50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

2023年春、学びの散歩【兵庫県立人と自然の博物館】は、自由研究のヒントがいっぱい!子ども向けセミナーも凄かった。

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※当記事の博物館内写真掲載は、事前に「兵庫県立人と自然の博物館」より許可取得済み

小学校低学年くらいの子どもと一緒に、自然について知ることができる楽しくお出かけできるところと言えば、皆さんはどのような場所を思い浮かべますか?

 

我が家でも気候も良くなってきたので、息子と一緒に春のここちいい陽気の中、お出かけをしようと試しにネットで検索してみると、やっぱり圧倒的に動物園、植物園、体験型公園などが出てきました。

 

ん~、近場では行ったことろばかりで、今一つ。

 

そんな時に、息子のお友だちのママさんから、お勧めを聞きました。

天気も良さそうなので、息子とお出かけをするのにどこかいいとこないですか?

うちは、息子が「ひとはく」がお気に入りなので、よく行きますよ。

ひとはく?

「ひとはく」は、兵庫県立人と自然の博物館のことなんです。

博物館ですか。。。
博物館って、静かに見学っていう感じがしちゃうので、ちょっと、うちの子は無理かも?

ひとはくは、「人と自然の共生」をテーマにした珍しい博物館。
展示ブースも充実しているんだけど、博物館の先生と一緒に楽しく工作をするコーナーや、触って学べる展示ブースがあったりと毎回楽しんでいますよ。
うちの子も、結構ガチャガチャしてるけど全然大丈夫。

>そうなんだ。だったら、うちの息子も連れってってみようかな。

 

博物館と言えば、とにかく静かにして、多くの展示品を見て回るという所という印象を持っていました。

 

でも、「ひとはく」だったら大丈夫かも?と思ったので、「ひとはく」と呼ばれている兵庫県三田市にある「兵庫県立人と自然の博物館」にお出かけしました。

 

今回は、自宅から車だったのですが、公共交通機関であれば神戸電鉄公園都市線フラワータウン駅で降りて徒歩5分の所にあります。

 

実際行ってみて、人と自然の博物館という名前のとおり、人と自然の関りを軸とした植物、昆虫、動物、石など様々な展示がありました。

 

そして、息子のお友だちのママさんが行っていた通り、息子もとても楽しかったようで、大満足。

 

今回は、お昼からのお出かけだったのですが、気が付けば時間は、閉館前でした。

 

ということで、「ひとはく」のちょっと他の博物館とちがった、ここが面白い、ここが凄い!と感じたことを中心に紹介したいと思います。

「ひとはく」の超おすすめ理由3つ。

私が「ひとはく」をおすすめする理由は、展示の数が多いのはもちろん、その種類が多いことや、子どもに人気の充実したセミナー、そして何と言っても高校生以下無料という博物館にはありえない低価格の3つです。

その1、バラエティーに富んだ展示と子どもが飽きない仕掛け

ひとはくの展示は、6つに分かれています。

常設展示は、昆虫標本から恐竜化石、環境史など多種多様

常設展示は、200万点から選定展示された昆虫標本や1万点から選定展示されている鳥の剥製から河川の魚の生態、私たちの暮らしの変化に至るまで多種多様な膨大な展示がされています。

まず最初は、3階から1階にかけて順番に展示を見て回りました。

【日本最大級の江田茂昆虫コレクション】

本館3階にある博物館入り口を過ぎてすぐのナチュラリストの幻郷ゾーンに貴重な昆虫標本がずらりと展示されています。

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この昆虫標本は、昆虫収集の大家として知られる故江田茂氏のコレクションの一部約27万点を兵庫県が阪神大震災後買い上げたものの部分展示です。

【森と里ゾーンの動く台場クヌギと野島断層ジオラマに興味津々】

北摂の台場クヌギの展示を見て、小学生の頃、山にカブトムシやクワガタを朝早く取りに行った時のことを思い出しました。

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クワガタ好きの息子も回転する台場クヌギを見て、興味津々で何度もボタンを押してじっくり見ていました。

 

私的には、台場クヌギが動いたらミンミンゼミやヒグラシの鳴き声の音声が流れるのが、何ともいい感じです。

 

この台場クヌギの動画を撮っている時も、息子ぐらいの年頃の男の子が集まってきて息子同様、興味津々で、この動く台場クヌギを見ていました。

 

男の子は、やっぱりクワガタ、カブトムシが気になるんでしょうね。(^▽^)/

 

台場クヌギの次に息子は、お隣に展示されている兵庫県南部地震の時に大きく動いた野島断層のジオラマの所に行きました。

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息子の最近の大好きベスト3の3番目が地震。

 

起こっても経っては困るのですが、たまに地震でガタガタした時には、もう大騒ぎ。

 

この野島断層の動くジオラマを動かしてみて、興味深そうに何度も見ていました。

【人と自然ゾーンで環境問題を考える】

地震の展示の隣の人と自然ゾーンに移動。

このゾーンで一番目を引くのは、おびただしい量のペットボトルの山。

いったい何なのだろう?と思い説明を見ると、標準的な5人家族が1週間に使う水の量なんだそうです。

 

水の他にも、5人家族が1週間生活するために必要ないろいろなものが展示してありました。

 

突然の災害時には、水だけでもこれだけ備蓄が必要なんですね。

 

保管する場所だけでも大変そう~。

 

そして、そのペットボトルの前にこんなパネルが置いてありました。

ん~5R。

これからの時代、大切な考え方だとあらためて思いました。

 

この展示のすぐ隣に、アースシアターという収容人数60席のミニ映画館がありました。

この映画館は、15分ほどの自然に関する動画や、子ども向けのデジタル紙芝居が上映されています。

 

ご興味のある方は、毎日は上映されていないので、あらかじめ上映プログラム、上映日時を確認してからの来館をお奨めします。

 

但し、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みは毎日午前、午後1に1回ずつ上映されるとのことです。

 

アースシアターへの入場は、以前は混みあう連休などでは、整理券が発行されていたみたいですが、2023年5月2日にひとはくに問い合わせたところ、先着順ということでした。

 

今回は、残念ながら何も上映されていなかったので、次回はきちんと事前に確認してアースシアターに息子と行ってみたいと思います。

【兵庫の恐竜化石】

兵庫の恐竜化石ゾーンでは、2004年5月に淡路島の洲本で発見され、2021年に命名されたヤマトサウルス・イザナギイの化石や、2014年に親族新種として「ひとはく」から発表されたタンバティタニス・アミキティアエをはじめ、貴重な標本がずらりと展示されています。

 

タンバティタニス・アミキティアエは、発表当時に新聞に大きく取り上げられ、通称「丹波竜」としても話題になりました。

上の写真は、タンバティタニス・アミキティアエの説明ゾーンで、骨格図の中の青色の部分の化石が発見されました。

その他にも、恐竜の骨の化石を実際に手に持ってみることができる展示もありました。

結構ずっしり重たかったのですが、何とか息子でも持つことができました。

 

その他にも、ギネス認定された世界で一番小さい恐竜の卵化石など大変貴重なものばかりが展示されていました。

 

ギネスの認定書です。

【化石工房を経て水生生物の世界ゾーンで魚の社会を知る】

エレベーターで2階に降りると、大きな美しい珪素化木の標本が置いてある化石工房の前に出ました。

 

真上から見たら、しっかり年輪を見ることができますね。

珪化木は、材質は二酸化珪素(シリカ)という物質からできています。

 

石でいうと、石炭とか水晶の仲間ですね。

 

膨大な時を経て、土中に埋もれた木にケイ酸が地下水とともに浸み込み、二酸化珪素に変わって腐敗せずに原型が保たれます。

 

珪化木は、日本でも広い範囲で産出されていますが、こんなに大きくて美しい珪化木の標本は、初めて見ました。

 

ちなみに、地学好きの私の自宅にも、ささやかながら珪化木の標本があります。

 

息子は珪化木には見向きもせずに、水生生物の世界ゾーンの前に展示してある大きなナガスクジラの骨格標本とアオザメの頭部標本の前をいったりきたり。。。

 

クジラとサメは、息子の最近の大好きベスト3の1番目の海の生き物なので、10分くらいじっくりご満悦。

 

息子は妻にまかせて私はその間、渓流のイワナやアマゴの生態について興味深い展示があったので、こちらもじっくり見ていました。

イワナの優劣の差は、一番わかりやすいのは、体の大きさです。

イワナは、最初に出会った魚同士で追い回したり、つついたりして力の優劣を確認しあい、序列が形成されます。

 

その序列に基づき、自分の餌場のエリアが厳格に確定されます。

 

当然、良い餌場は、一番強いイワナが占有します。

 

それでも、序列の低いイワナもそれなりに餌を得ることができるようになっているようです。

 

イワナの社会では、体の大きいイワナは、生きていくために必要な餌の量も多くなるので、このような社会になっているのかもしれませんね。

 

食べている餌も展示してありました。

 

体の大きい成魚イワナの餌です。

餌は、上流からどんどん流れてくる餌を食べています(流下採餌)。

カワゲラやカゲロウの幼虫の他、多くの水生昆虫が見られます。

 

これに対して、体が小さい成魚ヤマメの餌は、川底にある餌を食べます。(底生採餌

アマゴもイワナと同じ生態傾向が見られるのですが、イワナとアマゴが混在した場合は、ちょっと話が変わってきます。

 

平均的に、イワナは、アマゴより体長は大きいものが多く見られます。

 

そういった状況下では、意外にもイワナより体長が小さいアマゴが流下採餌を示し、自分より体長が大きいイワナに底生採餌が見られることが多いです。

 

この生態は、未だに謎です。

参考文献:令和2年5月29日 科学研究費助成事業 研究成果報告書

     「在来種の排除を伴わない移入種定着の影響:資源分割を介した生産構造の改変」

     愛媛大学理工学研究科(理学系)井上幹生教授

    https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-17K00646/17K00646seika.pdf

【ブナ林のジオラマを通り抜け、地球・生命の大地へ】

化石工房の横からブナ林のジオラマを見ながら通路を進むと、眼下にマンモスのような大きな動物の骨格標本と化石の展示が見えました。

 

 

1階に降りて、先ほどのマンモスのような動物は、世界に10体ほどしかないアメリカマストドンと言われるアメリカ北部に生息していた太古のゾウの骨格標本です。

その他にも、恐竜やアンモナイト、シダ類などの植物化石も多く展示されていまhした。

この展示の外側には、世界の木々や木材が展示されていて、それぞれの木材の特徴が実物を触ってわかる様々な展示がありました。

 

木の種類によって、同じ体積の木でも重量が違うことをバネにつるされた木を見て

、手で触ってみて感じたり、

 

木の種類の違いによって、ぶつかった時の木の音の違いを聞いてみたり

 息子も結構楽しんでいました。

 

そして壁側には、木の種類がわかりやすいように整理して展示され、大きな板状根の植物も見られました。

 

屋久杉の年輪部分に時代が書いてありました。

その樹齢約2000年弱。

人間の有史をこの屋久杉は、ずーっと眺めて来たんですね。

この様な板状根の植物は、以前八重山諸島の西表島に行った時によく目にしました。

www.netikikata.com

 

【常設展示の最後は、地球の中身とラフレシア標本】

そして、地球の仕組みの展示コーナーです。

 

このゾーンは、息子にとってちょっと難しかったようで、変わった石がならんでいるだけといった感じでした。

 

地学好きの私にとっては、とても興味を魅かれる展示でしたが。。。

 

それでも、とりあえず仕掛けのある展示は触ってみる息子。

 

地磁気を目で見て考える動く模型をとりあえず触ってみたんですが、”よくわからな~い”とすぐに最後の「共生のゾーン」へ行ってしまいました。

 

やっと最後の常設展示の共生の森ゾーンへ行ってみて、息子がラフレシアの標本を見つけ、”見て見て!これ前に見たことあるやつ!”と自慢げな表情。

昨年、京都府植物園に行った時に温室の入り口に展示してあったラフレシアの標本を思い出したようでした。

 

【企画展】六甲山のキノコ展で国内絶滅種とされていたタヌキノショクダイを見学

企画展は、期間限定で展示されるテーマ展示です。

 

今回の企画展は、息子の最近の大好きベスト3の第2番目のキノコが大量に展示されている「六甲山のキノコ展」だったので、実は、これが目当てでお出かけしました。

 

その甲斐あって、息子もテンション上がりっぱなしでした。

 

かぶりつきです。

 

特に、この三強毒キノコを見て、もう絶好調の息子。

 

横を見てもキノコだらけ。

 

その後、息子は、キノコの説明ボードを見ながらおおまかな説明もしてくれました。

 

こちらの説明ボードも勉強になりました。

 

展示で面白いと思ったキノコは、イカタケとカメムシタケという冬虫夏草の仲間。

 

冬虫夏草は、漢方でも重宝される貴重なキノコです。

 

そして、2010年に国内においては絶滅したとされていたコウベタヌキノショクダイは、貴重な標本です。

コウベタヌキノショクダイは、非常に小さなキノコで、絶滅したと言われていましたが、2021年神戸大の末次研究室の研究員が三田市内の山中で採取したキノコの中からコウベタヌキノショクダイを発見し、2023年2月にその存在が明らかにされました。

【ひとはくサロンで巨大昆虫模型で遊んだ後、ちょっとお勉強】

ひととおり展示を見学したので、4階のひとはくサロンでちょっと休憩。

息子は、早速、


巨大昆虫に興味津々。

 

5分ほど遊んだ後は、妻と一緒に何やら備え付けのタブレット端末で、あらかじめ入っているコンテンツをいろいろいじって見ていました。

 

【隣接の休憩エリアには、鉱物標本がいっぱい】

パソコンを終えた息子は、隣にある休憩エリアで飲み物を買ってしばし休憩。

 

私は、その間すばらしい鉱物標本がずらりと展示されていたので、じっくり見学していました。

 

まだまだありましたが、このへんにしておきます。

 

ちなみに、ここのトイレなんですが、そこにもずらりと鉱物標本が展示されていました。

 

【図書コーナーは、専門書が約6300冊】

息子は休憩した後、妻と一緒に図書コーナーへ好きな本を探しに行きました。

 

ここの図書は、専門書の他にひとはく研究者の研究紀要もあり、私も興味深く拝読させてもらいました。

 

また、この隣には、ミュージアムボックスと呼ばれている現物標本、模型、図書、冊子などが入っているボックスを貸し出し、実際に手に取って観察できるサービスがあります。

 

このボックスに入っている標本のミュージアムボックスに付加されているIDNoをタブレット端末で選択することによって、その標本に関する情報コンテンツが表示される仕組みになっています。

 

その2.子どもに人気の充実したセミナー

ちょうどその日は、化石のレプリカづくりのセミナーがありました。

人気セミナーなので、整理券を発行していました。

www.instagram.com

息子は、参加しないと言ったので今回はパスしました。

 

【一般セミナー】

ひとはくでは、年間を通して大人から子どもまで参加できるセミナーを2023年度は、119講座を開講しています。

 

講師は、博物館の研究員等の充実した専門家が担当し、どの講座も人気です。

 

セミナーの種類も、野外観察、ハイキング、実習、座学、オンラインとバラエティーに富んでいます。

 

(受講には、数百円~千円程度の参加費が必要です。オンラインセミナーは無料)

2023年度の受講内容、申し込み詳細は、以下のセミナーガイド2023」をご参照ください。

https://www.hitohaku.jp/seminar/hitohaku-seminar/seminar-guide2023.pdf

 

特に夏休みには、子どもの自由研究にもなるので定員いっぱいになる講座も多いです。

事前にひとはくのwebページかE-mailまたはFAXで申し込みが必要です。

【教職員・指導者セミナー】

また、教職員や保育所職員、環境体験学習を指導されている方向けにも、専門のセミナーが夏休み期間中に開催されています。

2023年度は、7月25日(火)~28日(金)の9時30分から16時30分の間

期間中23講座の中から選択

 

申し込みは、ひとはくホームページからお願いします。

第一次申し込み締め切り日:6月15日(木)

申し込まれた方の受講決定通知は、7月上旬に学校等に発想の予定。

定員に満たないセミナーに関しては、7月6日(木)が最終締め切り、受講決定通知は、7月下旬にメールにて通知の予定。

【オープンセミナー】

予約なしの当日参加ができるセミナーです。(事前予約も可)

2023年度は、年間31講座開催されます。

 

詳細は、前述「セミナーガイド2023」をご覧ください。

【大学院公開セミナー】

博物館に併設する大学院(兵庫県立大学 環境人間学研究科共生博物部門)への進学、入学者及び博物館での研究活動や野生動物管理の実践に興味がある大学生や一般社会人向けセミナーです。

2023年5月20日(土)13時~15時30分開催

申し込み先:https://www.hitohaku.jp/shizenken/

 

※各セミナーの情報出典元:兵庫県立人と自然の博物館 セミナーガイド2023

 

セミナーの他にも、4つのイベントが開催されています。

  ・月の第1日曜日は、Kidsサンデーと呼んでいる小さな子供たちも季節の自然を感じながら楽しめるプログラムを用意。

 

  ・日替わりで時間を決めて、グループごとに展示解説をスタッフが行う館内ツアーを毎日実施。

 

  ・アースシアターで20種類あるデジタル紙芝居の中から選んで土日祝に上映。

   (春休み、夏休み、冬休み中は、平日でも上映)

 

  ・工作や遊びのをスタッフが一緒になって行う「フロアスタッフとあそぼう」を土日祝に実施。

学びの散歩兵庫県立人と自然の博物館のまとめ

今回のひとはくお出かけは、息子の最近の大好きベスト3がすべて含まれていたので、

息子も大満足。

 

息子のお友だち同様、リピーター確定です。(^▽^)/

 

博物館で年齢、学歴に関わらず、このような双方向の楽しみ方、学び方がやる気一本でしかも、ほとんどボランティアのようなリーゾナブルな金額で実現できるひとはくは、ありがたいです。

 

このように生涯学習を視野に入れたすばらしいひとはくですが、実は、この先がもっとすごいんです。

 

ひとはくは、毎年2月11日に「共生のひろば」という研究発表会が開かれます。

 

この研究発表会に参加する資格は、なんと、プロ・アマ関係なく、年齢も研究内容次第で可能なんです。

 

公立博物館で研究発表するというと、普通は、どこかの大学や学会に所属していて論文を書いてというような感じだと思うのですが、ハードルをぐっと下げ研究は継続していくものという風土を築く意志を強く「ひとはく」から感じます。

 

また、かつて世間を賑わせたヤマトサウルスも丹波竜も発見者は、アマチュア研究家だったということも、ひとはくのこのスタンスが培われてきた要素の一つのような気がします。

 

このような参加型博物館は、日本を見渡しても数が少ないのではないかと思います。

 

私自身も今後は、積極的にこの「ひとはく」に参加していきたいと思いました。

 

近い将来、息子にもこのひとはくで自分が興味を持った研究の発表ができたらいいなぁと親の勝手な思いが頭をよぎっていきました。

 

次回は、是非今回時間の都合上見学できなかった別館のひとはく恐竜ラボやコレクショナリウムにも是非行きたいですね。