50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

【おまかせ快適なメッシュWi-Fi】ノートPCのWi-Fiが遅い、弱い、めんどくさい!のイライラを一発解消

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このところ自宅で使用しているノートPCのWi-Fiが、二階に移動すると突然切れたり、なんとなく動きがもっさりしてちょっとイライラ。

スマホを自宅のWi-Fiで使っている時も同じです。

前職が関西のR館中高の情報科に勤めていたので、その時にも同じような症例はよく見たことがありました。

 

この様な場合、原因は無線ルーターのWi-Fi、無線LAN中継器が関係していることが多いです。

改めて自宅のネット環境を確認してみたら、2階にあるWi-Fi中継器の調子が良くないようでした。

購入後、LEDはすべて緑だったのですが、最近「Wi-Fiの使用可否」のLEDが赤になっていることが多くなりました。

こんな感じ。。。

この赤色ランプは、中継器が親機から遠すぎるサイン。

 

【メッシュWi-Fiってなに?】      

メッシュWi-Fiとは、複数のWi-Fiルーターどうしで相互通信(網の目状の接続)を行うことによって安定したWi-Fiエリアを拡充する技術です。

うまくいくか少し不安でしたが、導入設定も家電並みの簡単さで10分後にサクサク、家じゅう何処にいても切れません

 

この記事では、自宅内でのWi-Fiが場所によっては遅くなる、ブツブツ切れるといったような症状にお困りの方に、解決策としてメッシュWi-Fiを紹介したいと思います。

メッシュWi-Fi導入前後の通信速度

【我が家のネットワーク】

無線ルーターは、1階のリビングにあるので、2階ではWi-Fi中継器(TP-Link RE200)を使用しています。

中継器の場所からWi-Fiアナライザーで電波の強さを測ってみたところ、電波強度は-75dBmから-80dBmでした。

問題なく運用できるWi-Fi電波強度は、-70dBm以上と言われているのでブツブツ切れるのは当然ですね。

 

契約速度は1Gで、中継器を通しての通信速度は、こんな感じ。

いくら何でも、遅すぎるような感じがしたので、オプテージさんに電話で確認してみました。

丁寧な対応で、通信状況に異常は見られず回線的には正常とのこと。

 

中継器の設置場所を変更しても、あまり改善が見られなかったので、今回は定評のあるメッシュWi-Fiルーターに変えて、Wi-Fiエリアの拡大を試してみました。

我が家のインターネットは、オプテージさんのeo光をかれこれ20年以上使っています。

今まで通信障害に遭ったことは一度もないので、大満足。

 

メッシュWiFiルーターは、ちょうどオプテージさんが2台1セットでレンタルしていたので、早々にwebから年間契約しました。

しかもレンタル料金は、eoチケット(ポイントのようなもの)で手続したので0円!

申し込んだ日の翌日に到着。

 

【メッシュWi-Fi導入後の我が家のネットワーク】

 

そして、今回メッシュWi-Fiルーター(TP-Link DECO X20)を導入した後の通信速度がこれ。

おぉ~、通信速度が倍以上になりました。

まぁ、我が家で使用しているスマホやノートPCのWi-Fi仕様はWi-Fi5なので、順当な数値だと思います。

メッシュWi-Fiにしてよかったこと3点

1.Wi-Fi速度が速くなった。

  メッシュWi-Fiルーターを使うので、これまで使用していたeo光多機能ルーターの無線サービス契約は、解約しました。

【自宅内での無線ルーター親機の設置台数】      

自宅内に無線ルーターの親機設置台数は、通常1台だけです。

理由は、電波干渉を起こしてしまい、ネットワーク環境が悪化する可能性が非常に高くなるからです。

 

メッシュWi-Fiを導入した後のWi-Fi速度は、前述のとおりおよそ2倍になりました。

これは、Wi-FiのグレードがWi-Fi5からWi-Fi6にアップしたためと考えています。

【Wi-Fi6の改良ポイント3つ】
・最大通信速度がアップ!
   Wi-Fi5(5GHz帯) 6.9Gbps → Wi-Fi6(2.4GHz帯/5GHz帯) 9.6Gbps

・通信方式が1対1方式から1対複数方式に改善
  Wi-Fi5は、OFDM(直交周波数分割多重) → OFDMA(直交周波数分割多元接続)
  1通信1処理のため順番待ちがある。  → 同時処理のため順番待ちがない。

・TWT(Target Wake Time)技術により、通信端末のバッテリー消費を低減。

 

2.アクセスポイントを気にしなくて良くなった。

 2階にあるWi-Fi中継器は、独立したアクセスポイントになります。

そのため、1階と2階の間をWi-Fi端末を持ったまま移動する場合、手動でアクセスポイントの切り替えを行う必要がありました。

 切り替え時に一旦、インターネットが切れてしまうので、非常に不便でした。

 

 一方今回導入した、メッシュWi-Fiルーターの場合、アクセスポイントは、一つに集約されるので、手動でのアクセスポイント切り替えの作業自体がありません。

3.Wi-Fi通信が安定している。~家中どこに行っても切れない~

実際のWi-Fi接続は、Wi-Fi使用端末の使用場所で最適なルーター接続を自動で行っています。

もちろん、接続ルーターが自動で切り替わってもアクセスポイントとしては変わらないので、インターネットが切れることはないです。(シームレスローミング

これは、快適です。

メッシュwifiルーターの難点は2つ

1.Wi-Fi中継器と比べて導入コストが高い。

メッシュWi-Fiルーターの価格は、1台あたり1万円前後のものが多いように思います。

   

Wi-Fi中継器でWi-Fi6仕様のものは、現時点で7,8千円程度のラインナップです。

   

自宅のWi-Fiが、場所固定されたWi-Fi機器の使用のみである場合は、Wi-Fi中継器でも良いかも。

 

最近は、私の契約しているプロバイダーのオプテージさんのように、格安レンタルでメッシュWi-Fiルーターの貸し出しサービスをしているところもあります。

もし、条件が合えばレンタルも良い選択だと思います。

 

2.メッシュWi-Fiルーターの他社互換性が弱い

現状では、基本的にメッシュWi-Fi製品の他社互換が弱いため、メッシュWi-Fi構築の親機、子機は同一メーカーのもの以外は使わないほうが無難。

 

この問題解消に、Wi-Fi EasyMesh™という規格が考えられ、この規格に準拠した製品であれば他社製品混合のメッシュWi-FiもOKとなりました。

 

しかしながら、他社製品混合のネットワークで問題が発生した場合原因特定が困難になることが予想されるため、同一メーカーに絞ってインフラ構築をした方が無難だと考えます。

 

おまかせ快適なメッシュWi-Fiのまとめ

メッシュWi-Fiは、従来のWi-Fiで不便を感じている状況をより快適に改善できることは間違いないと感じました。

現状では、導入コストが気になるかも?ですが、大手のプロバイダーであれば、レンタルサービスを月額500円程度から1000円前後で提供している場合も多いです。

ただし、どのプロバイダーも2台1セットで提供しているようなので、あくまで個人利用向けのサービスということだと思います。

 

まぁ、個人宅で使う場合、よほどの大邸宅でもない限りは、2台1セットで快適ネットワークが構築できると思います。

 

自宅のネットワークの速度は、使用端末のWi-Fi仕様も影響する所なので、ネットワークばかり改善しても解決しないとは思います。

 

でも、ネットワークの安定感は、やはりメッシュWi-Fiに変えて方は快適そのものなので、機会があれば導入を検討されてはいかがでしょうか。