50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

人類初ブラックホール撮影に成功の本間教授がいた南の島の天文台

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【目次】

この旅行記は、2015年までに私たち夫婦が隔年八重山へ旅行した時の内容を数回の記事に編集したものです。


南の島旅行記Vol.2

 

南の島って、海がエメラルドブルーでそれはそれは楽園という呼び名がぴったりのイメージですが、夜もすばらしいんですよ!

 

冬の石垣島では、朝7時に目が覚めて、散歩でもしようかなと思って外を見ると、まだ真っ暗です。

 

 

私の住んでいる京都だったら、冬至の日でも朝7時になれば外は明るくなっていますが、さすが同じ国でも1000km以上離れると時差を感じますね。

 

毎年、だいたい2週間は滞在して、天気と相談しながら、離島へ日帰りします。

 

冬の離島への渡航は、運が良くなければ、天候が荒れてそのまま島に缶詰めと言うことが普通にあるので、時間に余裕がある時に行くことをお奨めします。

 石垣島天文台に行く

宿で朝食を採って、今回は日本で一番南にある天文台にレンタカーを借りて行ってみまーす。

 

島の移動は、バスは本数が超少ないので、毎回レンタカーにしています。

 

今回は燃費の良いプリウスがレンタルできてラッキーです。

1日借りても保険料込みで4500円の安さは京都では考えられません。

めっちゃ安ーい。

 

ただ、12月の年末は、離島の地元の人が、お正月用品の買い出しに石垣島にやってくるので、レンタカーの予約は、早めにしないと取れなくなることが多いです。

 

今回は、そういう事情を踏まえて、事前にレンタカーを押さえておいたので、滞在中の車は心配いりません。 

 

宿からレンタカー屋さんまでは、歩いて5分のところなので、早速、レンタカー屋さんに行って、天文台に向け出発です。

 

天文台まではだいたい30分くらいでした。

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石垣島天文台
 石垣島天文台は、自然科学研究機構国立天文台、石垣市、石垣市教育委員会、(NPO)八重山星の会、沖縄県立石垣青少年の家、琉球大学の6つの機関が協同運営している日本では珍しい天文台です。
 九州・沖縄エリアにおいて105cmの最大口径を持つ光学赤外線反射式望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」があり、太陽系の天体や突発天体の観測研究を主に行っています。
また、大きな姿に目を引く、開口直系20mのカセグレンアンテナ(2ビーム)AL-EL マウント方式電波望遠鏡があり、同型の電波望遠鏡が岩手県水沢と鹿児島県入来、小笠原の3つの電波望遠鏡と協働して直系2300kmの仮想電波望遠鏡の一翼を担っています。

この天文台はちょと前に話題になった、人類初のブラックホール撮影に成功した世界規模のプロジェクトの日本における責任者で、時の人となった本間稀樹国立天文台水沢VLBI観測所教授が研究されていたこともある天文台です。

 

来訪した時は、このようなすごい教授が研究されていた天文台とは、全く知る術もありませんでした。

 

人類初の ブラックホールの撮影に成功に携わった電波望遠鏡には、残念ながら石垣島天文台の電波望遠鏡は使われませんでしたが、日本におけるトップレベル天体観測機関であることは間違いありません。

 

私は中学生の時から宇宙が大好きで、仕事はJAXAで宇宙ロケット開発か天文台で宇宙に携わる職業に就くことが夢でした。

 

ということで、天文台大好きなんです。

 

この天文台には、大きな電波望遠鏡が1基ありまして、今回の目当てはそれを一目見ようと、今回の旅行で石垣の青い海の次に楽しみにしていました。

 

その電波望遠鏡がこれです!!

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壮観!!

 電波望遠鏡を動かした!

早速、管理棟が見学できるので行ってみることに・・・。

すると、なんとunbilliveableなことが。。。

 

天文台の職員さんが、”本日は、特別に電波天文台を動かすことができるので、是非体験して行ってください。”とのこと。

 

電波天文台が自分で動かせる~~!!;〇;

 

今まで、長野の野辺山天文台や筑波の電波望遠鏡などいろいろ行きましたが、自分で動かしてもいいよっ!てなことは一回もありませんでした。

 

めっちゃ嬉しい!!

 

早速、動かしている所をしっかり妻に撮影してもらいました。

(ちょっと逆光になっていてすいません)

youtube.com

 

平日とあって、訪問客もほとんどなく、私たちの独占状態で十二分に満喫できました。

 

この天文台には、電波望遠鏡の他にもいろいろ天体好きにとってうわぁ~という所があります。

光学赤外線反射式望遠鏡「むりかしぶ望遠鏡」

 基本的に土日祝の夜8時頃から2回、むりかしぶ望遠鏡で月や惑星、恒星などの天体観測会が開かれ、美しい星の世界が満喫できます。

 

むりかしぶ望遠鏡は、あの世界的に有名なハワイ観測所にある、すばる望遠鏡と同じ反射望遠鏡で、架台はコンピューター制御が進歩したおかげで経緯台方式が使われています。

参加には、事前予約必要です。(定員30名)

4D2Uシアター

200インチの大スクリーンで4次元デジタルによる立体シアターで宇宙映像を見ることができます。基本的に前日までに予約要です。

この4D2Uシアターで作成したデジタル映像は、NHKの放送番組で使用されたり、プラネタリウムでも放映されています。

 

今回は、癒し系写真がなかったので帰る途中に撮ったきれいな花の写真を載せますね。

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次回は、いよいよ離島に出かけますよ。