- 最初は、バターチキンカレーではなくナン?
- なぜ?バターチキンカレーなん?
- コンビニバターチキンカレーには、辛さ段階表示がされていない謎?
- バターチキンカレー最初は、甘口ファミリーマート
- 中辛セブン行ってみましょう!
- ローソンは、素材で差別化
- ミニストップは、独自商品はなし
- まとめ
毎日、暑い日が続きますね。
一昨日なんか、車の温度計が初めて40℃を越えてました。
ちょっと尋常じゃない気候ですが、こんな暑い日は、逆にカレーで暑気払いと言うのもアリかなぁと思って今回は、1年ほど前から見かけることが多くなったコンビニのバターチキンカレーを食べ比べてみました。
コンビニのカレーで本格的な欧風カレー以外のカレーは、これまでキーマカレーかせいぜいタイのグリーンカレーを見かけるくらいでしたが、何故か突如バターチキンカレーが登場!
インドカレー屋によく食べに出かけ、インドカレー好きが高じて自宅でもインドカレーを作ってしまう私としては、これは食べなければと思い、大手コンビニ4社の全7つのバターチキンカレーを食べ比べてみました!
まず最初に、個人的にお勧めコンビニバターチキンカレーは、断然ファミリーマートの「コク旨!バターチキンカレー」です。
なんですが、最近、売り切れなのか?とんと見かけなくなったので、先日、自宅近くのファミリーマートの店長に、“バターチキンカレーのお弁当のやつありますか?”と尋ねてみました。
気のいい店長は、“ちょっと待ってくださいね”と言いながらタブレットのオーダー一覧のような所を見て、“この商品は、販売終了になっていますね。”という返事。
ガ~ン!
ない!ない!!残念!!
店長は、残念な表情を察してか?、新発売で人気商品のバターチキンカレーのナンという商品がありますよ!
と言ってくれたので、店長一押し商品ならばと、買ってみました。
最初は、バターチキンカレーではなくナン?
カレーなのにナンで~というようなおやじギャグ失礼しました。(笑)
これで~す。
しっかり、バターチキンのナンと書かれていますね。
早速、食べてみました。
中身はこんな感じ。
ん~。
確かに、バターチキンカレーの風味はするものの、正直、食感がキーマカレーとか、普通のカレーパンとあまり変わらないような感じがしました。
もうひとひねり、差別化で頑張ってほしーい!気がしました。
とは言え、さすが人気商品だけあって美味しいですよ!
なぜ?バターチキンカレーなん?
戦後ライスカレーに始まった、欧風カレーのカレーライスが主流の世の中に、なんで本場インドカレーのしかもバターチキンカレーなのか?
その理由を推測するに3つあると思います。
理由その1
インドカレーは、流行っている。
(比較的ローカロリーでヘルシー&薬膳=体にいい)
理由その2
レトルトやコンビニで甘めでもってスパイスが感じられるインドカレーがなかった。
(今までの主流製品のキーマカレーやグリーンカレーは、とても辛かった)
理由その3
メイン材料が鶏肉なので原価が安い。
※インド料理専門チェーン店で、シークカバブ(シシカバブ)の肉をマトン(羊)ではなく、鶏肉で代用している店もある。
ということで、推測したんですが、あくまで個人的な推測です。
コンビニバターチキンカレーには、辛さ段階表示がされていない謎?
カレーと言えば、スーパーで売っているカレーのルーの箱を見ると、しっかり辛さ段階が表示されていますが、コンビニバターチキンカレーで辛さ段階表示されているものは、ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、ミニストップのうち、ローソンのバターチキンカレーだけでした。
バターチキンカレーは、甘めが主流?と言うこともないと思うのですが、謎です。
今回は、私の味覚の主観ではありますが、辛さ具合を掲載したいと思います。
また、味覚に関する記述は、あくまで私個人の主観です。
バターチキンカレー最初は、甘口ファミリーマート
まず最初は、ファミリーマートの2020年8月1日現在のバターチキンカレーから行ってみましょう!
先にお話しした通り、2020年8月1日現在では、ファミリーマートでは、バターチキンカレーのお弁当はありません!
その代わり、ファミリーマートのレトルトブランドである「お母さん食堂」シリーズの一つに「炙り焼き国産鶏肉バターチキンカレー」と箱入りレトルトの「爽やかな酸味とコク バターチキンカレー」があります。
それでは、「炙り焼き国産鶏肉バターチキンカレー」行ってみましょう!
味は、今回のバターチキンカレーの中で一番甘めのような感じがします。
コンビニバターチキンカレーの中で一番、お肉が多かったような感じがしますね。
ナンでも合いそうなので、ナンを焼いていただいてみました。
個人的には、冒頭に私が一押しした、「コク旨!バターチキンカレー」に今回のコンビニバターチキンカレーの中で一番近いような感じがしました。
甘めでも、スパイスの複雑なうま味が感じられるカレーですね。
ちなみに、この商品を作っている会社は、ファミリーマートじゃないですよ。
丸大食品さんです。
そして、もう一つが「爽やかな酸味とコク バターチキンカレー」エスビー食品さんとファミリーマートの共同開発です。
これも、やや甘めのカレーですね。
個人的には、一押しの「コク旨!バターチキンカレー」に似ているものの、味の深み的(コク)には、先に紹介したお母さん食堂のやつのほうが、好みかな?
中辛セブン行ってみましょう!
セブンイレブンは、バターチキンカレーのお弁当と箱入りレトルト商品を出しています。
いずれも、ファミリーマートよりは、スパイシーな感じです。
最初は、お弁当です!
中辛で、お肉は3切れから4切れというところ。
少し辛めがお好みの方には、ぴったりかも。
お次は、箱入りレトルトの「濃厚な味わいバターチキンカレー」
作っている会社は、エスビーとセブン&アイグループ。
エスビーさんは、ファミリーマートとセブンイレブン2社に共同開発をしてるんですね。
辛さ具合は、お弁当と同じくらいです。コクはこちらのほうが若干あるかな?
ローソンは、素材で差別化
ローソンのバターチキンカレーは、今回のコンビニで唯一化学調味料・香料・着色料不使用の商品です。
辛さ表示も記載されていますね。
ちなみに、ローソンのバターチキンカレーは、この商品のみ。
辛さ的には、ファミリーマートとセブンイレブンの間といった感じ。
作っている会社は、カレー商品大手の中村屋とローソンが共同開発したものだそうです。
ミニストップは、独自商品はなし
ミニストップには、箱入りレトルトパッケージの商品が2つあり、独自共同開発の商品は、ありませんでした。
これらの商品は、スーパーでも見かけます。
一つは、東京神田のmandara。
この商品は、今回のカレー商品の中で唯一レンチン不可の商品です。
湯煎をします。
まぁ、それなりにやや辛めのバターチキンカレーです。
それなりに、スパイシーなコクもあり、美味しかったです。
そして、2つめは、ハウス食品さんの「濃厚バターチキンカレー」です。
こちらは、個人的には、やや欧風カレーよりのインドカレーだと感じました。
インドカレー好きとしては、もう少しスパイスが主張してほしい感じがします。
まとめ
今回、各コンビニのバターチキンカレーを食べてみて、感じたことは、どれも完成度が高くておいしい!ということ。
ただ、カレーは辛さの好みはあると思うので、どれくらいの辛さか、ローソンのようにお客さんが想定しやすい記載はあったほうが買いやすいかなぁと思いました。
特徴としては、ファミリーマートはやや甘い系、それに対してセブンイレブンは、少しスパイシーな辛さを好む人向けに中辛系、辛さ的には、その中間で、素材にこだわったローソンと言う感じがしました。
ファミリーマートの「コク旨!バターチキンカレー」なき後、個人的には甘めでスパイスもコクも感じられる同社のお母さん食堂ブランド「炙り焼き国産鶏肉バターチキンカレー」が好みですね。