こんにちは!三寒四温の季節、だんだんと日中は温かくなってきましたね。
息子の幼稚園の通園途中に、朝はどこからともなく‟ホーホケキョ”と鶯の声が聞こえ始めました。
田舎なので梅が満開の中、早咲きの桜もみごとです。
そんな中、ふと視線を足元に移せば、つくしんぼうが元気よく伸びていました。
春ですねぇ。
ちなみに、私はつくしの佃煮が大好きです。
私は、寒~い冬は大の苦手なので、こういった春の声は本当に嬉しいです。
さて、今日のテーマは、魚の味噌漬けです。
そのまま、焼いて大失敗!味噌をとってもやぱっりまる焦げ(泣き;)
我が家では、魚メニューと言えば、以前は単に塩焼きするか煮魚にするか、子どもの食いつきも考えてムニエルのような油ものにするかくらいでした。
ちなみに、我が家で魚のフライは、妻が絶対ダメなのでご法度です。
個人的には、マクドのフィレオフィッシュとかイギリスの定番魚メニューのフィッシュアンドチップスなんかも好きなんですが、妻は論外なんだとか。
魚の幽庵焼きとか、味噌漬けや麹漬けは、以前から割烹や料理屋さんで頂いたことがあり、美味しいのはわかっていたのですが、敷居が高くてちょっと敬遠していました。
と言うのも、以前、一念発起して、自宅でなんとかあの料亭の幽庵焼きや味噌漬けの魚ができないものかとグリルで焼いたことがあるのですが、どんなに火を弱くしても魚の身は何とか食べられるものの、皮の部分が真っ黒けになってしまったのです。
全くの最初は、あろうことか味噌の部分を取らずそのまま弱火にかけたので、見事に炭窯の魚になってしまいました。
今から思えば、当然ですね。(恥;)
味噌漬けの魚を焼く時には、丁寧に味噌を全部取ってから焼くことを知って、そのようにやってみたのですが、炭窯とまではいかないものの、やっぱり焦げ焦げの部分が目立つ焼き魚になってしまいました。
焦げない方法をプロの魚屋さんに聞いてみる
そんな感じだったので半ば諦めかけていたのですが、餅は餅屋ということで何か秘策がないかプロの魚屋さんに焦げない方法を聞いてみました。
魚の味噌漬けは、美味しくて大好きなんですが、焼く時に必ず焦げてしまうんですよね。
どのようにしたら、割烹や料理屋さんのような焦げ目がきつくならない美味しそうな焼き加減になるんでしょうね?
割烹とか料理屋は、魚をガーゼでくるんで味噌に付け込み、焼く時にガーゼをとって焼いているから焦げねぇんだよ
一般家庭で味噌に漬かった魚を買ってきてグリルで焼く場合は、味噌を丁寧に落としてもやっぱり焦げちゃうことが多いね
そこを何とか焦げずに簡単にできる方法はないんでしょうかね?
味や食感は、直火焼きにはちょっと負けちまうが、フライパンでなら焦げずに焼けると思うよ
ん~フライパンですか・・・
ということで、妥協案として、フライパンで焼けば焦がすリスクは避けられそうなんですが、やっぱり味が一味も二味も変わってきそうなのでもう少し考えてみました。
誰でも簡単にできる!魚の味噌漬けを焦がさない方法発見!
我が家では、普段あまり気にせずスルーしていたんですが、くっつかない
アルミホイルというのがあるのを思い出し、今回はこれを使います。
これです!
「油なしでもくっつかない」としっかり書かれていますが、焦げつかないとは書かれていませんが。。。
とりあえず、やってみます。
ちなみに魚は、奮発して銀睦です。
魚の味噌を落とす
まず、魚にしっかりついている味噌を丁寧に落とします。
落とす方法は、布巾で丁寧に拭きとるか、酒で洗い流します。
※水で洗い流すのは、せっかく漬け込んだ味噌等の風味も落としてしまうので厳禁です。
今回は、お酒で洗い流しました。
洗い流せたら、余分なお酒をキッチンペーパーで拭き取ります。
綺麗に味噌を落とすことができました。
グリルに魚を入れる
グリルは、魚を入れる前に3分ほど予熱をします。
味噌を落としたら、予熱したグリルにくっつかないアルミホイルを敷いて魚を載せます。
魚を載せる場所は、焼きむらがないようにグリルの火の真下に並べます。
ここが今回のポイントです!
魚を載せたら上からもくっつかないアルミホイルを載せます。
ここで焦げないコツが2点あります。
焦げないコツその1
この時、上から見て魚がアルミホイルからはみ出ていないように注意します。
(端っこに少しでも魚が見えていたら、間違いなくその一角が焦げ焦げになります)
焦げないコツその2
くっつかないアルミホイルは、上から見て魚がしっかり隠れる大きさに切って、魚の上に載せるだけにします。
※焦げないようにと意識して魚をアルミホイルでつつんでしまう形になると、ホイル焼きのようになって、焼き上がりがヤワヤワになってしまいます。
焼き
ここまでくれば、あとは、焼くだけです。
時間は弱火で10分です。
10分経って見てみると・・・
皮の真ん中のあたりが少し焦げているような感じですが、これは、お酒をふき取る際に拭き残しがあったためだと思いますが、まぁ、許容範囲内ということにします。
出来上がりがこれです!
皮が少しだけ、くっつかないはずのアルミホイルにくっついたため、剥がれてしまいましたが、最初にしては上出来だと思います。
ちなみに、最初は普通のアルミホイルでやってみたのですが、見事に魚の身も皮もアルミホイルにべったりくっついてしまって失敗しました。
まとめ
味噌漬けの魚や幽庵焼きは、今回の方法で誰でも簡単にほぼほぼ焦がさず作れます。
贅沢を言えば、どうしても、皮がパリッとと言うわけにはいかないので、パリッとさせたい方は、上のアルミホイルを取ってさらに弱火で30秒ほど焼けばいい感じになると思います。
ちなみに、上のアルミホイルを取ってさらに弱火で1分ほど焼いたのですが、皮の半分くらいが真っ黒こげになってしまいました。(笑)
これ以降、鰆や赤魚の味噌漬けでも手軽にできるようになりました。