【目次】
朝夕は、ちょっと涼しくなってきましたが、日が昇るとやっぱり、うだるような暑さになりますね。
今回は、毎日暑~い日ばかりなので、暑気払いと言うことで、昨年の冬に地元で行われた「雪灯廊」というイベントをご紹介したいと思います。
開催された場所は、京都府の真ん中にある南丹市美山町というところ。
私の自宅から車で50分ほどのところです。
毎年開催されていたのですが、今年は、コロナ禍のため、残念ながら中止になりました。
来年、再開されるのを期待して、それではイベントに行ってみたいと思います。
(上記画像は、掲載元の有限会社かやぶきの里様より掲載許可取得済 http://www.yukitouro.jp/)
南丹市美山町ってどんなとこ?
この写真の通り、日本昔話に出てくるような茅葺民家の集落で、個人的には疲れた時にどっぷり何もしないでぼーっとできる人が優しい、自然が優しい所です。
一昔前までは、林業と農業の普通の自然豊かな田舎町だったのですが、現在は、見た目は昔と変わらないものの、住人に大きな変化が見られます。
都市部から遠く離れた山間部に位置する美山町も高齢過疎化が危惧され、その対策として自治体が移住者受け入れを積極的に行いました。
その結果、推進陶芸家、画家、元ロードレーサー、登山家、木工作家、音楽家等々多彩な人々が国内外から集まり、僻地農村のイメージから今やクリエータービレッジに変貌しました。
もちろん、従来からの農業も、次々に進化しています。
お米を乳酸菌、酵母菌、納豆菌を発行させたユニークな自家製有機肥料で土づくりを行い、農薬や化学肥料、除草剤を使わず自然の力だけで作る自然循環農法で作ったり、畑に緑肥を導入し、野菜を作っている有機農法家も増えてきています。
この安心・安全な作物を作るというこの町の雰囲気は、平成16年に美山町が独自に「美山農産物認証制度」という制度が設立されたことも後押しし、ブランド化につながっています。
ちなみに、緑肥とは、よく収穫が終わった畑に青々とした大麦が育っている畑を見かけたことはないでしょうか?
この大麦は、大麦を収穫するために植えているわけではなく、畑の土壌を良くするために植えてあります。
私のようにあまり農作に詳しくない素人は、土壌改良するには、粒粒の肥料を土に混ぜて土を寝かすと言った方法を思い浮かべると思うのですが、植物を育てることによっても土壌改良はできるんですね。
その他、美山町には、京都大学、同志社大学、佛教大学などの大学機関がさまざまな研究のため、来訪や常駐をしています。
気候は、山間部のため、夏はクーラーがほとんど不要で、窓を開けているだけで心地よい風が部屋の中に入ってきます。
その反面、冬は、南丹市屈指の降雪地域のため、雪が多く、府内で一番気温が低くなる地域です。
それでも、ここ1,2年は暖冬のため雪は少なめですが・・・。
普段は、こんな感じです。
この写真を撮った時は、ちょうど秋で紅葉が始まったばかりの頃でした。
民家には、こんな光景も・・・。これ、本物の野生のトビです。
それでは、雪灯篭の会場に行ってみましょう!
さて、雪灯篭の会場に到着してびっくり。
人も車もいっぱいでした。
駐車場も、満車だったのが運よく1台空いたので何とか停めることができました。
駐車場内も人がうろうろしていたので、車を止めるまでちょっと怖かったです。
車を降りて、早速、雪灯篭を見に行くことに・・・。
この夜は、民家もライトアップされていてきれいでした。
お目当ての雪灯篭はこんな感じです。
雪で作られた灯篭は、写真では白色光ですが、実物はオレンジっぽい情緒のある光です。
冬の花火が雪原を照らす
そして、時間が18時40分頃になると、息子も楽しみにしていた花火が打ち上げられました。
バックミュージックに中島美嘉さんの冬の華が流れていて、これはデートだったらグッとくると思いますね。
写真を撮ることに一生懸命になっていて妻と息子からはぐれてしまいました。
まぁ、スマホを持っているので適当に何かあったら電話がかかってくるだろうと、今しばらく写真を撮っていたら電話がかかってきました。
それから、妻と息子の所へ行くと、息子は花火と雪灯篭の灯を見てテンションが上がりっぱなしで大満足だったようで楽しませていただきました。
このイベント、来年はコロナに負けず、是非やってほしいです。
美山町へのアクセス
美山町は、どのような所かと言いますと、京都府のほぼ真ん中に位置し、京都丹波高原国定公園にもなっている自然豊かな地域です。
アクセスは、京都縦貫道園部インターを降りて府道19号線を終点の上平屋まで行き、国道162号線を東に進み安掛を経て、府道38号線を進みます。
時間的には、インターを降りてから車で1時間程度です。
イベントがない時でも、四季を通じて静かで、空気がきれいで、癒される自然豊かな土地です。
機械がありましたら、おススメですよ!
(白地図:フリー素材サイトhttp://www.sekaichizu.jp/、車:フリー素材サイトhttps://illustimage.comより
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