50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

錦秋の奥京都、コロナ禍でも安心ゆったり癒しの大自然へ息子とお出かけ

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コロナ禍でも、人のいない癒しスポットを探しては、息子とお出かけ外遊びをしているボイジャーです。

 

夏の暑さが厳しかったせいか、庭のモミジの紅葉も今一つ。

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この今夏の暑さは、新聞には、秋の味覚の王様マツタケが、不作を通り越して凶作という記事が載るほど。

 

今年の紅葉は、いつもと違うのかなぁ~?と思いつつ、先週の土曜日は、朝から気持ちの良い青空が広がっていたので、天気の良い日は、やっぱり息子と、ど~こか遠くへ行きたい~♪虫がうずうず。

 

ということで、家族で京都府南丹市日吉町→美山町の芦生に行ってきました。

今日のお散歩行程と癒しのおすすめスポット

今回の息子とお出かけ行程はこんな感じです。

園部町から芦生までは、約50kmなので往復100km。

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①息子のレーシングカー製作と瑞風

ここは、癒しのスポットでも何でもないのですが、地元の図書室の主催でお話会レーシングカーを作るイベントがあったので、息子は、妻と一緒にお昼過ぎまで参加していました。

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図書館は、ちょうど明治国際医療大学の前にあるこの建物の1階にあります。

レーシングカー製作は、会議室を借りてやっていたようです。

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は、今回は妻に任せて、ちょうどトワイライトエキスプレス瑞風が、すぐ横を通過するので、息子のために撮影です。

 

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駅があるので、駅の端から撮影をしていたのですが、駅が小さいため撮影がしづらかったです。

 

この駅には、停車しないので1m横を結構なスピードであっという間に通過していきました。

 

息子には、瑞風のことは内緒にしています。

事前に、瑞風が来るということを言ってしまうと、イベントには行かずに瑞風を見に行くとごてられると困るので、少し日を置いてから、撮影した瑞風を見せてあげたいと思います。

 

ちなみに完成したレーシングカーは、これ。

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タイヤは、ペットボトルのキャップに段ボールが巻かれています。

 

タイヤに着いている輪ゴムは、滑り止めのために着けているということで、チョロキュ―のように、少し後ろ向けに手で動かしてから、手を離すと前に勢いよく進んでいきます。

②美山かやぶき美術館

この黄色いきれいな銀杏の木の後ろにある茅葺の建物が美山かやぶき美術館です。

そのの茅葺の建物は、郷土資料館になっています。

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モミジも真っ赤に紅葉してきれいです。

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食堂は、この隣にあります。

 

ここの親子丼は、すっごく美味しいです。

 

息子と妻は、きつねうどんを堪能していました。(^▽^)/

 

ここは、ガイドブックには、あまり載っていないので穴場です。

この建物です。

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正面です。

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この建物、平屋のように見えるのですが、ロフト構造になっていて2階があります。

 

その2階は、私がいつも鍼灸でお世話になって施術をしてもらっているところです。

まだ2回しかお世話になっていませんが、明治国際医療大にある鍼灸センターから鍼灸師さんが来られて施術していただいています。

 

施術前の問診時に、体調や痛いところ、辛いところ等々親身になって聞いていただき、施術後は、体が軽くなり、本当に感謝です。

 

施術が終わった後も、1階の食堂の外側席でしばらくゆっくりしていると、食堂のおばちゃんがお茶と干し柿を出してくださったり、本当に時間がゆったりしていてリラックスできる場所です。

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③内久保公民館のモミジ

美山かやぶき美術館を出発して、いつもだったら美山町で唯一の道の駅「ふらっと美山」に立ち寄って、美山ソフトクリームのおやつタイムにするのですが、今のシーズンは、府外からの日帰りのお客さんで超混み混み状態だと思うのでスルーします。

 

超人気の美山牛乳ソフトクリームのお店。

この写真は、今年の3月に緊急事態宣言が出ていた時にどうしても所用で出かけた時のものです。

 

緊急事態宣言下でも、府外からの日帰り観光客らしき方々が並んでいました。

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到着したのは、内久保という地区の「蓮如の滝」。

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ここの滝は、いつもスルーしていたのでまだ一度も行ったことがないんです。

 

滝と言えば、今のシーズン、紅葉の滝のイメージがあったので、立派な看板もあることだし、絶景を期待して行ってみることにしました。

 

そして、滝の正面に着いたのですが、正直、ちょっと寂しいですね。

冬のせいなのか、谷川は見えるものの、滝になっている部分がよくわかりませんでした。

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ということで、早々に戻って、滝と反対側の集落の方にきれいなモミジがあったので、見に行きました。

 

木の下には、お寺の名前が彫ってある石柱が立っていたので、きっとお寺の庭園がこの石段の上にあって、きれいかも?

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ちょっと、期待しながら、石段を上ると、そこはお寺ではなく、この地区の公民館がありました。

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この内久保公民館は、明治43年に建てられました。

 

人影は、ありません。

 

愛知県の明治村に来た感じです。

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この建物の前にも、艶やかなモミジがありました。

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ちなみに、最初の石柱にあったお寺は、この内久保公民館の奥にありました。

美しいモミジを十分堪能したので、次へ進みます。

 

④美山茅葺の里

美山茅葺の里は、京都府南丹市と言えば、茅葺屋根の里と言われるほど、海外からのお客さんも多い観光地です。

 

数年前から、村興しに力を入れ、今では、常時、多くの観光バスがやってくる観光名所になりました。

 

駐車場も、以前は無料だったのが、今は車もバイクも有料になっています。

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集落の中は、ここ数年でなかなか予約しても席が取りずらい美味しいピザ屋さんやカフェなどいろいろ立ち寄れるところが増えました。

 

この日も、観光客でごったがえしていたので、この写真1枚だけ撮って、私たちは次の田歌へ進みました。

⑤田歌

田歌は、今回の最終目的地の芦生(あしう、地元の人は“あしゅう”と言ってます)の入口の集落です。

食事ができるお店が1件あるだけなのですが、ここから眺める山々は、ところどころ紅葉していて、いかにも秋の山という感じで個人的にお気に入りなんです。

 

もちろん、人なんてどこにも見当たりません。

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⑥唐戸渓谷

田歌から一本道を車で10分くらい走ったところに唐戸渓谷を見渡すことができる芦生ロードパークがあります。

 

山の中にぽつんとあるロードパークで、車が15,6台くらい停められる舗装スペースになっています。

 

小さいですが、比較的きれいなトイレが設置されています。

 

ここでは、先客のご夫婦が1組だけおられて、旦那さんの方がアルトサックスを吹いておられました。

 

紅葉の中でのサクソフォンの響きはなかなかのものでした。

 

唐戸渓谷を流れるこの川は、由良川の源流になる美山川です。

ここから日本海に繋がっています。

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ロードパークに写真撮影用のこんな額の立て看板がありました。

息子が記念に、はいポーズ!

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15分くらい渓谷の紅葉を楽しみ、最終の芦生に向かいました。

⑥芦生 京都大学演習林

芦生ロードパークから車で約15分で芦生に到着。

芦生には、比較的広い無料駐車場があるので、そこに車を駐車して京都大学演習林の京都大学芦生研究林の入口に行きます。

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この場所は、妻とは何度か来たことがあり、学術探索見学で山に入ったこともあります。

この演習林は、大正時代からあり、今は動いていませんが、トロッコ軌道も残っています。

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芦生の林道を上って山の頂上まで行くと、そこは京都府と福井県の県境なんです。

 

その山頂からは、天気が良ければ、肉眼で遠く日本海を望むことができます。

以前、山に入った時の写真です。

中央は、日本海に島が浮かんでいる景色です。

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山の様子は、こんな感じです。(以前、10月末に山に入った時のもの)

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時折、古い大きな木が見られます。(以前、10月末に山に入った時のもの)

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研究員の方から、教えていただいた冬季に熊などの動物が越冬する木の穴(以前、10月末に山に入った時のもの)

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この芦生は、林道入り口にある研究林事務所は、京都府南丹市なんですが、日本海が望める山の上は、なんと京都市左京区なんです。

 

ということで実は、京都市から日本海が肉眼で見えるんですよ。

 

見に行かれる場合は、この林道を通るためには、事前に許可が必要なので、森林ステーション芦生研究林(TEL:0771-77-0321)にお問い合わせをしてくださいね。

 

また、京都の北山は、標高が1000m以下の山々ですが、結構遭難する人が多いということや、ツキノワグマなどの野生動物も生息しているので、もし、散策する場合は、ガイド付きのツアーもあるので、それに参加するか、ガイドをお願いして入山することをお奨めします。

 

ちなみに林道は、12月から4月中旬までは、閉鎖しています。

冬季は、雪が1m以上にもなるため入山は、無理なんですね。

 

電車好きのの息子は、壊れた古いトロッコに夢中で、ここで30分も足止めされました。(笑)

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構内も紅葉できれいでした。

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電柱にも植物が絡まり覆いかぶさっているのを見て、自然の力を感じました。

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まとめ

今回、お出かけしたところは、どのポイントも土曜日でも人がいない!場所でした。

 

最後の芦生まで来ると、自然の中にどっぷりとつかっているという感じで、自然の凛とした空気と力強いパワーを感じました

 

息子も、芦生が好きになった?(トロッコが気にいったのかな?)ようなのか、また芦生に絶対来たい!と言っていました。

 

息子が小学校の中学年くらいになったら、一緒に山に入って学術散策をしたいと思います。