今月に入ってから、Windows10の更新プログラムが終わった直後に、パソコンのプロファイルが壊れてしまってWindowsにログインできなくなってしまったボイジャーです。
それでも、幸いに何とか自力で復旧することができました。
元通りの状態にするまで要した時間は、システムのバックアップを取っていなかったので10時間かかってしまいました。
パソコンのバックアップは、皆さんこまめに取っておきましょうね!
プリンター紙詰まり事件
で、めでたしめでたしとなるはずだったのですが、なんと一昨日、またまた事件が発生!
今度はプリンターが突然の紙詰まりになってしまいました。
このプリンターは、EPSONさんのEP-709Aという機種で3年半前くらいに買ったものです。
その前までは、ずっとcanonさんのプリンターだったのですが、今回は、価格がダントツに安かったので、Edionで9800円で購入しました。
ちなみに、初の複合機です。
これまでは、複合機は、つぶれやすいという評判だったので買わなかったのですが、今回は使用頻度も低いので、特に機種にこだわっていないということもあり、価格で決めました。
それにしても最近のプリンターは、安い!
その反面、純正のインク代が6000円弱するので、買った後に設ける商売っていう印象を受けますね。
ということで、今時のプリンターは、無線LAN経由で印刷できてしまうので、プリンターを置いて電源コードを差すだけ。
スマホからもダイレクトに印刷できてしまいます。
いやぁ便利な世の中になりました。
プリンターを開けてマニュアル通りに確認
余裕をかましている場合じゃないので、とりあえず、詰まっているA4用紙を取り除くため、背面の紙を送るカートリッジを外します。
しっかり、挟まっていました。
1枚だけだったので、紙を慎重に外し、カートリッジを元に戻して再度印刷してみます。
皆さんも、紙詰まりの時は、ゆっくりじっくり丁寧にそーろっと紙を抜いてくださいね。
偶然の気まぐれで詰まっただけということを願って再印刷のボタンをポチッとすると、15秒くらいしてから何やらインクカートリッジがガチャガチャ動き出して、一旦止まり、しばらくしてプリンター下にある用紙トレーから紙を送る音がしました。
大丈夫だったかな?と思った瞬間
はい!振出しに戻りました。
とりあえず、こんな時はどのようにすれば良いのか?EPSONさんの本機のマニュアルを開くと、ありました。
プリンターの紙詰まりが起こった場合のチェックポイントは2か所あるので、それぞれ確認してくださいとのことで、確認することにしました。
最初の1か所目は、インクリボンの後ろにある透明のフィルムのようなテープが汚れていないかどうかを確認とのこと。
目を皿のようにして確認をしたんですが、新品同様のきれいな状態だったので問題なし。
そして、いま一つの個所は、プリンターの底から見える、紙を送るローラーの表面に汚れがないかどうかを確認するとのことだったので、プリンターの底にある紙トレーを抜き、本体を真横にしてみてみました。
画面真ん中のやや左に2つ黒色のゴムローラーがあります。
このゴムローラーが汚れていると紙詰まりを起こしやすくなるとのことで、見た目は全然汚れていない感じがしましたが、念のため急いでアルコールで丁寧に拭きました。
なんで急ぐのか?と言いますと、インクカートリッジを付けたままプリンターを横にしているので、インク漏れの危険性があるとのメーカーさんからの注意事項があり、横にする限度は、30分程度なんだとか。
30分以内に作業完了したので、再度印刷に挑戦!
前回と同じようにインクカートリッジが動いている音がして、一旦停止後しばらくして紙が送られる音がしました。
今度はいったか?
という思いも空しく、またもや
メーカーさんの紙詰まり時の確認個所は、すべて確認したのですが???
仕方がないので、ネットでググってみました。
“プリンター 紙詰まり 原因”で検索をかけても、出てくる原因は、部品の劣化、使用している紙の湿度が高い、紙に裏紙を使用しているなどなどどれも該当しそうにないものばかり。
手詰まり!
やっぱり直らず、捜査が手詰まり
“事件で手詰まりになったときは、現場100回”ではないですが、とりあえずプリンターのカートリッジもトレーも戻してみて、しばし、プリンターをじーっと眺めていました。
はい、私は機械の不具合のことになると異常にしつこい性格なのです。
なんとしても原因を挙げて、直して見せる!(炎)
プリンターの紙送りの仕組みを頭の中でシュミレーションして、いつも詰まる部分の周りを腕組してガン見すること10分。
ん。あれぇ?んー。やっぱり・・・。
紙を送るローラーと組み合わさる、プリンターの背面カートリッジがしっかり取り付けたはずなのに、なんか変?
カチッとはめ込んでいるのに、少し隙間が大きいような感じ。
しかも、隙間は均一な感覚ではなく、上に行くほど広がっているような気がします。
写真真ん中やや右にあるL字の隙間なんですけど、ちょっとわかりづらいかも?
これは、なんかちょっと違和感を感じて、力業でこの隙間がなくなる方向にしばらく押さえつけたら、隙間は、完全にはなくならなかったものの、小さくなりました。
そしてプリンターで再印刷をポチッとしました。
すると、見事印刷できました!
本当にカートリッジの隙間が原因だったかどうか再現性を確認するため、隙間を元のように開いた状態にすると、やはり紙詰まりが発生。
再び力業で隙間を小さくしてやると、きちんと印刷してくれました。
紙詰まりの原因はいったい何だったのか?
それでは、肝心のカートリッジに隙間ができた原因は何なのだろう?としばし考えていました。
このプリンターは、廉価版クラスなので造りもプラスチック筐体がキャシャ。
そのことを考慮すると、プリンターの保管状態を思い返し、確かプリンターの上には、本と植木鉢が乗っていたなぁと。
早速、このプリンターの上に載っていたものの総重量を計ってみると、3.5kg。
ん~。やっぱり星はこいつか!
プリンターは、印刷時にヘッドの移動で揺れるので、3年半の間使用頻度は低いとはいえ、キャシャな筐体にはこの重量で揺らされれば、筐体が歪むことは十分考えられるとの結論に至りました。
プリンターの上には、設置時には何もなかったはずだったのですが、妻が魔除けになるとかでサボテンの植木鉢を半年ほど前に置いたとのこと。
私も、特に気にしていなかったので、今回の不具合に相成ったという次第です。
念のため、この原因は、私の思い込みではないか?と疑いの目を持つもう一人の自分が私の心中にあったので、ネットで今度は“プリンター 上に物を置く 故障”でググってみた。
すると、比較的高い価格のプリンターは大丈夫という意見が多いようでしたが、今回のような廉価版の安い価格帯のプリンターは、やはり筐体が弱く歪む場合もあるようです。
まとめ
今回のプリンター紙詰まり事件は、プリンターの上に3.5kgのものを置いたままの状態で使っていたために発生したようです。
私のように、安いプリンターを購入された場合は、上積み厳禁とされることをお奨めします。
もっとも、精密機器の上に物を置く事態、ちょっとどうかしていることだとは思いますが。
反省。