50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

子育ては、子に教えるが3割、親が学ぶが7割!我が家の子どもの成長を支える3つの柱とは?

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 最近、椅子に座って、立っている息子としゃべる時に、息子を見上げて話すようになったボイジャーです。

 

子どもの成長は、本当に早いですね。

 

近頃、家の中で戦隊ものごっこをしている時も、息子の力が半端ないです。

 

勢い余って、私の左目にパンチが当たり、人生初の眼底出血で片眼が真っ赤かということがあったり、息子が喜ぶので、私も調子に乗って左の腕で息子を持ち上げ、クレーン車!と言って遊んでいた2週間後に、これまた人生初の五十肩になったりと、なかなか毎日、体を酷使しています。(笑)

 

そんな息子も、1年前の幼稚園で年中さんになった頃は、おもらしが一向に解消せず、幼稚園でも友達とあまり遊ばず、一人遊びが多い、発表会のような集団活動時でも、なかなか他の子どもと一緒に行動することが苦手といったような感じでした。

 

当時私は、ひょっとしたら発達障害かも?と不安を覚え、妻と相談して自治体の子育て支援課の心理士の先生に見てもらったり、病院の有名な先生に見てもらったりしたのですが、特に顕著な障害に該当するような所見は出ませんでした。

 

これはこれで、ほっとしたのですが。。。

 

それでも、何かのきっかけで”すぐ切れる”、”大音量で泣きじゃくる”、‟親の言うことをなかなか聞いてくれない”、‟幼稚園では、毎日、おもらしで、自宅では、紙おむつのまま”という状態が続夫婦ともに悶々と悩む毎日でした。

 

そのような中、ある日、ふと、今、息子に行っている子育て方法は、根本的に何かが違うのでは?と思い、必死で半年子育てのやり方を模索し、ついに明るい出口の光が今年になって見えてきました。

 

その模索した時のことは、今年の正月明けに、この記事に書きました。

www.netikikata.com

 

そして、それから4カ月ちょっとが経ち、息子は驚くほど変わりました

 

トイレは、大小ともに自分でトイレに行って済ませるようになり、おやつやお片付けなどについて、私との交渉でお約束の話ができるようになり、自転車も根気よく練習して補助輪なしで普通に乗れるようになりました。

 

幼稚園でも、複数の友達と楽しそうに遊び、挨拶も交わしています。

 

もちろん、わがままを言う時や自分の思い通りにならなくて癇癪を起すことは、相変わらずありますが、着実に息子にとって良い方向に向かっているのが感じられます。

 

子どもは、当然ながら一人ひとりユニークな存在です。

 

個人的には、すべての子どもに当てはまる子育て方法というものはないと思っています。

 

それ故、わが子のベストな子育て方法は、親が一生懸命になってオーダーメイドで作り上げるものだと思います。

 

ということで、今回はあくまで私の息子の場合の話で恐縮なのですが、その息子が驚くほど変わったこの期間に、我が家の採った方法と気づいた子育ての考え方が、同じ子育てに日々奮闘されている方々に、ほんの少しでも何かの参考になればと思い、まとめてみました。

息子の子育てで我が家の採っている3つの柱

我が家では、息子の子育てを行う上で以下の3つのことを柱にしています。

その1 叱らず意見をする、具体的に褒める、何事も客観的に正直に話す

 私は、昭和生まれなんですが、子どもの頃は、子どもの躾は、必要であれば体罰も必要というのが自宅でも学校でも普通に見られる時代でした。

 

そのような教育環境の中で両親に育てられ、今の私があります。

 

そのため、子どもを躾るためには、家には一人は怖い存在が必要という考えで、ある程度の体罰は、当たり前と思っていました。

 

しかし、1年前に当時の息子の状況を見て、何か違うと感じ、これまでの自分自身の子育てに関する考え方を一旦、全部消去して客観的に自己批判してみました。

 

子どもの身体的発達過程、心理的発達と体の結びつき、外部環境が与える子どもへの発達影響、これらの専門書や研究論文を読み漁り、その結果行きついたところは、今までの私の子育てに関する考え方から180度異なったものでした。

 

子どもは、昭和の躾に多く見られた、必要であれば、体罰、恫喝を行うというの繰り返しは、子どもの成長にとって好ましくない状態になるリスクが高いことが臨床研究の結果として論文や書籍で発表されていました。

 

また、最近では、立命館アジア太平洋大学学長であり100年に1冊と評される「哲学と宗教全史」の著者でもあられる出口治明先生も

どんな叱り方であっても、叱ると、本人は萎縮してやらなくなります。

ただ、叱った場合、萎縮してしばらくその行為をやらなくなりますが、教育効果はゼロという結果も出ています。

子どもたちも、大人も、叱って伸びることは100%ない。

 引用元:DIAMOND online【出口治明】集中力の限界は何時間?サイエンスではすでに答えが出ている https://diamond.jp/articles/-/269747

 

と言われています。

 

このようなことを踏まえ、私がこの半年間、息子の育児について学んだ結果が指し示していた一歩が、子どもが良くないことをした場合、叱るということはせず、穏やかに子どもにわかる言葉や表現で意見するということでした。

 

私も以前は、物の善悪やコミュニケーション能力もおぼつかない子どもに、親が叱らずにうまくいくはずがないと思っていました。

 

でも、やはり、それは誤りでした。

 

それでは、我が家では、毎日の育児方法をどのように変えたか、以下の図1に概略を描いてみました。

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「必要であれば体罰も容認の躾」から「対話による教育」へ変えたんですね。

 

実際にやったことは、「具体的に褒める」ということで、例えば、ご飯を全部ピカピカに残さず食べた時に‟ひろくん、ご飯ピカピカですご~い!!はなまるやなぁ!さすがまつ組さんは、ちがうなぁ。”という感じです。

 

ちなみに「まつ組」さんというのは、年長さんで息子がお世話になっているクラスの名前です。

 

また、逆に失敗した時は、まず、失敗した時の不安を解消する言葉かけをしてから失敗をリカバリーする方法を教えています。

 

例えば、先日も食事中にコップをひっくり返して、飲み物でテーブルも床もびちょびちょと言う感じになった時がありました。

 

そのような時には、

 

‟大丈夫だよ!ひっくり返してびちゃびちゃになったら、布巾を持ってきて拭けばいいだけ!一緒に拭いてくれるかなぁ?

 

という感じで、息子と一緒に綺麗に拭き終えたら

 

‟ひろくん、ピカピカや!さすがまつ組さんやなぁ、すごいなぁ!”

 

パパ、見て!ひろくんピカピカ!

息子はニコニコして得意になっています。

 

そして、それからは今回のようにコップをこぼしたり、食べ物をこぼした場合でも、普通にすぐに布巾をキッチンから取ってきて拭いてくれます。

 

こんな感じで失敗しても褒めることに繋げることで、こどもにどのような場面でも安心感を与えることにより、親への信頼感を強めることになると感じています。

 

成功しても褒められる、失敗してもリカバリーできれば褒められるというような、どっちに転んでも褒められる毎日の積み重ねが、自己肯定感の醸成に繋がるのではと考えています。

 

でも、この方法で失敗する時がたまにあったりします。

 

どのような時かと言いますと、親が忙しい時体調が良くない時に、子どもが失敗した場合、つい“何をしたの?”とか“ふざけてばっかりいるからそうなるんでしょう‟等々、感情を言葉にしてしまった時です。

 

私がこのような言葉を第一声に発したら、もう後は、息子は、黙り込むか爆泣きになります。

 

これは、完全に親の失態ですね。

 

でも、このようなことを言ったら親失格なのかも?ですが、正直、私も人間なので体力も限界近くになると、気をつけているつもりでも、たまに余裕がなくなり、ついこのようなことが起こってしまうんですよね。

 

そのような場合どのようにしているかと言いますと、息子が落ち着いた時を見計らって、正直に理由を話して謝ります

 

そうすれば、機嫌を直してくれます。

 

最近では、このような失敗は、ほとんどないのですが、忘れたころに‟やってしまった!”ということもまだあります。

 

日々、修行ですね。(恥;)

 

つくづく、余裕というものを持つ必要性が子育てには言葉で表せないくらい大事なことと身に染みて感じています。

その2 遊びも家事も可能な限り親子で楽しむ

我が家の子育ての方針は、子どもを授かった時に妻と相談して、子どもが自宅にいる時は、母親か父親のどちらかは、絶対に一緒にいるようにしようと決めていました。 

 

この方針は、今も変わっていません。

 

ということで、息子が2歳半までは、いつも母親が息子のそばにいるようにしていました。

 

 息子が2歳半からは、妻が以前の職に復職し、私がこれまでの仕事を退職してバトンタッチで息子のそばにいます。

 

私の1日の家事育児は、家族の食事の準備、息子の弁当の準備、洗濯、布団の上げ下ろし、息子の送り迎え、自宅の内外の掃除、花壇や植木の水やり、買い物等々、ほとんどが家事で埋まってしまいます。

 

妻からチェンジしたての頃は、妻の大変さや苦労が身に染みてわかりました。

 

こんな感じなので、息子が家にいる時は、せいぜい1日に1時間程度しかかまっていませんでした。

 

それでも、 子どもが自宅にいる時は、いつも親がいる。

 

これだけで、子どもに寂しい思いをさせず、子どもが安心でき、子どもと良い関係を築くことができると思っていました。

 

でも、これも誤りでした。

 

この部分に関しても、考え方を一新しました。

 

どのように変えたか?

 

息子が自宅にいる時は、自分に関することは原則、スパッと止めて息子と一緒にいろいろなことをしよう!と決心したんです。

 

そのようなことで、家事は、息子と一緒にし、天気の良い日は、近くの公園で鬼ごっこや、息子のお気に入りの砂場で山を作ったり、トンネルを掘ったりして砂遊びを楽しんだりしています。

 

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また、4歳半から始めたケッターサイクル(ペダルが付いていない幼児用の自転車)も、天気の良い日に一緒に練習しているうちに、乗り始めから三カ月くらいで、ペダルをこいで10mくらい走っては、止まってというおぼつかない感じではありましたが乗れるようになりました。

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それからも私は、息子の横を歩いて自転車の乗り方を見て、道路では真ん中を走らない、曲がり角や交差点では、必ず大きな声で‟はい、止まりましょう!”と言ったりしているうちに、1週間くらい経つと、もう自転車と子どもの体に一体感が見えました。

 

子どもは、興味を持つと本当に速くできるようになりますね。

 

驚きです。

 

今では、息子が自転車で外出する時は、私も自転車に乗ってついていきます。

 

坂道でのブレーキのかけ方や、危ない箇所を教えたりしていたのですが、もう一人前に4、5kmくらいは走ります。

 

このように息子と積極的にかかわる毎日に変わり、息子は見る見る変わっていきました。

 

その変わった多くの内容のうち、特に目立って大きくかわったところは3つありました。

 

最初に劇的に変わったのが、トイレです。

 

これまで、大小どちらもトイレがうまくいかず、自宅では紙パンツ、幼稚園では、毎日おもらしのズボンとパンツを持って帰ってくる毎日でした。

 

それがある日、息子が“ひろちゃん、トイレでう〇こする”と言ってきたんです。

それ以降、大きいほうの心配は、全くなくなりました。

 

小さいほうも、外出先している時でも、しっかり“ひろちゃん、シッコもれる”と意思表示ができ、最初は、トイレで自動で水が流れるのを怖がっていたんですが、今では、平気でできるようになりました。

 

次に変わったのが、食事です。

 

毎日いろいろ試行錯誤して息子の食事を用意するのですが、どうしても食べ残しがあり悩みの種の一つでした。

 

これが、息子を食事作りに参加させることによって、状況が大きく変わりました。

 

例えば、ご飯炊き。

 

息子が、私がお米をとぐところを見ていてやりたそうにしていたんですね。

 

そこで、私が“やってみる?”と息子に言ったら、息子は、嬉しそうに“やるやる!”と超ノリノリだったので、息子に、ご飯のお米をざるに入れてお米をとぐやり方を教えてお願いすると、喜んで一生懸命やってくれました。

 

私的には、この時はまだ、息子が喜んでお手伝いしてくれたくらいにしか思っていませんでした。

 

でも、この後、息子に関して想定外のことが起きたんです。

 

妻も帰宅し、夕食時になって、炊きたてのご飯を食べる時に、息子が嬉しそうにニコニコしながら“ママ、今日は、ひろちゃんがご飯作ったん”と言いました。

 

妻も私も“美味しいね!”と言って息子のお米とぎをしてくれたご飯を食べていると、さらに得意げに、自分も一生懸命食べて、完食です。

 

その他にも、餃子を一緒に作った時も、同じです。

 

とにかく、自分で少しでもご飯づくりに参加したしたものは、自分が作ったものになり、残さず食べてくれます

 

ということで、考えたのは、息子は野菜を残すことが多かったので、リスキーなこととはわかっていたのですが小松菜をまな板で包丁を使って切らせてみました。

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勿論、まず包丁の構造を説明し、使い方をやってみせてやらせましたが、手を切って大事になったら大変なので、私が横にしっかりくっついて終始、危ない使い方をしないか目を光らせていました。

 

本人は、楽しくて興味津々で切っていましたが、この時ばかりは、私の方が緊張しました。

 

このお野菜は、豚肉と出汁と炊いて夕食に出したのですが、言うまでもなくペロッと完食です!

  

そして、最後にもう一つ。

 

さらに変わった所は、夜の寝る時間です。

 

以前は、息子は、夜の9時になっても、なかなか寝てくれませんでした。

 

それが、息子と一緒にいろいろやっていると、やはり刺激が多かったためか夜8時頃には眠たくなって、自分から歯磨きをして、“パパ、仕上げ磨きして~”と言ってきて、終わるとすぐに寝てしまいます

 

このような息子の変化を目の当たりにし、つくづく子どもの成長を伸ばす子育てというものは、親が子どもの横にいて、子どもの話を聞いているだけでは、なかなか築くことができず、やはり、実際、子どもと多くに関わり、一緒に行動して時間を共有することが重要なんだなぁということを学びました。

その3 親が学ぶ7割・子に教える3割

子育てを始めて経験してまだ6年目に入った所ですが、この5年をあらためて振り返って強く感じることは、子どもの成長を伸ばす子育てをするためには、子どもについてあらゆる視点から、子どもを捉えることが必要ということでした。

 

しかも、その視点は、身体的な仕組みや発達に伴う身体の成長状態の把握など物理的な視点や成長過程に伴う自我の変化、人格形成などの心理的な視点といった異なった次元ごとに同時に見ていく必要があると思いました。

 

息子をこの5年間見続け、この現状把握の程度、質が子どもに様々なことを教える段階で子どもの成長に影響するように感じました。

 

私は、息子に言葉を教える、息子の“これ何?”に答える、危険を避けることを教える、世の中でやってはいけないことを教える等々、一見、私が息子に教えることは、山のようにあり、私は、自分が持ち合わせている知識や経験などをせっせと提供することに終始していた感じがします。

 

しかしながら実は、子どものより良い成長を考えた場合、何よりもまず息子のことを客観的によく知ったうえで、教えるべきことの伝え方を息子にぴったりなオーダーメイドの方法を考え、息子にアドバイスし、考えさせ、選択させるということが、息子にとって良い子育てになるのだと思いました。

 

その為には、息子に1つのことを教えるためには、私は、それをどのようにして教えれば、息子の成長の糧となるのかを考えた場合、その準備には、息子が学ぶ倍以上の時間がかかります。

 

その意味合いで、“子に教えるが3割、親が学ぶが7割!”としたのは、実際に息子に教える労力を3割とした場合、私がその前準備として自分の息子に最適な教え方を研究する労力が、その倍以上の7割くらいになっていたということなのです。

 

もちろん、この比率は、子ども毎に違ったものになると思います。

 

アドバイスごとでも、この比率は変わると思います。

 

それでも、個人的には、親は子どものために、これぐらいのパッションをもって日々、わが子と時を過ごすことが、親子の底に、目に見えない太い絆が、親も子も意識しないまま出来上がっていくような気がします。

 

親が子育てで一番気をつけるべきことは、親が元気で余裕があること

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最適な子育て方法を知っていても、親自身が疲れ切っていたり、いつも多忙を極めていたりすると、子育てはうまく行かないのではないでしょうか?

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幼稚園でのお母さんの雑談で、“わかってはいるんですけど、もういっぱいいっぱいで、つい頭ごなしに叱ってしまうんですよね。”とか、”何回言っても、毎回同じことの繰り返しで、くたくた。つい、私自身がイライラしてしまって・・・”ということ等々をよく耳にします。

 

私も含めて多くの皆さんも、わが子の子育てについて何が良くて何が良くないか?ということは、本当は、わかっているのだと思います。

 

でも、親も生き物なのです。

 

我が子のためなら、岩をも貫く!といった熱いお気持ちを持たれている方もおられると思いますが、やはり、人間の体力には限界があり、それを押して続けていると疲労し、そのしわ寄せが、必ず子育てに出てくると思います。

 

そう言う私も、妻から息子の子育てのメインをバトンタッチし、長いサラリーマン時代から専業主夫・育児になり、しばらくすると、やはり孤独になりました。

 

お母さんなら、幼稚園や保育園つながりでママ友ができたり、PTAに参加する場合でも違和感なく参加できると思うのですが、男性となるとやっぱり無理があるんですね。

 

そんな、悶々としていた時に、以前、副業でお世話になっていた所から偶然、電話でオファーがあり、息子の育児や家事に影響のない夜の時間帯ということもあって働くことにしたんです。

 

夜と言っても、21時から深夜1時までの仕事で、今流行りのグランピングのスタッフです。

 

時間的にも往復の通勤時間を合わしても5時間だし、まぁ大丈夫だろうと始めました。

 

でも、3年目に入った頃から、自律神経失調症、胃炎、五十肩、ばね指と次々に体調不良になり、今までのツケが回ってきました。

 

体調不良の時でも、息子はお構いなしに1分に1回‟パパ~”とくるのでイライラも慢性状態。

 

これではいけないと思ったのが、今から1年前の息子の子育てが何か違うと感じた頃です。

 

やはり、私も体力の限界という乗り越えられないものがありました。

 

当たり前なのですが。

 

それ以来、週に1回は、妻の祖父や姪っ子のところで預かってもらい、妻の都合がつく時も子どもの相手をしてもらうというヘルプをもらって、今は何とか解消しています。

 

やはり、睡眠の切り崩しは、体調を崩し、その結果、子育てにも響いてくるので、キツイ!と感じ始めたら頼れる第三者を普段からキープしておくことは必要だと感じました。

 

まとめ

この1年間は、私の子育ての中での大転換の時期でした。

 

以前まで信じで疑わなかった私の子育ての考え方、‟叱って褒める、家には怖い存在が必要”は、見事に崩れ、体力の限界を知り、1年間の子育てについての学びなおしと実践を踏まえ、親としても子育ての階段を一段上がったような気がします。

 

これからの子育ては、叱らず、上手に褒めて子どもを伸ばす

 

このことは、今や科学的にも明らかにされたスタンダードです。

 

また、子どもの成長を促進する子育ては、ただ単に同じ場所にいるといううことだけではなく、こどもと関わり、同じ時間を過ごすということが大切なのではないかと感じました。

 

 そして、私自身何より、子育てをリードする親自身の忙しさや体力について、自分の限界を自分自身がしっかり認め、疲れた際に助けてくれる協力者を作っておくということの大切さと有難さを実感しています。

 

親なら、子どもが大きくなってどのような未来でも、柔軟に幸せに生きていける子どもになるようにと願いながら子育てをされていると思います。

 

そのような子育ては、親が一生懸命子どものために学び、子どもに教えるということはもちろんですが、それを実現するために多くの協力者の助けがあって、はじめてできることではないでしょうか。

 

家族の他に近所のおばちゃんやおじいさんが子育て参加していた昭和時代から、そのようなことがほとんどなくなり、個の時代と呼ばれている今の時代ですが、時代が変わっても、新しい形で‟子育ては、親が育てる、社会が育てる”は変わっていないのではないかと思います。