我が家で、この物価高騰が止まらない毎日の中、家計に一番貢献している家電品No1の冷蔵庫。
なんと25年前に購入したんです。
メーカーは、当時、冷蔵庫メーカーで品質、コスパともに評判が良かった富士通ゼネラルさん。
大きさは、420lで、冷蔵室が220l、野菜室90l、冷凍室110lで重宝していました。
ちなみに、富士通ゼネラルさんは、今は、冷蔵庫からは撤退しています。
家電品と言えば、10年使えれば優秀品と世間では言われているのですが、我が家の冷蔵庫も、実は、購入後10年を過ぎたころに電気がつかなくなりダウンしたことがありました。
その時は、いろいろ調べてみて、冷蔵庫内にある温度ヒューズが破損したためとわかり、自分で修理しました。
あれから、15年いつも通り、あたりまえのように動いていました。
あの音は、冷蔵庫の故障の予兆だった。
先週の金曜日の朝、いつものように息子の登校を見届けて、自宅に戻ったところキッチンの電気がつかない。
キッチン関係の電気系統が全部ダウンしていたので、ブレーカーを確認すると案の定、ブレーカーが落ちていました。
なんでブレーカーが?
心当たりもないまま、ブレーカーを復帰させ、電気は元どおりになったのですが、しばらくして冷蔵庫のほうから、カチッカチッカチッという音がしました。
それでも、すぐに冷蔵庫のコンプレッサーが動く音がしたので、特に気にしませんでした。
でも、それから10分後、また、カチッカチッカチッの音が・・・。
念のために、冷蔵庫の扉を開けて中を確認したのですが、一応冷えているし、ファンも回っているので、大丈夫か?と思いながら静観することに。
そして、それからは、20分間隔くらいで冷蔵庫からカチッカチッカチッの音がするようになりました。
そして、お昼ご飯の時に電子レンジを使っていた最中に、あの音が鳴り始めたと思ったら一瞬、電子レンジのパワーが下がり、同時にキッチンの照明も暗くなりました。
これは、キッチンの電気系統に過電流が発生している可能性が高い?
これは、やばい!
と思い、冷蔵庫の電源コードが過熱していないか?を確認。
今の所、電源コードに熱は感じられず、ほっと一安心。
次に、冷蔵庫の中の冷え具合を再度確認。
冷蔵室は、まだ冷んやりはしていて、ファンも回っていました。
でも、冷凍室は、冷凍品が徐々に融けはじめていました。
やっぱり、ついに来てしまったようです。
何にでも、必ず始めがあって、終わりがあるもの。
25年間よく頑張ってくれたなぁ。と思ったのは一瞬で、それより、ぎっしり残っている冷蔵庫の中の食料品のことで頭はいっぱいでした。
冷蔵庫が故障と判明後、すぐにしたこと
冷蔵庫が故障とわかったら、お金持ちの方だったら、バッサリ中身を全部廃棄して、冷蔵庫の電源コードを抜いて、新しい冷蔵庫をすぐに入れてくれる所に電話して、即終了。
あとは、気分新たに新しく食材を購入で何ということもないと思います。
でも、庶民の我が家は、とてもとてもそんなことはできません。
とりあえずこのままにしておき、すぐにコンビニまで板氷を買いに行きました。
氷は、もちろんクーラーボックスへ。。。
冷凍品や要冷蔵のものを全部クーラーボックスへ移動です。
日持ちしない鶏肉は、ダメになる前に全部調理!
タンドリーチキンと鶏のから揚げ、鶏の甘辛焼にしました。
ついでに、冷凍シュウマイも半解凍状態だったので、揚げシュウマイにしました。
鶏のから揚げは、写真の3倍くらいあったのですが、既に妻と息子が食べてくれました。(^▽^)/
これで、冷凍庫は空になり、野菜室の野菜も全部外に移動。
冷蔵室に、差支えのない粉ものや調味料数点を残すだけにして、一安心です。
そして、新品の冷蔵庫探し
現状の食材の臨時保存は、終わったので、翌朝、すぐに新品の冷蔵庫を探しに家電量販店に行ってきました。
購入条件は、
容量が今と同じくらいで、冷凍室が大きめのもの。
メーカーは、日立か三菱電機。
できれば、当日中設置で、予算は、古い冷蔵庫の引き取り込みで20万まで。
最初に行ったのは、隣町のEDION。
ちょうど決算セールをやっていたので期待しながらお店に入って、冷蔵庫売り場に直行!
さすが、家電量販店だけあって品揃いが充実してます。
店員さんにこちらの条件を伝えて、三菱のいい感じのやつが現品処分であったので、即決しようと思ったのですが、現品処分品の出荷は、4日後設置になるとのこと。
目の前にあるのになんで~!
冷蔵庫の場合、運送方法も縦置き厳守で重たいため、そのままお持ち帰りと言う訳にもいかないので、配達依頼が必須家電。
現品処分品は、展示品をきれいにクリーニングして、元の箱に戻して梱包し、配送センターまで送り返して、そこから発送という順番になるので、日にちがかかってしまうのだとか。
これが、個人店舗だったら即日設置もできると思うのですが、量販店ならではの不便な所ですね。
さすがに、冷蔵庫なしで4日は、ちょっと無理なので、他の冷蔵庫をみるも、展示されている冷蔵庫は400lクラスだけでも20種類以上あるのですが、半分以上は取り寄せ品。
かの戦争の影響で、半導体が不足しているため、なかなか入ってこないらしい。
戦争による半導体不足で、新車がなかなか入ってこないのは知っていたのですが、家電品も同じだったんですね。
でも、店員さんは、親切でわかりやすい商品説明でした。
なかなか、条件に合う商品がなかったので、同じ町にある、ケーズデンキに移動することに。
このお店は、パソコンのプリンターを買ったこともあり、その時の印象が良かったので、ここで決まりかと期待しながら来店。
店内に入ると、展示品は、400lクラスは、20種類以上あったのですが、お店側の状況は、EDIONと同じで、取り寄せ品が半分くらい。
なかなかお目当ての商品が見つかりませんでした。
仕方がないので、同じ町にある中学時代のおさななじみがやっている電気屋に行ってみました。
個人商店なので、冷蔵庫があっても2,3種類くらいと思うのですが、日立電気の特約店なので、条件に合ったものがあればラッキーです。
お店に行って、運よくおさななじみの本人が在店していたので、冷蔵庫のことを聞いてみると、2台あって、本日中に設置できるとのこと。
一瞬、決まりか!と期待したのですが、冷蔵庫の大きさが300lクラスで今使っているものより小さい。
値段的にも古い冷蔵庫の引き取り込みで、20万円とのこと。
残念ながら条件と合わず、とりあえず友人に丁重にごめん!と言って、その後、上新電機へ行くも、ここも空振り。
仕方がないので、京都市内まで足を延ばして、ヤマダ電機、EDION、上新電機と見て歩き、最後の上新電機でやっと決着がつきました。
結局、選んだのは、メーカーだけ折り合いをつけて、AQUAにしました。
AQUAは、昔の三洋電機の冷凍機部門が独立して残った会社で、コンビニの大きな冷蔵庫や大型スーパーの冷凍庫、冷蔵庫のシェアは、ここなんだそうです。
てっきり業務用の冷凍・冷蔵庫は、ホシザキがトップかと思っていたのですが、AQUAだったとは、意外でした。
技術的には、信用ができそうなので、AQUAを購入し、めでたく冷蔵庫探しも終了しました。
購入した冷蔵庫は、これです。
全体容量が458lで冷蔵室が239l、野菜室が、67l、冷凍室が152l。
前の冷蔵庫よりちょっとだけ容量は、大きくなりましたが、幅は5cmほど小さくなりました。
しかも、最近の冷蔵庫は、後ろのスペースを空けなくていいんです。
中のライトが、白色LEDで、ちょっと長めに扉を開けていると、アラームが鳴ります。
個人的には、アラームは特になくても大丈夫なんですが・・・。
冷蔵庫が突然故障のまとめ
今回、突然の冷蔵庫の故障。
故障と言うか、寿命と言った方がいいのかも?ですが。。。
でも、季節もまだ夏が残っている感じの時だけに、冷蔵庫が故障したら、ちょっと焦りました。
そして、こんな時に役に立つのが、クーラーボックス。
冷蔵庫が壊れた時になければ、ホームセンターでオリジナルクーラーボックスが4000円前後で40リッタークラスのものが売られていると思います。
クーラーボックスに板氷を2つほど入れておくと、24時間は、持ってくれます。
クーラーボックスはの開け閉めは、必要最低限という条件付きですが・・・。
そして、冷蔵庫などの大型家電は、どの店も在庫が少ない傾向で、配達も地域ごとに曜日が設定されています。
もし、お店に行った曜日が、自分の地域の配達曜日だったら、せっかく購入しても商品到着は、1週間先になるなんてこともあります。
大型家電商品の配達は、どの家電量販店でも、ほぼ同じで、一番早くても翌日配達になると思います。
購入から1週間が経ちましたが、新しい冷蔵庫で電気代もちょっと下がり、平穏な生活が戻ってきました。
さて、この冷蔵庫は、何年まで頑張ってくれるのかなぁ?と妻と話していました。(笑)
ちなみに、前の冷蔵庫の冷凍室の大きな内トレーは、外して、今はタンポポの苗のプランターになっています。