50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

真夜中に響く1回だけのピ~ンポ~ン。モニターには誰もいない

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はてなブログさんの、今週のお題「怖い話」にらりそうな出来事が我が家で起こったので、お題初参加でその記事を、書きたいと思います。

 

夜の無言ピ~ンポ~ン

それは、今月の2日、日曜日に始まりました。

 

日曜日の夜9時ころ、家族3人でリビングで半沢直樹2を見ながらくつろいでいました。

 

その時に、自宅のインターホンピ~ンポ~ンと1回りました。

この時間に誰だろうね?宅急便かなぁ?

インターホンのモニターを見てもだれも映ってない。

モニターを見ても誰も映ってなかったよ

最近、空き巣の下調べで無言ピンポンするのが多いんだって

うちも戸締りは、しっかりしておかないとね。

 

少しおかしいなぁと思いながらも、その時は、妻の話のとおり空き巣の下調べか、最近夜にうろうろしている若者のいたずらかなんかだろうと思って、たいして気にしませんでした。

 

そして、その夜は、半沢直樹2を見終わって、何事もなく寝床に就きました。

 

またしても夜にピ~ンポ~ン

それから、何事もなく4日が過ぎた木曜日の夜9時半ごろに、またしてもピ~ンポ~ンが鳴りました。

 

それもまた1回だけ。

 

今度は、懐中電灯を持って、用心しながらも門のところまで出て、まず、門の内側から外の周辺を見渡しましたが、人の気配もしません。

 

念のため、門を出て、自宅の周囲を一回りして見てみましたが、やはり誰もいません。

 

さすがに、ちょっと薄気味が悪くなってきたので、次の日にインターホンを調べることにしました。

 

ちなみに、私は、私の自己紹介にも少し書かせてもらっていますが、以前に電機メーカーで技術的な仕事をしていたことがあり、電気関係の不具合は、現状を見ればだいたい見当がつくことが多いです。

 

そして、その晩は、インターネットで”インターホン 勝手に鳴る”とかのキーワードで検索して、同じような状況で困っている人の記事がないか見てみました。

すると、インターホンが勝手に鳴るという現象は、結構あるようです。

 

ここで、ちょっと一安心

 

続いて、勝手に鳴る原因と対策が書かれているサイトも結構あったので、検索上位20件くらい見てみました。

 

どのサイトも、内容は、ほぼ同じです。

 

原因は、物理的な故障か人為的なものの2つが大半です。

 

物理的な故障の原因は5つ。

 ・温度差による機械内部の結露が発生

 ・本体部品の故障

 ・虫などの異物混入

 ・インターホンのボタンが引っかかっている

 ・配線の不具合

 

人為的な原因は、2つ。

 ・いたずらや犯罪の類

 ・電波障害の影響

 

と淡々と書きましたが、やっぱりこれらの他に、もう一つ原因として世間の皆さんが認めたくないけどというあれがあるんですよね。

 

そのあれとは?

 

の仕業。

 

世間の皆さんも、真偽のほどはわかりませんが・・・。

 個人的には、非科学的なことはめったに信じない私ですが、別居している私の実父が余命僅かなことがあるので、コロナ禍もあり、もう1年くらい会っていないので、何かあったのかなぁとか考えてしまいます。

 

でも、とりあえず明日、ネットで調べてまとめた原因について、一通り調べてみることにして、寝床に就きました。

 

ピ~ンポ~ンの正体はこれか?

翌朝、消去法で昨日まとめた原因が該当するか?調べてみました。

 

まずは、インターホンの中身を空けて結露や虫が認められるか見てみたのですが、埃ひとつなく、虫などの異物や結露の形跡も全くありませんでした。

 

次に、部品が故障しているかどうかと配線に問題があるのか?を確かめるために、インターホンの親機と子機を別配線で4時間ほど繋ぎっぱなしにしておきました。

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4時間たっても特に勝手にピンポンの音もなく、一通りの動作チェックもしてみたのですが、すべて正常に動作します。

 

となると、配線が怪しいとなるので、外のインターホンの接続配線をよく見ることにしました。

 

すると、配線の灰色の外被覆を取ってみると、中にある4本の心線の被覆がボロボロと取れてしまう状態になっていました。

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おそらく、これが原因だと思ったので、被覆の損傷がひどい部分に黒色の絶縁熱収縮チューブを付けることにしました。

 

写真では、黄色と赤の線には、まだ熱収縮チューブは付いていません。

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これで、インターホンを元に戻し、一件落着です。

 

その翌日も、翌々日もインターホンは、勝手に鳴らず、やっぱり原因は、配線の劣化だとどこか安心していました。

 

が・・・

 

今度は、夜明け前にピ~ンポ~ン、妻と息子は実家へ

8月13日の夜明け前に二階で仕事をしていた私のスマホに電話がなり、誰かと思えば一階で息子と寝ている妻だった。

 

スマホをよく見るとLINEも入っている。

 

何事かと思い、スマホを見てみると・・・

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まさかのピ~ンポ~ン。

 

また1回だけで、その後は鳴らない。

 

急いでインターホンのモニターを見るが、やっぱり何も映っていない。

 

は、相当ビビっていて、“おとうさんに何かあったんじゃない?”と、もう心霊現象モードにはまってしまっていました。

 

機械は故障していないし、配線も直したし、消去法で考えていっても残る可能性のある原因が見つからない。

 

時期がお盆真っ最中ということもあり、実父のことに加え、遠方なので墓参りに行っていないことも気になっていたので、やっぱり霊か?

 

は、その日に子どもと一緒に実家に行き、お盆中は戻ってこないという事態に。

 

ピ~ンポ~ンがさらにエスカレート

状況はさらにひどくなって、ピンポンがその後お昼にも鳴り出したんです。

 

それも、ピンポンの間隔がだんだん半日から2時間、しまいめには2分おきに3回続いたと思ったら2時間ほど鳴らなかったり、ランダムな間隔で鳴り出したんです。

 

もう何が何だかわからなくなったので、とにかくインターホンの音を切っておきました。

 

家には、私一人なのでなんとなく気味が悪かったです。

 

とりあえず、13日の夕方に実父の所に状況を確認しに急いで行きました。

 

は、昨年、胃がんで胃を全摘出して、その後転移は見られなかったものの、やはり高齢のため食事がうまく取れなくなってきたんです。

 

そのため、会った時には、歩くことはできるものの、かなり痩せていて辛そうにしていました。

 

私は、そんな父の姿を見て、話をしている最中でも、目頭が熱くなってしまって、何とも言い知れない無力感が心の中に広がっていきました。

 

とにかく父の思いを傾聴して、父に感謝の気持ちを素直に伝えることができたので、帰途は、幾分心が落ち着きました。

 

自宅に帰って、インターホンの録画を見ると、相変わらずランダムな間隔でピ~ンポ~ンが続いていました。

 

今一度、思い直して明日14日にもう一度、原因を調査しようと、その日は、お気に入りのハートランドビール1本を飲んで早々に寝ました。

ピンポンの再調査

翌朝、9時から再調査を開始。

 

今回は、今一度、子機の中身を調べ、電子ボタンの導通チェックで動作確認も行ったが本体には、問題なし

 

残るは、やはり配線なんですが、配線は、熱収縮チューブで補修してあるし、配線間違えも、線が2本しかないので間違えようがない。

 

しばらく考えて、インターホンの信号配線全部を確認することにしました。

原因は、これだ!

配線を子機の備え付けてある門の場所から順に親機に向かってたどっていくと・・・

 

途中に怪しい場所が!

 

配線が結線されているような場所が屋外に1か所あったので、見てみるとなんと心線の被覆がボロボロ。

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触ると劣化した被覆は、全部取れてしまって裸線状態になるひどさ。

 

屋内用の配線を屋外で使用するには、配管で保護すると決まっているのですが、施工業者が手抜きをして、裸線のままで配線したため、このような事態になったと思われます。

 

まぁ借家なんですけど、契約書にインターホンの修繕は借主持ちと明記されているので、仕方がないです。

 

この部分も絶縁熱収縮チューブを付けてます。

結線もネジっただけだったので、切断してスリーブ圧着をし、絶縁テープを巻きます。

さらに、外側には簡易チューブを被せます。

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この状態で、16日の今現在まで、あの1回ピ~ンポ~ンは無くなりました。

 

どうやら原因は、霊の仕業ではなく、配線の劣化による信号線の断続的なショートにあると思われます。

まとめ

夜中に突如ピ~ンポ~ンとしかも1回だけ鳴り響くのは、ドキッとしますよね。

 

しかも、モニターを見ても誰も映っていないってなったら、背筋がゾクゾクっとしてしまいます。

 

それが、毎日となると、これはひょっとしてしょっとすると考えてしまうのが人情だと思います。

 

今回は、再調査で原因を突き止めることができましたが、何回徹底的に調べつくしても原因不明の時もあると思います。

 

つい最近、アメリカ国防総省では、UFOの特別調査チームを作ったと報道されていました。

 

霊、UFO等私たちの常識では計り知れない何かは、存在するのかもしれません。

 

やっぱり夜中のピ~ンポ~ンは、霊の仕業の場合もあるのかも?