冬のシーズンは、特にあかぎれが絶えないボイジャーです。
食器の洗い物などで温水を使ったり、度々の手洗いで突然、痛っ!ということが日常茶飯事です。
手袋をすればいいだけのことなんですが、忙しいと、つい素手でやっちゃいます。
もともと、親からの体質遺伝もあって、皮膚が強いほうではなく、超敏感肌なんです。
よく、女性の方は、お肌のお手入れで、いろんなスキンケア用品を使われていますが、男の私には関係ないものと思っていました。
でも、妻から”男の人でもスキンケアをきちんとしないと、皮膚のバリア機能が弱くなって病気になりやすくなるよ。”と言われ、きちんとスキンケアをすることにしました。
早速、近くのドラッグストアに行ってスキンケア用品を買ってこようと思ったので、妻に何がおすすめか聞くと、いくつかの候補を教えてくれました。
今回は、その中からニュートロジーナという製品を選びました。
早速、ドラッグストアに買いに行ったのですが、何とこの製品、種類がいっぱい。
お店の人に、とりあえず聞いたのですが、結局は、自分の肌との相性とか、好みで選ぶ所が多いようでした。
そんな感じで、その時は、結局、買わずじまいで自宅に戻りました。
スキンケア製品のおすすめをChatGPTに聞いてみた
一旦仕切り直し、ちょうどいい機会なので、ちょっと前から気になっていたAIのChatGPTに、スキンケア製品のおすすめを聞いてみることにしました。
ChatGPTは、アメリカにあるOpenAIという非営利団体が開発したAI(人工知能)です。
ChatGPTという名称は、正式名称ではなく、OpenAIが開発したGPTモデルの俗称です。
GPTとは、「Generative Pre-trained Transformer」の略称であり、OpenAIが開発した自然言語処理のためのニューラルネットワークモデルのシリーズです。GPTは、トランスフォーマーという深層学習モデルの一種を基盤としており、大量のテキストデータを用いて自己教師あり学習を行い、自然言語処理タスクにおいて高い性能を発揮することができます。
GPTは、2018年に最初のモデルGPT-1が開発され、2019年にはより大きなモデルである"GPT-2"、2020年にはより大規模なモデルである"GPT-3"がリリースされました。
GPTは、主に文章生成や文章補完などのタスクに利用されます。特に、GPT-3では、多様な自然言語処理タスクに対して優れた性能を発揮し、人間に近い文章生成能力を持っていると評価されています。
しかしながら、現在のChatGPTがどのGPTモデルを採用しているかどうかは、明らかにされていません。
開発者に関しても、多くの国から参加されているものの、具体的にどこの国から参加しているのかは、明らかにされていません。
参照:ChatGPTへChatGPTについて質問したChatGPTからの回答
早速、ChatGPTにおすすめのスキンケア用品について尋ねてみました。
質問は、”敏感肌のあかぎれに、一番お奨めのスキンケア製品を」教えてください。”と入力し、ChatGPTからの回答は、これ。
お奨め5つが出てきました。
最後の”あかぎれが重度の場合は、・・・”のフォロー付きです。(^▽^)/
1の、アベンヌクレンジングミルクは、赤ちゃんでもOK のコピーでスキンケア部門でいつも上位にランキングするフランスのメジャーな製品ですね。
今回、ドラッグストアにニュートロジーナを買いに行った時も、すぐ横にありました。
この製品は、ミネラルをバランスよく含むアベンヌ村のアベンヌ温泉水が使われているそうです。
2のラロッシュポゼのクリームは、皮膚科のお医者さんも使っているのを見かけたことがあると妻が言っていました。
確かに、ラロッシュポぜの公式サイトにも、”世界で、90000人以上の皮膚科医が採用”と書かれていました。
でも、ターマリンクリームという製品は、見当たらず保湿クリームとしては、トレリアンセンシティブリッチという保湿クリームがありました。
40ml税込み4,400円
特徴としては、フランスのラロッシュポゼ村の湧水ラロッシュポぜターマルウォーターを配合。
3のシカペアクリームは、韓国の会社ドクタージャルトの人気商品です。この会社、今は、アメリカのコスメ会社の大御所エスティローダーの傘下に入っています。
この製品は、炎症抑制効果、美肌効果、肌修復効果が期待できるツボクサを配合しています。
50ml税込み3,000円くらいから。
4のセラベースモイスチャライジングクリームは、ネットで見ても該当がなく、おそらくアメリカのセラヴィモイスチャライジングクリームのことだと推定。
この製品は、アメリカの皮膚科医との共同開発されたもので、セラミドがメインの製品。
アメリカでは、普通に人気商品です。
340g税込み3,400円くらいから。
そして、最後の5に出てきました!ニュートロジーナノルウェーフォーミュラディープモイスチャ―ボディーローション。
ニュートロジーナは、アメリカの大企業ジョンソン&ジョンソンの製品です。
この製品は、純度99%のグリセリンを使用。
ドラッグストアで450ml税込み1,500円前後。
さて、5つのうちでどれがいいか?
まず、1のアベンヌクレンジングミルクは、スキンケア製品と言ってもクレンジングなので却下。
同じアベンヌでトリクセラNT フルイドクリームというのが、全身用保湿クリームでありました。こちらは、アベンヌ温泉水にセレクチオーズという独自開発した成分を配合したもの。
お値段は、200ml税込み3,520円、400ml税込み5,280円
スキンケア用品は、日常使いになるので、我が家では、1カ月3000円までの商品が必須条件。
ということから、1と2及び4は予算的に却下。
3のシカペアは、予算ギリギリなんですが、容量的にコスパが良くないので却下。
以上から、やはり妻のおすすめのニュートロジーナにすることにしました。
ニュートロジーナノルウェーフォーミュラも3種類
今度は、ChatGPTにニュートロジーナノルウェーフォーミュラのそれぞれの特徴について、聞いてみました。
回答がこれ。
途中でエラーになってしまいました。
どうも、ChatGTPの利用が混雑しているようです。
エラーが出ても、少し時間を置いて、画面下に表示されているRegenerate responseボタンをクリックすると続きを回答してくれました。
最新のCICA配合タイプの記載が出てこないので、このCICAタイプの製品について、ChatGPTに聞いてみました。
なんと、ちゃんと知っていたんじゃないですか。
次に、韓国製となっていたので、ちょっとひっかかり、そのあたりを軽くChatGPTに聞いてみました。
一応、公式サイトらしきページでも、※で韓国製ときちんと書いていたので、工場は韓国にあるらしい。
あと、もう一つ気になっていた、ノルウェーフォーミュラと言う名前とノルウェーの国旗のラベルがなぜついているのか?その由来について、ネットのどこを探しても出てこなかったので、ChatGPTに聞いてみました。
質問は、成分にノルウェー由来の植物が使ってあるのかも?という私の勝手な推測でChatGPTに聞いてみました。
やっぱり。
と一瞬ビンゴ!と思ったのですが、ChatGTPの回答をよく読んでみると、回答に出てきた4つの成分のもとになる植物は、どう考えても北欧に自生はしていないような気がしました。
それからしばらく、ネット上にそのような記述があるかどうか調べてみたのですが、見当たらず、仕方がないので、メーカーに聞いてみました。
問い合わせは、ジョンソン&ジョンソン 株式会社コンシューマーカンパニーに電話をかけました。
電話で、担当者の方に、”ニュートロジーナのノルウェーフォーミュラとノルウェーの国旗のマークは、どのような意味合いでつけられているのですか?”という質問をしました。
担当者の方は、”しばらくお待ちください”と一旦、電話を保留され、3,4分後に次のような説明を丁寧にしていただきました。
ニュートロジーナノルウェーフォーミュラのノルウェーという名称とノルウェーの国旗は、寒さが厳しいノルウェーの沿岸部で働く方々のスキンケアも万全にサポートできる製品という意味合いで付けられたんだそうです。
成分的に、ノルウェー由来の植物成分を使用しているということではないとのことでした。
ということで、ChatGPTの回答は、誤りでした。
ということで、結局は、ニュートロジーナノルウェイフォーミュラの3種類とも購入して試してみることにしました。
左から、最初に発売された青ボトルのディープモイスチャ―ローション、真ん中の赤ボトルのインテンスリペアローション、そして右が新発売のインテンスリペアCICAローションです。
CICAは、250mlになっていますが、450mlもあります。
450mlは、税込み3,000円くらいになるので、今回は、250mlでお試しモード購入です。
使ってみた感想
使ってみた感想は、基本的にどのタイプも前宣伝どおり、一晩立った翌朝の肌の状態は、しっとりもちもち感が実感できました。
そして、私のあかぎれ肌にいちばん相性が良かったのは、赤のニュートロジーナインテンスリペアローションでした。
すっかり、傷口もきれいになって大満足です。
さらに、CICA配合のグリーンのニュートロジーナインテンスリペアCICAローションを試してみて、こちらは、シアバターのようなローションの伸び具合で、赤のインテンスリペアより、さらにしっとりもちもち感がアップしているような感じがしました。
おすすめニュートロジーナをChatGPTに聞いてみたまとめ
今回ChatGPTが教えてくれたあかぎれ対策のクリームは、どれもきっと素晴らしいものだと思います。
化粧品は、値段なりという所もある感じがするので、きっといいんでしょうね。
でも、今回購入して試してみたニュートロジーナノルウェーフォーミュラは、3種類ともコスパがすごくよかったです。
あくまでも、相性があると思うので個人的な感想になりますが。。。
しばらくは、ニュートロジーナノルウェーフォーミュラをごひいきさんにしたいと思います。
そして、もう一つ。
今回、初めて試してみたChatGPT。
こちらの質問の仕方次第で、回答精度がかなり左右すると感じた一方で、高校レベルくらいまでの学校での勉強知識取得には、質問のスキルさえ多少磨けば、かなり実用的なツールになると思います。
でも、ChatGPTは、あくまでもツールなので、問題を丸投げして解決ができる自動販売機のようなものではないことを常に意識しておく必要があると個人的には思います。
その上で、これから益々アップグレードしていくであろうChatGPTや同様のAIを使いこなすための、質問スキルは、これからの必須能力になっていくと思います。
欧米では、この質問スキルを高めて的確な有益情報をChatGPTをはじめ、現時点で約200ほど存在するAIを操作するプロンプトエンジニアという職種も登場しています。
その年収は、高額クラスでは約40万ドルというものもあります。
これからの仕事は、大くのシーンでAIが活用される時代になると考えると、論理的思考に加えて研鑽された語学力が大きなアドバンテージの一つになると感じました。