毎日、家族の食事の献立を考えるのは、これはもう大変ですね。
世の主婦の方のご苦労が、身に染みて実感する毎日を送っているボイジャーです。
我が家も、毎日、昨夜はお肉だったので、今晩は魚か?昨日の朝はパンだったので、今朝は、味噌汁にごはんと・・・ていう具合で、私の中では、家事の中でご飯の用意が、ベストワンの大変作業です。
昨晩もそんな感じで、妻も息子も馬力をかけてガンガン元気で今週のスタートをきれるように奮発して、うなぎ丼にしました。
もちろん国産品です。
で妻は黙々と1匹完食後、‟テンションあがるわ!”の一言。
息子は、うなぎは今の所あまり好みではなくて、その代わりにまぐろのいい所を出したので、もういつものゴリゴリおたけびで‟ウーウー”唸りながら食べていました。
最近、息子はお刺身のレパートリーが増えて、1年前は、もっぱらたまごと納豆巻きにキュウリ巻きだったんですが、今やトロ、鯛、ブリ、鯖寿司、たこ、海老、カニ・・・と一丁前です。
まぁ、一応喜んでもらえたようで良かったです。
ここで私は、その日の午前中から夕方まで、息子と妻を美山に連れって言って、川遊びサービスだったので疲れてしまって、夕食は、こだわり酒場のレモンサワー350ml1本飲んでそのまま寝ました。
うなぎは、私を見捨てなかった~(笑)
そして、翌日の朝、家族の朝食と息子のお弁当もかたづけ、妻がマスクが切れたと言っていたので、近くのいつものスーパーに買い物にいきました。
お店に着いて、マスクをかごに入れ、レジに向かうその時、なにげなく横を見ると、国産と中国産のうなぎが並んでいるではないですか。
ここのお店、普段は、朝一からウナギは置いてないんですけどね。
国産は、1匹2550円と少し小ぶりの1780円。中国産は、680円でさらに2割引きシール付き!
一瞬、買おうかどうしようか?中国産は、やっぱり味に臭みがあったり、身がゴムのようなブヨブヨ感があったりと・・・。
とぐちゃぐちゃ考えていたのですが、ふと頭の中に‟このご時世、ひょっとしたら中国産でも美味しく食べられる調理法がネットに載っているかも?”という考えが沸いてきました。
早速、困った時のGoogle先生に聞いてみると、皆さん考えることは同じようで、やっぱり結構ありました!!
方法も、フライパンを使う方法や、レンチンする方法などなど色々ありましたね。
ということで、疑り深い私は、このネットに載っている方法が本当にこんなにおいしくできるのかも興味があったので中国産680円2割引きを1本買って、お昼御飯用に試してみました。
うなぎを緑茶で煮る!
今回は、私は、ガスレンジのグリルを使ってやってみます。
基本的な部分は、このサイトを参考にさせていただきました。
さらにネットで見てみると、このサイトの緑茶を使用するアイディアは、この記事より1年半前にテレビでやっていたみたいです。
これは、ちょっと期待できるかもです。
まず最初は、こってりタレが付いているうなぎを流水で水洗いします。
あまりゴシゴシしないで優しくタレを流してくださいね。
この水洗いをする作業は、ネットで同じように中国うなぎをおいしく食べる方法を紹介しているほとんどのサイトで、最初にやっているので、ここは肝なんでしょうね。
洗った後は、きれいに水けをキッチンペーパーで取ります。
そして、適当な大きさに切っておきます。
次に緑茶です。
参考サイトでは、緑茶は、ペットボトルのコンビニ緑茶500mlの安いやつを使っておられましたが、我が家にあいにく緑茶は、ティーバッグのものしかなかったので、水500mlを沸騰させて、このティーバッグのお茶を使って5分間、灰汁を取りながら煮ました。
5分たったら、火を止めてうなぎをキッチンペーパーの上に引き上げます。
うなぎを鍋から引き上げる時は、うなぎがかなり柔らかくなっているので、写真の上にあるような網尺かヘラのようなもので優しくすくう感じで引き上げてくださいね。
引き上げたら、またまたキッチンペーパーで水分をきっちり優しく取ります。
お酒を降って、グリルで焼きます
参考サイトでは、ここでご飯の上に載せて終わりなんですが、私は、以前魚のみそ焼きを焦がさずにふっくらおいしく焼く方法でわかった、お酒を一振りするひと手間をかけることにしました。
その理由は、緑茶で煮るとうなぎの脂落としのような感じになってあっさりしすぎていないかなぁと思ったのと、最後に弱火で5,6分ほど焼いた方が表面が若干パリッとしていいかなぁと思ったからです。
お酒を降ると、身はふっくら、味にはほどよくコクがプラスされますし・・・。
ということでお酒を刷毛で一塗りします。
お酒を塗り終わったら、グリルで焼きます。
焼く時は、必ず「くっつかないアルミホイル」を事前に敷いて、その上にうなぎを置くことをお奨めします。
うなぎの身がかなりやわらかいので、そのまま直接網の上に置いて焼くと、おそらく、うなぎを取り出す時に、悲惨なことになるかも?です。
弱火で6分焼いて出来上がりました。
さて、どんぶりに入れて完成です!
山椒も海苔も錦糸卵もない見た目も今一の盛り付けですが、さすがうなぎ一匹となるとボリューム感だけは横綱です!
結果とまとめ
それでは、肝心のお味を試してみましょう。
おぉ~、これは・・・。
表面がわずかに焼けて、中身はふわふわ。
本当に歯が要らない柔らかさですね。
以前、京都市の嵐山にある「廣川」といううなぎ専門のお店に行ったことがあるんですが、食感は、この店と同じレベルだと思います。(あくまでも個人の感想です)
味も、あの独特の臭みはほとんど気になりません。
中国産と言われなかったら、おそらくわからないと思います。
巷で言われていた中国産のうなぎを美味しくする方法は、かなりのレベルで美味しくいただけると思います。
今度、さんざん料亭や割烹の有名どころに企業時代行っていた妻に、この方法で作った中国産うなぎを食べてもらって、どこのうなぎか当ててもらおうと思います。
果たして当たるか?ちょっといじわるかなぁ(笑)