息子も春休み中なので、息子の希望で先週の水曜日に海遊館に行ってきました。
新型コロナも一応、落ち着いたので息子にとっては、生まれて初の海遊館です。
海遊館は、息子が生まれる前に妻と一緒に行ったきりでしたが、今回久々に来館して、人の多さや入館ルールにサービスまで結構変わって、ちょっとあたふた。
海遊館は、混雑することは想定していたので、オンラインでチケット購入を済まし準備万端で出かけたつもりだったんですが、それでも現地到着で入館待ち時間約3時間という大失態。(笑)
これから海遊館に出かけようと思われている方に、私のように時間ロスすることなく、100%スムーズに海遊館を楽しむための手順や、今回実際に購入手続きをしてわかったチケットに関する情報などをお伝えしたいと思います。
海遊館を当日スムーズに楽しむための手順
入館チケットは、事前にオンラインでeチケット購入がお奨め
とにかくチケット売り場は、順番待ちの行列になることがほとんどです。
しかも、長い時間順番待ちして購入したチケットの入館予約時間は、2時間待ちということも珍しくないです。
我が家が行った29日水曜日も、平日ですが子どもの春休み期間中と新型コロナ対策もあって、予想通りの混み混み状態。
時間は、お昼前でこの待ち時間。
今回このような状況は、事前に予測していたので、すでにeチケットを購入済みです。
無駄なチケット購入のために2時間前後も時間ロスをして、せっかくの楽しい海遊館でテンションが下がってしまわないように、入館チケットは事前にオンラインでeチケットを購入しておくことがお奨めです!
eチケットの購入方法
eチケットを購入するためには、海遊館ホームページから海遊館オンラインチケット決済サービス「Webket」の会員登録が必要です。
決済方法は、クレジットカード(VISA,MASTER,JCB)かコンビニ決済(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)になります。
eチケットは、来館希望日の10日前から発売です。
注意点その1
eチケット購入後のキャンセルは、クレジットカードのみ対応可です。コンビニ決済で支払い完了後のチケットのキャンセルはできません。
但し、コンビニ決済の支払いを行わなかったチケットは、支払い期限を超えた時点で自動的にキャンセルされます。
【Webket会員登録手順】
①スマホで以下のQRLをスキャンします。
https://www.kaiyukan.com/info/admission/
②最初の「通常料金」のところの「購入はこちら」をクリックします。
③ページ右上のログインボタンをクリックします。
④ページ下半分に新規会員登録のためのメールアドレスと認証コードを入力するところがあります。
⑤メールアドレスを入力した後、「会員利用規約に同意する」の頭の□にチェックを入れ、「認証コードを送信する」ボタンをクリックします。
⑥数秒で、スマホのメール受信欄に認証コードが送信されます。
受信した認証コード(数字4桁)を「認証コード欄」に入力し、「次へ進む」ボタンをクリックします。
⑦パスワード・パスワード確認入力と基本情報(性別、生年月日、住所、メルマガ配信希望可否)を入力して、最後に「確認画面へ」ボタンをクリックします。
⑧登録内容が正しければ、「登録する」ボタンをクリックします。
⑨数秒後にスマホのメール受信に、「会員本登録完了」メールが着信して終了です。
現在海遊館のチケットは、すべて入館時刻を決めて、その時刻にのみ入館できるチケットを購入してもらう形を採っています。
入館チケットは、開館時刻から閉館1時間前まで15分刻みで当日の入館時刻を決め、その時刻で購入します。
会員登録が完了したら、再度、海遊館ホームページの「時間・料金・アクセス」をクリックします。
ご希望チケットの下の方にある「購入はこちら」をクリックします。
表示されたページの右上にあるログインボタンをクリックし、登録したID・パスワードでログインして購入します。
【通常料金】
大人(高校生・16歳以上) | 子ども(小・中学生) | 幼児(3歳以上) | |
料金 | 2,700円 | 1,400円 | 700円 |
(料金は、税込み・2歳以下は無料)
ジンベエバックヤード付チケット購入は、入館時刻に注意!
ジンベエバックヤードとは、ジンベエザメがいる太平洋水槽の上にかかっている通路橋があるゾーンのことです。
通常は、水槽のメンテナンスやお魚のお世話・餌やりなど、飼育員以外立ち入り禁止のゾーンですが、特別に、バックヤードの上から15分間だけ太平洋水槽のお魚が観覧できるチケットがジンベエバックヤードチケットです。
こんな感じで、ゆったり水槽の上からジンベエザメやマンタ、シュモクザメ等々、様々なお魚を観覧することができますよ~。
下手な絵で恐縮ですが、バックヤードは、撮影禁止ということでご容赦を。
まぁ、バックヤードでは手荷物はもちろん、ポケットの中のものからネックレス、ピアスも大きめのものだったら外して、すべて専用ロッカーに預けなくてはいけないルールになっているので、撮影自体ができないですが。。。
理由は、誤って携帯品を水槽に落として、お魚が餌と間違って食べてしまう事故を防止するためとスタッフの方が説明してくれました。
大人(高校生・16歳以上) | 子ども(小・中学生) | 幼児(3歳以上) | |
ジンベエ バックヤード付 入館チケット |
3,700円 | 2,400円 |
大人1名に付き1名は、入館料のみ。 2名以降は、単券必要。 |
ジンベエ バックヤード(お食事タイム)付 入館チケット |
4,700円 | 3,400円 | 大人1名に付き1名は、入館料のみ |
(料金は、税込み)
このバックヤードチケットは、11:00から最終16:15まで1日16回開催のいずれかの時間帯を指定して購入します。
特にその中でも、餌の時間の10:00と14:30の時刻のみ、ジンベエバックヤード(お食事タイム)付入館チケットの別枠になっています。
今回息子は、初めてジンベエザメを見ることができるとあって、もう指折り数えての海遊館だったので、入館は、ジンベエバックヤード(お食事タイム)付入館チケットにしました。
購入チケットは、10:00のチケットにしたかったのですが、あいにく1人分だけしか残数がなかったので、14:30のチケットを購入。
そして当日現地に12時前に到着し、とりあえず海遊館に入館してバックヤードのお食事タイムの14:30まで色々ゆっくり観覧しようと、早速入館ゲート入り口に行きました。
すると、係のおねえさんから、”このチケットの時刻は、14:30になりますので、申し訳ございませんが、15分前の14:15分くらいがお客様の入館時刻になります。”とのこと。
ありゃりゃ~。。。
自宅からチケットを購入完了した時は、特に深く考えず、1日午前と午後で40人枠のチケットなので、ジンベエバックヤード(お食事タイム)付入館チケットを購入したら、入館時刻は、自由だと勝手に思い込んでいました。
このチケットの買い方により、入館時刻が変わるのは、ジンベエバックヤード付入館チケットも同じです。
スタッフのお姉さんの話では、バックヤードの入り口は、海遊館の最初の方にある「日本の森」という場所にあり、その場所に14:30に行って再度、ジンベエバックヤード(お食事タイム)付の受付をして、バックヤードからの観覧になるとのこと。
さらに、海遊館は、原則一方通行になっているので、海遊館の中を逆行はできないため、ゆっくり一通り最後まで観覧してから、バックヤード観覧するためには、一旦、退館してから、再入館という形になるそうです。
再入館は、当日なら無料で何度でもOK。
退館時に係員に再入館の旨申し出ると、手に透明インクの特殊スタンプを押してくれます。
再入館時には、手のスタンプをスタッフがブラックライトで確認後、再入館できます。
ということから、最初に一通り海遊館のいろいろなところを見てから、時間になったらバックヤード観覧をしたい!という方は、チケットの購入は、ジンベエバックヤード付入館チケット又はジンベエバックヤード(お食事タイム)付入館チケットを購入してはいけません。
まず、入館のみのeチケットを希望入館時刻で購入した後、ジンベエバックヤード付チケット購入ページから、希望時刻のジンベエバックヤード付チケット単券を購入します。
お食事タイムのチケットも同じです。
ちょっと、手間ですが入館チケットとバックヤードチケットを別々に購入することで、入館時刻は、入館チケットで指定した時刻になり、バックヤードの入館時刻に影響されません。
この海遊館の仕組みが影響しているのか、バックヤードチケットは、早い時刻のものから売れていく傾向が見られます。
最初にバックヤードで特別観覧を済ましてから、ゆっくり色々見て回るというほうが、やっぱり、再入館の手間もなく、シンプルに海遊館を楽しめると考える方が多いということでしょうか。
バックヤードチケットをご購入の方は、購入希望日の10日前から販売されていますので、購入希望日の10日前の午前中にできるだけ早く、希望時刻のチケットをオンライン購入されることをお奨めします。
その他のセットチケット
その他にも、海遊館の入館券とセットになったチケットが下記の通り販売されています。
海遊館・サンタマリア共通券
海遊館・サンタマリア共通券は、大阪湾観光クルーズと海遊館の入館券がセットになっています。
大人(高校生・16歳以上) | 中学生 | 小学生 | |
海遊館・サンタマリア 共通券 |
3,700円 | 2,400円 | 1,900円 |
(料金は、税込み)
海遊館のすぐ横に位置する波止場から、発着するサンタマリアマリア号が大阪南港を45分間クルーズします。
海遊館&キャプテンラインセット券
海遊館&キャプテンラインセット券は、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)方面から航路でダイレクトに海遊館を結ぶ運行高速船のチケットと海遊館の入館券がセットになったものです。
日中は、USJ[を楽しんだ後、夕方からは、夜の海遊館を楽しむデートコースにぴったりなチケットです。
大人(高校生・16歳以上) | 中学生 | 小学生 | 幼児(3歳以上) | |
海遊館&キャプテンラインセット券 |
片道:3,400円 往復:4,200円 |
片道:2,200円 往復:3,000円 |
片道:1,800円 往復:2,200円 |
片道:1,000円 往復:1,300円 |
(料金は、税込み)
障がい者割引価格
身体障がい者手帳、療育手帳、被爆者健康手帳、精神障がい者保健福祉手帳のいずれかを持参しているご本人と介護者1名は、入館料が通常の半額になります※各種受給者証では、割引は受けられないのでご注意を。
※対象の手帳が更新中で手元にない時は、有効期限終了後6ケ月以内であれあば、手帳のコピーをチケット窓口に持参すれば、割引が受けられます。<
出典:海遊館ホームページ
https://www.kaiyukan.com/info/admission/
最後に、海遊館に隣接しているレゴランド・ディスカバリー・センター大阪とのセット券もありますが、こちらのチケット購入は、窓口購入のみとなっています。
販売は、大人のみは不可で15時までです。
大人(高校生・16歳以上) | 子ども | 幼児 | |
海遊館&レゴランド・ディスカバリー・ センター大阪セット券 |
4,900円 | 3,600円 | 2,900円 |
海遊館の営業日時
2023年の年内は、無休。
次回、確定している休日は、2024年1月10日(水)、11日(木)。
基本的に
平日 10:00 ~20:00(最終入館19:00)
土日祝 9:30 ~ 20:00(最終入館19:00)
ですが、春休みやGW,夏休み、冬休み等の期間は、朝は9:30開館です。
ちなみに、2023年の春休み期間(3月27日(月)~4月9日(日))の営業時間は、
9:30 ~ 20:00(最終入館19:00)です。
シーズン別、曜日別、時間帯別混雑状況
最初に結論から言っちゃいますと、海遊館は、いつも混んでいます。
今回入館した、子どもが春休みの3月29日(水)15:30での状況は、こんな感じ。
館内は、人がいっぱい。
人気のジンベエザメがいる太平洋水槽もこんな感じ。
どこのエリアもだいたい同じでした。
このようにいつも混み混み状態の海遊館なんですが、時間帯で見てみると「夜の海遊館」の時間帯が比較的混雑度が下がるようです。
このグラフは、AIが過去のデータ(2019年までのデータ)をもとに推定した数字をグラフ化したものですが、海遊館が2019年8月の「海遊館ニュース」で公開された(時間帯別)混雑予想グラフとほぼ同じ傾向が見られたので、目安にはなると思います。
海遊館の見どころピックアップ
ここからは、海遊館の見どころを順番に紹介していきたいと思います。
「日本の森」ゾーン
この「日本の森」でバックヤード観覧の時間待ちをしていたのですが、待っている間に運よくコツメカワウソをじっくり見ることができました。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにも載っているカワウソです。
ちょうど木の上でお昼寝タイムになりました。
最初は、水の中を泳いだり、木の下を移動したりと、その姿をなかなかじっくり見られなかったのですが。ラッキーでした。
最初は、こんな感じでした。
全くどこにいるのかわからなかったです。
世界最大級の太平洋水槽
太平洋水槽は、深さ9mに5400tという一般家庭の平均浴槽の74年分に匹敵する水量をたたえた超巨大水槽です。
この超巨大水槽には、ジンベエザメやイトマキエイ、シュモクザメをはじめ1500匹の魚が悠然と遊泳しています。
観覧場所も水槽の底の様子が見れる4階、中層が見れる5階、上層が見れる6階に分かれています。
順路は、6階から4階になり、最初の6階では水槽のガラス面ギリギリまでジンベエザメがやってくるので、一番混雑します。
4階の水槽の底の所までは、あまりジンベエザメがこなかったので人もほとんどいませんでした。
それでも、ガラス面ギリギリショットではないものの、良い写真が撮れましたよ。
特設水槽のマンボウ
6階の特設水槽には、二匹の大きなマンボウがいます。
動きは超スローですが、まん丸の眼が何ともかわいいです。
癒しのマンボウですね。
「海月銀河」のクラゲゾーン
3階に降りてくると、クラゲがいっぱい!
その中でも、フウセンクラゲは、電飾仕掛けのつくりもののようでした。
その他にも、この春に大阪湾から採集された赤クラゲが季節限定で展示してありました。
まとめ
海遊館は、常に混み混み状態なので、チケットは、事前にオンラインでサクッとゲットしておきましょう。
またバックヤードから観覧するジンベエバックヤードチケットは、海遊館を1日じっくり楽しみたい方は、必ず入館券とジンベエバックヤード単券の2つで購入しましょう。
オンラインでチケット購入する時は、コンビニ決済よりクレジットカードのほうがお奨めです。
コンビニ決済は、万が一キャンセルをする場合、キャンセルができません。
特にジンベエバックヤードチケットのキャンセルは、クレジットカード購入であれば当日でも可能です。
今回我が家は、いきなりの3時間ロススタートだったので、お昼は、海遊館前にあるベンチで手弁当を楽しくいただきました。
ちなみに、海遊館内の飲食スペースは無しというか、持ち込みは、蓋のついた水筒or蓋のついたペットボトルのみ。
飲食店は、Cafe R.O.Fという喫茶店のようなお店が1件だけあるのはありますが、メニューで食事の代わりになりそうなものは、たこやき、カレーパン、からあげ、ナンドックくらいです。
とにかく、久しぶりの人だらけに人酔いしそうな1日でしたが、海遊館のスタッフの方は、とても親切で息子も大満足。
最後の〆は、海遊館でしか売っていないジンベエザメのぬいぐるみを息子が自分のお小遣いで初買い物。
楽しい1日でした。