50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

今も昔も、変わらない、一番人気の敬老の日の贈り物とは?

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昨日は、台風が過ぎて、秋らしさが深まるのかと思っていたら、道路の横に表示されている気温計は、29℃。

 

まだまだ、日中は夏の名残を感じますね。

 

昨日は、2か月半ぶりに散髪に行って、さっぱりしたボイジャーです。

 

私の髪は、すごいくせ毛で、髪が伸びてくると収拾がつかなくなります。

 

そのため、いつもストレートパーマをかけています。(^▽^)/

 

散髪は、自宅から車で1時間ほどのところにある美容室さんでお願いしているので、向かう途中、義理の両親の実家に1日早い敬老の日贈り物を渡してきました。

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今回は、この敬老の日の贈り物について、両親が今までになく喜んでもらえたので、そのことについて書きたいと思います。

 

敬老の日の我が家のイベント

敬老の日は、例年、我が家では、姪っ子の家族と一緒に両親の実家に行って一緒に食事をし、お祝いをしていたんですが、昨年は、大事を取ってコロナ禍のため中止にしました。

 

今年は、我が家だけで行くつもりでしたが、先週はじめから義理の父風邪をひいてしまったということで、大事を取って中止になりました。

 

そこで、今年は、両親の好きな食べ物を作って持っていくことにしました。

 

とは言うものの、何にするか?

 

あまり高価なものは、かえって気を遣う両親なのでどうするか妻と相談しました。

 

義理の父は、とにかく美味しいお米と栗と松茸、牛肉、とんかつが大好物なので、その中から選ぶことにしました。

 

ちょうど地元産の新米と栗が出たところなので、栗ご飯を炊くことにしました。

 

栗ご飯だけでは、ちょっと寂しいのでおかずに、すき焼きを作って持っていくことに決定!

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ということで、今年の敬老の日のイベントは、中止になりましたが、贈り物は、栗ご飯とすき焼きになりました。

 

材料購入は道の駅とa-coop(生協)

お昼前から早速、材料購入に行きました。

 

新米と栗は、近くにある道の駅京都新光悦村)で売っているので、まずは、ここから。

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ここの道の駅は、地元民の利用も多く、新鮮な野菜こだわり食材がとても多いんです。

 

ちなみに、私のお気に入りの、サンドイッチの種類が10種類以上は軽くあるパン屋さんも、この道の駅の中にあります。

よく、お世話になっています。(^▽^)/

www.utugumi.com

 

連休中日だったので、値段が安いせいもあり、さすがによく売れていますね。

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栗は、だいたい京都市内のデパ地下の半値くらいです。

今回は、500円のこれを買いました。

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大きさは、Lくらいでしょうか。

 

栗は、2L、3Lと大きくなるにつれて値段も上がっていくのですが、大きな栗は、鬼皮という一番外側の固い皮をむくと、中で実が2つに分かれてくっついているものが結構あります。

 

栗は、鬼皮を剥いた下に、渋皮という茶色い栗の実にしっかりへばりついた皮があり、この皮も剥くのですが、中で2つに分かれてくっついているものは、それぞれに外してこの渋皮を剥くため、せっかくの大きな実も半分の大きさのものが2つになってしまいます

 

大きな栗は、見栄えもするので贈り物には好まれますが、実際食べるとなると、洋菓子に使ったり、栗の渋皮煮などを作るときは別として、栗ご飯であればLサイズくらいで値段控えめ、十分、栗を堪能できると思います

 

さて、お次は、新米です。

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買ったのは、真ん中の「れんげ米」10kg。

もちろん新米です。

 

我が家は、ここの道の駅の会員なので、今回も500円引きクーポンで購入しました。

「れんげ米」は、ここの地域内のみに流通している最上級のお米です。

 

同じ自治体内に隣接する八木町では、先の皇室行事の大嘗祭に献上米として上納しているほどの土地柄なので、美味しさは間違いないです。

 

ふつう道の駅と言えば、観光客がターゲットと言う場合が多いと思うのですが、ここの道の駅の場合、お土産も充実していることに併せて、地元消費にも配慮された所です。

 

こんなものも売っています。

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これは、なんで すが、用途に分けてナラの木や杉の木などいろいろあります。

帰ろうと思ったその時、謎のキノコ?

さて、目当てのものを買ったので帰ろうかと思って、ふと横の地場野菜の売り場を見ると、これまで見たこともないものが山積みされて売っていました。

 

名前を見ると、マコモタケと書いてあります。

私は、聞いたことも見たこともなかったので、名前からしてこれキノコ?でも見るからにキノコではなさそうな??と思いながら、気になったのでスマホで調べてみました。

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こういうう時は、やはりスマホは便利ですね。

 

ググってみると、各地で結構、栽培されているようです。

 

このマコモタケ、いったい何者かと言いますと河川や湖沼に生えているマコモというイネ科の植物が、黒穂菌(くろぼきん)に寄生されると根が肥大化し、その肥大化した根のことをマコモタケ(真菰茸)と言うそうです。

 

その辺の川に、普通に生えているようなので意識して眺めると見つかるかもです。

 

は、売っている説明書きには、アスパラガスのような味に、筍のような食感とあり、ネットでは、エリンギとブナシメジの中間のような味とか書かれていて、いずれにも灰汁が出ないので、えぐみや渋みもなくシャキッとした淡白な食感だそうです。

 

このマコモタケのマコモは、古くは古事記や万葉集に出てくるほど日本でもなじみ深い植物で、出雲大社の神事にも使われるとか。

 

また、食べるだけでなく、水質浄化にも優れているそうです。

 

これは、奥が深そうな食材と出会ってしまいました。

 

ということで、筍のような食感?キノコのような味?アスパラガス?いずれにしても、すき焼きに入れられそうなので買ってみることにしました。

 

1本250円です。

 

さて、最後は、a-coopにお肉を買いに行こうと思ったのですが、よく考えてみると冷蔵庫の中に、A5ランクの地元ブランド牛(全国食肉品評会にも優勝しました)の肉があることを思い出したので、そのまま帰ることにしました。

 

翌朝から栗ご飯とすき焼きを作る

翌朝5時から、まずは新米2合ともち米1合を合わせて、米を洗い、1時間ほど浸水、その間に急いで栗の皮を剥きました。

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そして、栗を炊飯器に入れ、利尻産のだし昆布、酒、みりんを大さじ3づつ、塩を小さじ1入れて、スイッチオン。

 

1時間くらい待って、炊き上がりました。

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炊き上がった、栗ご飯は、タッパーに詰めて完了です。

 

次に、すき焼きにかかる前に、例のマコモタケを実際グリルで焼いて食べてみました。

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切った断面は、こんな感じで、まだ新鮮なようです。

この断面に、黒いゴマ状のポツポツが出ているようであれば、ちょっと日がたっている状態です。

 

これを、小さく切ってグリルで焼くとこんな感じです。

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どこか、松茸のじくのかけらのような感じに見えますね。

これを半分に切って、しょうゆを少しつけて食べてみます。

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これは、なかなかいけますね。

筍と言うより、やっぱり食感は、松茸に近いような気がします。

 

妻も、“これを永谷園の松茸味のお吸い物に入れたら、絶対松茸の代わりになるね。”と言っていました。

 

これで、すき焼きに入れても問題なさそうなので、キノコの代わりに入れることにしました。

 

さて、すき焼きなのですが、A5ランクの上等なお肉にマコモタケ、白菜、豆腐、玉ねぎを入れていい味加減でできたのですが、朝10時半からの散髪に行く途中に実家による段取りで、バタバタして写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

と言うか、時間が押している中、今回の一番大事なものを作る一仕事が残っていて、そちらに気を取られていました。

 

その一番大事なものとは?

敬老の日の一番大事なものとは?

それは、かなり作れるかどうかすら難しいものです。

 

さて、それは、息子のおじいちゃんとおばぁちゃんへの手紙です。

 

息子は、まだ字を書くことがほとんどできないということと、かなりの気分屋さんなので、ごてずに協力してくれるかどうか?

 

当然、手紙なんて書いたことは、ありません。

 

でも、私としては、なんとしても息子に手紙を書いて欲しい思いがあり、しっかり息子にわかるようにお話してみました。

 

すると、息子は、“僕、字は書けないし、難しいよ”と予想通りテンションダダ低。

 

そこへ、私が“パパがひろくんの手を持って一緒に書くからだいじょうぶだよ”と言うと、“それならいいよ”と何とか言ってくれました。

 

よし!とばかりに息子の気が変わらないうちにすぐに手紙を一緒に書きました。

 

まぁ、手紙と言っても、超短い、たった二行ほどのメッセージです。

 

” あーちゃんとじいちゃんへ

 

  いつもありがとう

 

  いつまでもながいきしてね

 

          ひろき ”

 

でも、字を書くときは、わたしからはほとんど手を動かさず、息子に、“はい、ゆっくりまっすぐかいて”とか”曲がるよ”とか声をかけて、できるだけ息子が動かす手の動きを生かして重ねた手で字を書いていきました。

 

息子剣真一生懸命に書いてくれました。

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書き終わったら、私が時間ギリギリで焦っている中、息子は、手紙は僕が渡すと言って泣きかけました。

 

気持ちはわかるものの、じいちゃん風邪がうつるといけないからこちらには来るなとわざわざ息子に電話で話していたこともあって、何とか息子を諭しました。

 

そして、すぐに出発し、40分後に無事、栗ご飯とすき焼きに大切な息子の思いがこもった手紙をじいちゃんとばぁちゃんに渡しました。

 

帰宅後、妻から、じぃちゃんとばぁちゃんから何度も手紙について、電話があったとのことで

一生の宝物にするからね!ありがとう!!

とか

じぃちゃんもばぁちゃんも嬉しいよ、大切に飾っとくね”とか

大そう喜んでいたよと聞かされ、私も本当によかったと思いました。

 

まとめ

今も昔も、苦労をして育てた我が子が大きくなり、自らを振り返ると敬老の日に祝ってもらう歳になった時に、わが子からどんなに高価な贈り物をしてもらっても、その贈り物を活かす、親への感謝の思い、大切な存在という心の明かりが宿っていなければ、色あせてしまうことが多い思います。

その良き温かな答えが、世代を超えて孫から伝えられた時自らの人生に実感と至高の喜びが記憶されるのだと思います。

 

かけがえのない両親に感謝。