50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

開運エネルギーを感じる邪気を祓う萬福寺のホワイトタイガー、強運・パワーをおすそ分けします!

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このブログにお越しの皆さん、

新年、あけましておめでとうございます!

 

年末、大晦日になって、やっとブログ記事に手が届いたボイジャーです。

 

大晦日と元日、2日は、妻と息子は妻の実家にお泊りなので、一人正月で約3週間ぶりにブログ記事を書くことができました。

 

息子が冬休みなので、予想通り幼稚園が始まるまでは、なかなかブログが書けなくて、ちょっとイライラしかけていたところだったので、妻が気をきかせてくれました。

 

妻に感謝です!

 

今回は、私の誕生日の27日に妻の術後チェック(夏に人工股関節の手術をしたので)のため、病院に行った後に、ちょっと気になっていたホワイトタイガーを見に京都府宇治市にある黄檗宗大本山萬福寺というお寺に行ってきました。

 

ホワイトタイガーと言っても、実は絵馬に描かれたホワイトタイガーなんですが、新聞に出ていたのを見て、自分で言うのも?ですが、私にしてはめづらしく、どうしても実物を見に行きたくなったんです。

 

そして、実物を 目の当たりにして、すごく良い気をいただいた感じがしたので、皆さんにも是非、紹介したいと思います。

 

(尚、当記事の写真撮影及びブログ掲載に関しましては、当寺院の和尚様から事前に許可をいただいております。)

黄檗宗大本山萬福寺ってどんなお寺?

萬福寺 三門

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京都市の南隣の宇治市にある黄檗宗大本山萬福寺は、1654年に隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が開いた禅寺です。

 

黄檗は、“おうばく”と読みます。

 

黄檗宗は、臨済宗、曹洞宗とともに今でこそ日本三大禅宗の一つですが、最初は、臨済正宗と名乗っていました。

 

明治時代に入ってからは、尊王愛国思想の教化を図るという政府の思惑から、宗派を国がまとめ、禅宗は、曹洞宗と臨済宗の2つしか認められませんでした。

 

そのような経緯から、臨済正宗は、臨済宗黄檗派という名前に強制改変されていました。

 

しかし、1876年(明治8年)に、このような国による宗教の統合管理は、各宗派の内部から次々に問題が起こったため、事実上、この制度は破綻したのを機に、1877年(明治9年)に「黄檗宗」となりました。

 

まぁ、国の都合で宗教をコントロールして当時の政治に都合の良い世の中に利用しようとしたけれど、やっぱりうまくいかなかったという所でしょうか。

 

でも、この破綻後も、尊王愛国思想の教化を図る要の「三条教則敬神愛国・天理人道・皇上奉戴朝旨遵守)」というは、残されたんですよ。

参考出典:京都大学,谷川穣Ph.D 「明治前期における教育/教化/宗教 : その関係史的研究」2006年1月

 

萬福寺開祖の隠元隆琦禅師は、元々、中国の黄檗山の偉いお坊さんで、当時、長崎にあった唐寺の一つである崇福寺の住持として、同じ長崎の唐寺である興福寺の住持、逸然性融(いつねんしょうゆう)に呼ばれて渡来しました。

 

この逸然性融というお坊さんも、中国から渡来した人です。

 

この当時は、明が戦時下だったため、長崎に多くの中国の僧が渡来してきたそうです。

 

住持(じゅうじ)とは、住持職のことで、世間では略してよく「住職」と呼ばれています。寺の最高責任者の職です。

 

隠元隆琦禅師は、インゲン豆を最初に我が国に持ってきた人と言えば、ちょっと親近感がわくかも?ですね。

 

このお寺ができた当時は、徳川家、毛利家、伊達家等々の名だたる大名が競って寄進をしたことや、隠元隆琦禅師が没した後も、歴代の天皇から国師、大師の称号を賜られたことからも、凄いお寺だったということがわかります。

 

開運のホワイトタイガーに感じる気

それでは、萬福寺の景観を楽しみながらホワイトタイガーのところまで行ってみましょう!

 

萬福寺の伽藍は、こんな感じで、戦災を逃れて江戸時代の建立当時のままです。

 

日本に唯一現存する禅宗伽藍建築です。

伽藍様式は、明調様式で中国福建省にある黄檗山万福寺と同じです。

 

ちなみに、中国の万福寺は、古黄檗、日本の萬福寺は、新黄檗と呼ばれています。

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私もこのお寺に来るのは初めてなので、思っていたより意外に大きなお寺でちょっとびっくりです。

三門を過ぎたところで、拝観券を買いました。

 

大人1人500円なので妻と2人で1000円也!

 

息子くんは、幼稚園児なので無料です。(^▽^)/

 

入ってすぐ左には、徳川歴代の御位牌が安置されている開山堂があります。

しっかり、葵の御紋がありますね。

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寺の大きなお堂とお堂の間は、屋根付きの回廊になっています。

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この回廊を進んでいくと、鬼瓦が通路の真ん中に置いてあって、その前に梵鐘がありました。

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この鐘楼は、このお寺の方が“誰でもついてもいいよ”と言って下さったので、早速、息子くんがママと一緒につこうとするのですが、ちょっと背が足らないですね。

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鐘をついて、天王堂に向かいます。

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この天王堂には、金きら金の弥勒菩薩(布袋)座像が祀られてあり、その四方を四天王が守っています。

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東方の守護神 持国天f:id:Boyager:20220101143732j:plain

 

南方の守護神 増長天

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西方の守護神 広目天f:id:Boyager:20220101143757j:plain

 

北方の守護神 多聞天

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そして、この天王堂の奥の大雄宝殿と言うお堂の前に、いよいよホワイトタイガーの絵馬があるんです。

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お待たせしました!

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よろしければ動画でもどうぞ!

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このホワイトタイガーの絵馬は、黄檗宗萬福寺塔頭東林院の住職さんが、新型コロナに打ち勝つことと家庭円満の願いを込めて、2日間で仕上げた逸作です。

 

まとめ

このホワイトタイガーは、まさに神の使いの白虎を感じさせる、邪気を寄せ付けない風格を持った虎に見えます。

 

皆さんにも、良い運気が巡りますように、祈念しています。

 

【黄檗山萬福寺】

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年中無休

拝観時間:9:00~17:00(受け付けは、16:30まで)
電車の最寄り駅:JR奈良線黄檗駅下車徒歩約8分、又は京阪黄檗駅下車徒歩約8分

駐車場は、有料駐車場(コインパーキング)在り

TEL:0774-32-3900

 

ここのお寺は、お昼に普茶料理(精進料理)が食べられることでも有名です。

利用される方は、3日前の午前中までに要予約です。

3000円(税別)の普茶弁当は、1名から受け付けてくれます。

5000円(税別)、7000円(税別)のコース料理は2名からの受付です。

利用時には、拝観料が併せて必要です。

席には、13時までに入ってください。

駐車場料金は、無料になります。