- 考え抜いた魚メニューとは?
- まずは、キャベツのみじん切り!
- 美味しい餃子のコツは、野菜のこの処理が必須!
- まぐろをフードカッターでみじん切り!
- コクをだすには、やっぱりにんにく
- 調味料を入れて具材を練る!
- 皮で具材を包む
- 万を期しての焼きです!
- 恒例の息子のジャッジは?
考え抜いた魚メニューとは?
息子は、比較的お肉も魚も食べてくれていたのですが、最近、ぱたっと魚を食べなくなりました。
なんで?
新鮮な魚を選んで、焼き魚にしてもダメで、煮つけにしてもダメ、焼き魚の身をごはんにまぶしてゴマを混ぜ、おにぎりにしても”魚臭い!”と言って却下。
そこで、ちょっと考えてこの素材を使って試してみることにしました。
はい。正真正銘のお魚の静岡産「きはだまぐろ」です。
刺身用と言っても、冷凍品を解凍して売っていたので格安です。
うちの息子の好物は、焼き鳥、餃子、美味しい白ご飯、焼き飯、肉団子、枝豆とまぁ、おじさんか?と思うほどの嗜好です。
息子が生まれる前に、かつおで餃子を作って食べたことがあり、これが意外にとても美味しかったので、本当は、かつおで作りたかったのですが、今回は、コスパがよかったので、この「きはだまぐろ」で餃子を作ってみようと思います。
静岡産きはだまぐろ 500g
春キャベツ 350g
スペイン産にんにく 3カケ
砂糖 大さじ1杯半
こいくち醤油 大さじ3
ごま油 大さじ2
紹興酒 大さじ2
片栗粉 大さじ1杯半
我が家は、中華には紹興酒か老酒を使っていますが、日本酒や料理酒でも良いと思います。
また、塩分は醤油にも含まれているので家族の健康面を考えて使っていません。そのため、しっかりした味がお好みの場合は、塩を適量加えても良いと思います。
まずは、キャベツのみじん切り!
今回は、冷蔵庫にあるものを見渡して栄養価のあるキャベツの残りを使うことにしました。
キャベツをみじん切りにするのもじゃまくさいので、いつも愛用しているフードカッターを使います。
フードカッターにキャベツを入れて、1分程度で仕上がります。
美味しい餃子のコツは、野菜のこの処理が必須!
今回の餃子に限らず、餃子作りでうまく作るコツには、ガーゼが必須です。
ということでガーゼを100均で買ってきました。
このガーゼに、フードカッターでみじん切りにしたキャベツを乗せます。
ガーゼの四隅をつまんで、キャベツをガーゼで包み、つまんだ先をギリギリねじって水分をすべて絞り出します。
キャベツの水分を絞り切ったら、キャベツをボールに移します。
おからのような感じがしますね。
餃子の野菜は、今回使用したキャベツの他にも、ニラとか白菜など色々あると思いますが、どの野菜を使用しても、野菜をみじん切りした後にガーゼや日本手ぬぐいで野菜の水分を絞り切ることが美味しい餃子を作る大前提になります。
この作業を省いて、みじん切りをした野菜をそのまま他の具材と練り混ぜ、餃子の皮で包んで仕上げると、焼く前の状態は一見うまくできているように見えますが、焼きに入ると野菜に含まれた水分が一気に出てくるため、皮がふにゃふにゃになり、破れて中の具がごろんと出てきてしまいます。
特に、最近では餃子の皮は、米粉で作られた薄皮タイプのものや、大判薄皮タイプといった薄皮のもので枚数が多いパッケージ商品が出ているので、これらを使って野菜の水切り無しで餃子を作るとほとんどの場合、失敗します。
まぐろをフードカッターでみじん切り!
次に、キハダマグロを1cm程度の角切りにして、フードカッターに入れます。
フードカッターでキハダマグロをみじん切りにします。
仕上がりは、みじん切りと言うよりペーストに近い感じがしますが、これでいきます!
コクをだすには、やっぱりにんにく
餃子の具が、赤身系統の魚の部位ということもあってコクを出すためにニンニクを擦りおろして具に混ぜます。
今回、使用したのは一昨年くらいから近くのスーパーにも売られだしたスペイン産の紫ニンニクです。
紫ニンニクと言っても、皮だけ紫色で中身は普通のにんにくです。
中身は、国産ニンニクと同じ感じですが香りの強さが少し国産よりも弱い感じがします。
それでも、調理に使用した後のニンニクの風味はかなりのものです。
調味料を入れて具材を練る!
具材が揃ったので、ボールにすべて具を入れて調味料を加え、具に十分な粘りが出てくるまで練ります。
だいたい5分ぐらい。
皮で具材を包む
具材ができたので、早速、市販の餃子の皮で具材を包んでいきます。
今回使った餃子の皮は、これ。
大人だけだったら、大判タイプを買うのですが、今回は息子仕様で作るのでレギュラーサイズにしました。
包み込んで出来上がりは、こんな感じです。
万を期しての焼きです!
フライパンにこめ油をひき、餃子を並べて、中火で焼きに入ります。
3分程度焼いた後、水を100cc程度フライパンに入れ、蓋をして10分程度蒸し焼きにします。
フライパンの中に水分がなくなったら完成です。
恒例の息子のジャッジは?
出来上がった餃子は、見かけは通常の肉餃子と変わりませんが、味は少しあっさりめな餃子になっています。
魚と言われないと、おそらく魚とは思わないような味です。
息子に、何も言わずに餃子を出してみると、もともと餃子好きということもあって、何の躊躇もなく一口食べ、「おいしい!」と一言だけ言って、むしゃむしゃ食べてくれました。
結局、4個入りの息子の餃子のお皿は、3回おかわりをしてくれました。