ちょっと重ための話題が続いたので、今回はおかずネタにしようかなぁと思っていたところに、ジャストタイミングで昨日、近くのスーパーで牛肉半額市をやっていました。
早速、お肉を見渡すと私を待っていたかのように1つだけ和牛ブロックの良さげなやつがありました!
即決、ローストビーフ確定!
ということで、久しぶりにローストビーフを作ることにしました。
でも、ローストビーフって時間がめっちゃかかるのでは?
確かに、オーブンを使う正攻法であれば、そうなんですが、我が家では簡単にできる湯煎を使った方法で、毎回ローストビーフを作っています。
湯煎を使ったローストビーフの作り方は、2つあります
湯煎を使ったローストビーフの作り方には、二通りあります。
一つは、我が家でも毎回やっている最初に肉の表面をカリッと焼いてから湯煎する方法で、もう一つは、湯煎をしてから表面をカリッと焼く方法。
どちらが美味しいのか?、ちょっと気になったので、今回は、後者の湯煎をしてからカリッと焼く方法を初めて試してみました。
作り方は、超簡単ですがキーポイントは、湯煎する時間とゆっくり熱を通すことの2点になります。
湯煎をしてから焼きが入るローストビーフを作ってみた
それでは、早速かかります!
まずは、下味をつけます。
胡椒と塩を使う場合が多いのですが、今回は、オールスパイスとヒマラヤ岩塩にします。
これは、好みですね。
オールスパイスは、多めに振っても大丈夫なので、豪快に使いました。
オールスパイスは、その名前から、いくつかの香辛料を混ぜ合わせたものと勘違いされやすいですが、一つの香辛料です。
別名、百味胡椒(ひゃくみこしょう)三香子(さんこうし)、ジャマイカペッパー、ピメントなどとも呼ばれ、クローブ、シナモン、ナツメグの3つの香りをあわせ持つ西インド諸島、中南米原産の香辛料です。
原産地近くで栄えていた古代マヤ・インディアンの王の遺体に防腐剤として用いられていたそうです。
参考文献:S&B エスビー食品株式会社ホームページhttps://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/search/detail/00004.html
ヒマラヤ岩塩は、マイルドな味に仕上がる塩なので、我が家では、ローストする場合にはよく使います。
擦り込めたら、お肉をビニール袋に入れて密封します。
密封するときは、できるだけ空気を入れないようにします。
次にアルミホイルで包みます。
そして、もう一度ビニール袋に入れて密封します。
あとは、鍋に水を入れてその中にお肉を入れます。
入れた後に、お肉が浮かんでこないように落し蓋の代わりにお皿を載せて、蓋をし沸騰させます。
今回のお肉の量は、500gちょっとなので、時間は、沸騰後20分で火を止め、さらにそのまま20分間放置します。
時間になったら、お肉を鍋から取り出し、袋から出して、オリーブオイルでお肉の表面を焼きます。
焼きあがったら、再度アルミホイルで包んで、冷蔵庫で冷やします。
ここまでかかった時間は、だいたい50分くらいです。
あとは、夕食前にローストビーフを切るだけです。
夕食時になり、早速切ってみます。
味は、もう少し脂分を残してもよかったかなぁと思いました。
正直、この季節なので、半生に仕上がったら万が一食中毒?なんてことが頭によぎって、ちょっとびびって、時間を長めにしてしまいました。
やっぱり、沸騰後10分で火を止め、20分放置でもよかったと思います。
とはいうものの、ワサビ醤油でいただいて美味しかったです。
妻も息子も気に入ってペロッと食べてまい、一瞬で残り半分になってしまいました。(笑)
同時進行で煮豚も作ってみました!
子どもができるまでは、沖縄の石垣島によく遊びに行っていたのですが、その時によく食べたラフテー(豚のブロック煮)が美味しくて忘れられず、自宅でも時間があるときにたまに作ってます。
今回も良いブランド豚のバラブロックとももブロックが、半額になっていたので迷わず購入!
調味料は、ちょっと面倒くさかったので、市販品をベースにちょっとだけアレンジして作ってみました。
今回使った調味料はこれ。
はい!この分野では、ダイショーさんと二分するテレビCMでもおなじみの会社です。
特にダイショーさんよりこの会社のほうが好みとか言うのではなくて、ここのスーパーでは、これしか置いてなかっただけなんです。
この調味料に、紹興酒を加えて豚のブロックを煮込むだけのほったらかし調理です。
一応、1時間ほど煮込んだら出来上がりと、日本食研さんの説明に書かれていましたが、ことこと長時間煮込むほどおいしく出来上がるので、倍の2時間煮込みました。
本当は、大根も入れたかったんですが、少ししか在庫がなかったので、今回はお肉だけです。
途中で何回かお肉をひっくり返します。
そして2時間後出来上がりです。
これは、今晩の夕食では出しません。
一晩かけて冷ましてからのほうが、味が格段に良くなるので、明日のお楽しみです。
ということで、今晩の夕食は、この2つの他に国産アサリが安く手に入ったので、お昼から砂出しをさせておいて、ボンゴレパスタを作りました。
息子用には、黒コショウと鷹の爪は入れないものをだして、息子も大満足だったのですが、実は、妻の分をしくじってしまいました。
息子が美味しいと言ってくれたので、妻も白ワインを準備し食べる気満々で一口食べ、私も一口食べたところ、“辛~!”。
どうやら、鷹の爪を1個分入れたのが間違いのもとだったみたいで、激辛パスタになってしまいました。(ごめん!)
インドカレーで言ったらホットとベリーホットの間くらいの辛さで、私も額から汗がたら~り。
私個人としては、辛いのが大好きなので全く問題なかったのですが、妻は、辛いのがめっぽう弱くて、かわいそうなことをしました。
それでも妻は、鷹の爪を全部取って間食してくれました。
(すいません;)
まとめ
湯煎のローストビーフのメリットは、早くできるところとほどよく油が抜けるのでヘルシーに仕上がるところです。
逆にデメリットは、湯煎の時間をかけすぎると脂分や肉汁も抜けてしまってパサパサの干し肉のような感じになってしまい、肉の量や形状(厚さ)を見て丁度良い時間を見極めるのに回数を重ねる必要があると感じてます。
このことを踏まえて考えると、湯煎前に焼きを入れるやり方のほうが表面の焼けている部分が壁になって、湯煎中の肉の脂分や肉汁が抜けにくく失敗しにくいのではないかと思いました。
まぁ、パサパサのローストビーフが好みの方であれば、どちらでもOKだとは思いますが。。。
ということで、我が家では、湯煎前に焼きをしてから、湯煎するやり方で今後は作りたいと思います。
多分、単に、私の料理の腕が良くないだけだとは思いますが、それにしても、今後は鷹の爪を甘く見ないように気を付けたいと思います。