50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

妻が諦めていた3年越しの頑固なシミがバシッと抜けた方法とは?

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お気に入りの洋服や、制服のシャツにシミを付けたまま、ついそのまま長期間そのままになって気が付いた時には、いくら洗っても取れなく立ってしまったということはないですか? 

 

我が家も、子どもが誕生して以来、毎日どころか1日に2、3回は洗濯機を回します。

 

洗濯は、夕方お風呂を全員入り終えた夜は妻がやってくれるので助かります。

 

洗濯しても落ちない頑固なシミ

今日の朝、夜に洗濯を済ましておいてくれた洗濯物が乾いていたので、取り込みに行くと、妻が職場で使っている白衣の肩のところに結構目立つ黒いインクか何かのシミが付いていました。

 

妻にシミのことを聞くと、かれこれ3年前から毎回洗濯しても落ちないので諦めているとのこと。

 

服を買い換えたら?

 

と言ったところ、思い入れがあるらしく「これでいい」とのこと。

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 シミ抜きに挑戦!

 それならということで、白衣のシミを抜くことに挑戦してみました。

ベンジン

最初は、シミ抜きの定番のベンジンを試してみました。

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ベンジンをガーゼに付けてシミの部分にトントン叩くように10分ほど、しつこくやって見ました。 

【ベンジンとは?何者?】
石油からできている溶剤の仲間です。
溶剤というのは、シンナーのように油を溶かすのが得意な液体です。
昔から素材にダメージを与えないで染み抜きができる液体として使われていることから、着物やシルクのような高級素材に着いたシミ抜きに使われています。

【得意分野】油汚れ
口紅、皮脂(襟、袖等に付着)、自転車のチェーン汚れの付着等々

【使用上の注意】
・石油製品の為、揮発性が強いので換気を十分にすること
・可燃性の為、火気厳禁
・素材によって、元々の色まで色落ちすることがあるので、差支えのない部分で色落ちテストをする

  

残念ながら、シミは全く落ちませんでした。

長期間放置していたのでやはり無理なのかなぁ?

シミは、油性由来のものではないのか? と思いつつ他の方法を考えました。

 

シミとりレスキュー

次に試したのは、テレビでもよく宣伝しているシミ取り専用キット。

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今度は、油汚れでも水性の汚れでも落とすことができるという両刀使いの優れもの。
シミの付いた布地の裏に付属の専用シートを敷いて、上から「シミとりレスキュー」をトントン叩くようにするとシミが抜けるはず!

【シミとりレスキューとは? その正体は? 】
界面活性剤と溶剤の混合液です(商品裏面説明内容による)。

 要するに洗剤と溶剤のWパワーでシミ抜きする製品です。

【得意分野】(商品裏面説明内容による)
つゆ類、しょうゆ、ケチャップ、ソース、ジュース、コーヒー、血液、ミートソース、カレー、ドレッシング、口紅、ファンデーション等

【使用上の注意】(商品裏面説明内容による)
・素材によって、元々の色まで色落ちすることがあるので、差支えのない部分で色落ちテストをする
【使えないもの】(商品裏面説明内容による)
・毛染め、マニキュア、墨、朱肉、修正液、絵の具、油性マジック、ボールペン等
・和服、皮製品、ゴム、アセテート、水で色落ちするもの、水で輪ジミになるもの

 

今回は期待していたのですが、やっぱり全く歯が立たず変わりませんでした。

残念!

 この汚れは、ひょっとして墨なのかなぁ?

ワイドハイターEXパワー

そこで今度は塩素系漂白剤を試すことにしました。

我が家愛用のワイドハイターEXパワー!

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シミのところをお湯で濡らし、ワイドハイターEXパワーを吹き付け、1時間放置し、入念にモミ洗いしてみました。

【ワイドハイターEXパワーとは? 】
色物素材でも使用できる酸素系漂白剤です。
漂白剤は、汚れを取り除いて洗い流すというよりも、汚れの色そのものを脱色してしまうという方法です。
なので洗剤ではありません。

一般に、酸素系漂白剤は、金属金物が付いているものには、金属と漂白剤が反応して、金属部の変色や劣化につながるので使用はできません。

結果は、少し薄くなった程度でしたが、それでも進捗が見られたので、さらにワイド

ハイターEXを吹き付け、同じことを3回繰り返してみました。

 

シミは、完全に抜けることはありませんでしたが、かなり薄くなりました。

 

もう一押しですが、さらにワイドハイターEXを吹き付けても完全に白くなる気配がしなかったので、さらに別の方法を考えることにしました。

 

さすが3年越しのしぶとさです。

シミは、付いた時にすぐに対処しないといけないといけないことを痛感です。

 

白物専用ハイドロハイター で最後の挑戦

それではと次に考えたのは、白物専用のハイターを使うことにしました。

このハイターは、本来、赤土汚れや鉄さび汚れに使うものですが、アルカリ系でも横綱級の漂白剤なので、最終手段としました。

 

シミの付いた生地の部分を少し水で濡らし、その部分に粉末ハイターを練りこむように付けて1時間放置した後、入念にモミ洗いしました。

これを2回繰り返しました。

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結果

お湯でシミの付いた生地の部分を、モミ洗いしながら流して結果を見ると、シミが見事に抜ました。

 やはり、白物は白物専用が強力ですね。

妻も喜んでくれたのでトライした甲斐がありました。満足!