【目次】
この旅行記は、2015年までに私たち夫婦が隔年八重山へ旅行した時の内容を数回の記事に編集したものです。
南の島旅行記vol.4
今回は、石垣島に戻って1日パワースポット巡りをしようと思います。
朝一番、出発前に食堂でご飯が一緒だった、仲盛荘の看板にゃんこ「にゃんじ」に挨拶して、出発しました。
※にゃんじちゃんは、2018年10月15日に永眠されました。にゃんじちゃん、ありがとう!
石垣島パワースポット巡り
石垣島のパワースポットは、ネット上では結構な数が載ってますが、ほとんどが観光客向け?の場所のような気がします。
今回は、常宿の主のおじぃから昔から島民がパワーを感じる場所を教えてもらって回ることにしました。
基本的に、石垣島をはじめ八重山や沖縄のパワースポットは、御嶽と呼ばれる島の神様を祀り、拝む場所が多いのですが、そのような場所は、パワーをもらいに~とか気軽に立ち入るべき場所ではありません。
御嶽は、昔から地元の人々が大切に守り、関わってきた、宗教的な特別な場所です。
そのため、本来、部外者は基本的に立ち入り禁止の場所です。
そのことを踏まえると、個人的には、八重山の文化の理解を目的に、主要な御嶽の入り口には、御嶽の名前や説明の看板が立てられている所も結構ありますが、これは、観光施設という意味合いではないと思っています。
どうしても写真やビデオを撮りたい場合は、看板が掲げられている所は、お参りの人がいないことを確認してから、撮影しましょう。
その辺りを十分にわきまえて、宿のおじぃに写真は何処まで取っていいのか?等よく聞いてから出かけました。
於茂登御主神
最初は、石垣島で最も強いパワースポットといわれる於茂登御主神に向かうことにしました。
定宿のおじぃの話では、ここの神様は、水の神様で、昔は雨が長い間、降らない時は、バンナ公園の辺りで雨乞いの儀式を行い、それでも雨が降らなかった時は、ここの拝所で於茂登御主神さまに雨が降るようにお願いをしたそうです。
場所は、前々回に紹介した石垣島天文台の近くみたいです。
www.netikikata.com
途中、石垣島で2番目に大きいダムの名蔵ダムを横に見ながら入り口に到着。
車を降りて、細い山道を入っていきます。
辺りは鬱蒼と茂った木々だけで人影は、全くありません。
5分もしないうちにお社がありました。
おじぃの話では、お社はお参りしている人がいなければ撮影は可と言っていたので、短めに撮影させてもらいました。
周りは鬱蒼とした森の中なので、しばらく瞑想したくなりましたが今日は残念ながら時間が無いので、次のスポットの御神埼(うがんざき)へ向かうことに。。。
御神崎へ行く途中、天気が良かったので名蔵湾をパチリ。
やっぱり、石垣の海はきれいだ!
海が好き~!!
きれいな海を見ていると時が経つのを忘れてしまいます。
おっと先を急がねば。
御神崎
車を走らせて、途中、川平湾と御神崎の分かれ道を御神崎(うがんざき)へ向かいます。
結構上り道で峠越えと言う感じの所のピークを下がると白い大きな灯台が見えてきました。
八重山の神々が降り立ったと言われる御神崎に到着。
誰もいません。
この向うは。。。
断崖絶壁の荒い海でした。
石垣島の海と言えば、エメラルドグリーンのサンゴ礁の海というイメージでしたが、ここは日本海のような感じ。
御神崎は、夕日がきれいなので晴れた日の夕方は、夕日を見に来る人が多いんだそうです。
御神崎の伝説がちょっと怖いので岬の岩の所までは足を延ばさず、先を急ぐことにしました。
伝説が気になる人は、ググって下さいね。
姉と弟の怖~い伝説が載ってるよ。
さて、次は何度行っても飽きない美しい海の川平湾へ向かいます。
ここは、ネットではパワースポットで紹介されていることが多いが、おじいの話では、”そうかなぁ?”と言っていました。
それでも川平湾は、お気に入りスポットなので寄って行くことにしま~す。
石垣島屈指の絶景・川平湾
来た道を先ほどの別れまで戻って、川平湾までは10分ほどで到着!
いつ見てもきれいです。
特に今日は天気も良いので最高!!
海辺でにゃんこもゴロ寝で気分よさそう。
この猫ベンチ、いかにも自由を満喫と言った感じです。
ここ川平には、海辺に観音堂があって川平湾のグラスボートの乗り場からすぐの所に御嶽があります。
そう言った意味では、パワースポットなのかもしれないですね。
私的にはず~っと川平湾でもいいんだが、妻も一緒なのでそうもいかず、最後のパワースポットのサビチ鍾乳洞へ進むことにします。
米原の八重山ヤシ
急いでいる割には、寄り道ばかりになってしまうが米原の天然記念物である八重山ヤシの群生を見に立ち寄りました。
ここの入り口の売店では、サトウキビとパイナップルが売られていたので妻が買って”おいしい!甘~い”と喜んで食べていました。
サビチ鍾乳洞
ここからサビチ鍾乳洞までは、すぐそこなので早々に向かいます。
車を走らせ10分で到着。
この鍾乳洞は、海岸へ抜けていて中には祠が祀ってありました。
鍾乳洞を抜けると。。。
きれいな海岸線が現われました。
満潮時は、この海岸線は海の中になるようです。
これでおじいから聞いたパワースポットの場所は、全部回ったが、せっかくなので石垣島の最北端まで行って宿に戻ることにしました。
石垣島最北端の平久保崎灯台
最北端までは、ここから一本道を車で10分くらいだ。
石垣島サンセットビーチを横目に、到すぐに到着。
ここにも大きな灯台がありました。
平久保崎灯台と書いてある。
台風が来たら凄そうなところだなぁと思いながら見ていましたが、とにかく風がきついので早々に車に戻って宿に向かいました。
一日の締めは、やっぱり楽しいゆんたく
今夜は、”ゆんたく”をするみたいなので楽しみです。
ちなみに”ゆんたく”とは、こんな感じの夕食のことです。
ほとんどこの宿の常連さんです。
三線と唄、時には踊りもあって本当に楽しいですよ。
私も三線は、ここのおじぃとおばぁ、それとこの写真に映っている常連さん(実は、三線で津軽三味線を弾いてしまう三線の超達人先生)に教わりました。
常連さんは、仲間内で“ぱいらんだー”と呼ばれています。
いつも楽しかったこの宿も、今はもうないので寂しいですね。
to be continued.