、1日かけて十分子どもと楽しめる所です。

入館料金も、安めですし、なにより日本ではここだけ展示が結構あります。

 

今回は、時間都合上いけなかったのですが、名古屋港ポートビルの3,4階にある名古屋海洋博物館でも、船の操船趣味レータなどキッズに人気な場所や、名古屋港を地上53mから一望できる展望台も行ってみたい所です。

 

連休や子どもの学校が長期休みの期間は、混雑するのでチケットは、1週間前になったら、一番にさくっとweb予約購入を済ませておくことをお奨めします。

 

また、休日来館する場合、当日の駐車場も水族館と隣接遊園地共通の有料駐車場が一番近いため、この駐車場から満車になっていくことが多いです。

でも、この駐車場は、閉館時間に出庫する場合、出庫車両が集中して、車が混雑する場合が多いので、近隣のコインパーキングの方がスームーズに出庫できるのでお勧めだと思います。

 

京都からは、高速を使って2時間弱でしたが、今回勝手がわかったので、リピートしたいと思います。