50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

買ってきたばかりのきれいな花が、わずか10日後に無残な姿に。犯人を捜せ!

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10月ももう中旬になりますが、まだまだ日中は、半袖でも過ごせるほどの気温なので、息子も半袖で元気に登園しています。

 

そんな気候のせいか、少し前に買ってきたジニアがプランターに植え替えてから、わずか10日で謎の立ち枯れになってしまいました。

 

黄色いきれいな花をつけていてきれいだったのですが、残念です。

 

ちなみにジニアは、こんな花です。

この花は、門の横に植えた分です。

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ジニアは、和名では、百日草と呼ばれることが多いですが、その他に浦島草、長久草などで呼ばれることもあります。

 

この花は、和名からもわかるかも?ですが、開花時期が初夏から晩秋にかけて咲いていて開花時期が長いんです。

 

しかも、花の様相や色などバリエーションが多く育てるのも比較的初心者向けと言われているので、今年の夏秋は、この花が自宅で華やかに咲いてくれるのを楽しみにしながら植えていました。

 

そんな矢先の出来事で、まぁ買ってきた花が全滅したわけではなかったのですが、それでもちょっとテンション下がりました。

 

花の植え替えは、よくやるのですがこんなに早く立ち枯れをしたことは、今までになかったので、原因は何だったのか?調べてみた結果、想像すらしていなかった事実が判明したので、書いてみたいと思います。

 

枯れたジニアの謎

買ったジニアは、全部で15株です。

 

プランターに3株植え、その他は、玄関門の横の生垣に花壇スペースがあるので、そこに地植えをしました。

 

そのうち枯れたのは、プランターに植えた分だけで、地植えの分は大丈夫でした。

 

一般的に、植物が枯れる原因とされる以下の5つについて確認してみました。

・水のやり方に問題あり?

 これまで多くの花をプランターで育ててきたので、水やりで今回のような枯らす状態になった植物はありません。

 

水はけも問題なく、水やりはジニアの様子を見ながらやっていました。

ということで心当たりがありません。

・日当たりに問題あり?

日当たりは、午前中に直射日光が当たり、午後からは直射日光にならない場所に置いていました。

 

日当たりにも特に問題はないと思います。

・肥料のやりすぎ?

肥料は、土をタキイ種苗が販売している培養土を使っているので、特に与えていませんでした。

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この培養土には、初めから植物に適量の基礎肥料が混ざっていて袋の裏に使い方も詳しく載っています。

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この土で、今年の夏は、息子にお世話をさせてプランターでプチトマトを作りましたが、良いトマトがたくさんできました。

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・害虫

害虫で一番に思い当たるのが、ナメクジです。

 

ナメクジは、我が家でも少し気を抜いたら、すかさずやられます。

 

今夏も、妻が小学校で使う予定だったひょうたんを、苗から育てようと3つ植えたのですが、そのうちの2つはわずか5日で丸坊主にされ、あえなくやられました。

 

毎日、奴がいそうな石の下とか、植木鉢の下を見ているので、今では、あまり見かけなくはなったのですが、ちょっと気を許すとひょうたんのとおりです。

 

そんなこともあり、ナメクジ退治には、毎日目を皿のようにしてあたっているので、今回もプランターの周囲や底を徹底的に見たのですが、見つかりませんでした。

 

その他の可能性としては、根切り虫か?

・病気

病気であれば、ウィルス病ち枯れ病になると思うのですが、ウィルス病に見られる葉に斑点が見られるわけでもなく、立ち枯れ病に見られる下から枯れてくる症状ではなく、全体的に一気に褐色になった感じなので、どちらも違うように思われます。

 

ウィルス病は実際に、先にお話ししたプチトマトの最後に見られましたが、その時には、まだジニアはありませんでした。

 

原因を調査

一通り考えて、一番の容疑者は、根切り虫。

 

ということで、プランターの土をひっくり返してみることにしました。

 

これが、枯れたジニアのプランターです。

 

真ん中にも 一番先に枯れた株があったのですが、抜いて廃棄しました。

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いつも園芸用に使っているプラボックスにプランターをひっくり返して、土を一気に出します。

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さて、容疑者の根切り虫は、見つかるのか?と早速土の中を見ようとしたら、意外なものが・・・。

 

それは、やっぱり奴でした。

(写真中央)

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しかも、団体で6匹も!

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写真には、3匹しか映っていませんが、もう3匹は早々にこの下敷の裏に逃げています。

 

でも、ナメクジは土の中には潜ることはないはずなのですが、なぜプランターの一番底にいるのか?

 

使っていたプランターをもう一度よく見てみると、そういえば水抜き穴が。。。

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そういえば、プランターの底は、底板の上に土が載っていて底の1㎝くらいは、ほとんど土が落ちない構造になっていました。

 

ということは、奴は昼間は、この穴からプランターの底に入って隠れていて、夜になるとぞろぞろ出てきて、上のジニアをお腹いっぱい食べて、明るくなるとまた底の穴からプランターに入り込んで隠れるということを繰り返していたようです。

 

普通なら、奴が這った跡は、光って見えるのでわかるはずなんですが、あいにくジニアを植えた夜からが降ったりやんだりで続いていたため、跡が消えてしまったのだと思います。

 

我が家では、長方形のプランターは、最近使っていなくて、植木鉢ばかりだったので、よもやそのようなことになっているとは、想像すらできませんでした。

 

また、念のためプラボックスの土を調べて、根切り虫がいないかを見てみましたが、根切り虫は見当たらなかったので、やはり犯人はナメクジでまず間違いないと思います。

まとめ

ジニアが枯れた数日後の調査で6匹ということは、ジニアが健在であった時点では、恐らくその倍くらいは、プランターの底に奴が隠れていたのかもしれません。

 

そう思うと、わずか10日でプランターのジニアが全滅したのも納得できます。

 

このプランターの横に1か所だけ水切り穴が開いているタイプは、ホームセンターで聞いてみると、この横長のプランターのみのようです。

 

ちなみに穴の蓋もついているのですが、蓋をすると当然水をやった時や雨天の雨水が逃げず、内部にたまる一方なので、根腐れになる可能性が高くなります。

 

そう考えると、蓋はできないです。

 

といってプランターの水抜き穴をあけたままにすると、きっと奴のアジトになってしまうと思うので、土を入れる前に内側から穴のところに網をきっちり付けるようにすることをお勧めします。

 

今回、私はこんな感じでプランターの内側に奴が侵入できないように網を付けて土を入れました。

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皆さんも、プランターへの不法侵入者にはお気を付けください。