- 政府が光熱費に補助金出してくれる!けど・・・。
- プロパンガスは、都市ガスの倍!は値段だけではなかった!
- プロパンガスで火加減を中火と強火にしてお湯を沸かし、時系列に温度上昇を見る実験
- その他に思いついた2つのガスeco変更
- まとめ
2023年、明けましておめでとうございます。
今年のお正月は、昨年より寒さはましのような気がします。
とは言え、毎朝、外は0℃か氷点下なので暖房フル稼働です。
年を越して近くのスーパーの初売りに、用事があって行ってみたのですが、またまた、全体的に値段が上がっていました。
円安は、日銀の利上げで、とりあえずは元に戻ってきたような感じですが、まだまだ安心はできないと思います。
そのような中、何と言っても光熱費が半端なく高いですよね~。
政府が光熱費に補助金出してくれる!けど・・・。
政府は、今年の1月から電気とガス代について補助金を出すことを閣議決定しました。
参考出典:
経済産業省 資料 「これまでの支援策と総合経済対策の進捗状況について」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bukka/kanjikai-dai4/kanjikai_siryou.pdf
個人契約の電気代は、1kwhあたり7円で、ガス代は、1㎥あたり30円。
補助金対象期間は、1月分から9月分までです。
但し、最終月の9月は、半額になります。
実際の値引きは、支払いが月末締めの翌月払いのため、一カ月ズレますね。
我が家の場合、電気代は、約25%オフになる計算で、ガス代は、なんと残念なことになっちゃってます。
というのも、今回のガスの補助金対象は、都市ガスのみ。
我が家は、バリバリのプロパンガスなので対象外だったんです~。
都市ガスより値段が倍するプロパンガスが対象外とは、どういうこっちゃ!!
と少々モヤモヤしたところがありましたが、電気代だけでも安くなる有難いとしましょう。
とちょっと明るいお話かなぁと思いきや、いえいえこの話には、実はちょっと落ちがあります。
どんな落ちかと言いますと、国内電力会社のうち次の五社が4月からの電気代値上げの申請を国にしています。
そしてその内容は、中部電力が31.3%、東北電力32.9%、中国電力が31.3%、四国電力が28.1%、沖縄電力が39.3%、北陸電力が45.8%。
うわぁ~鬼上げのアップ率!
上記以外の電力会社でも、
東京電力は、一般契約が平均で約3000円前後の料金値上げ率で申請準備中
北海道電力は、一般家庭の7割以上が契約する電気料金を、3割以上の値上げ申請を行う見通し。
関西電力と九州電力は、原発再稼働により、とりあえずは値上げ申請は見送る方針。
あくまでも、現時点では、国で審査中なので、最終的にどのようになるかはわかりませんが、仕入れ価格の高騰が影響しているので、値上がりは必至でしょう。
今回の政府の援助策も、春には再び値上げとなる確率は低くないと個人的には思います。
プロパンガスは、都市ガスの倍!は値段だけではなかった!
妻の実家は、都市部なのでガスは、都市ガスです。
ガス代を聞いて、我が家の半分以下。
羨ましい限りです。
これもプロパンガスの宿命か?と諦めていました。
でも、ある日、ネットで都市ガスのカロリーとプロパンガスのカロリーの記事を見かけ、読んでいくと、えっ?・・・
プロパンガスのカロリーは、約24,000kcal/㎥
都市ガスのカロリーは、約11,000kcal/㎥
なんと、プロパンガスの熱量は、都市ガスの2倍以上。
このことから、都市ガスは、プロパンガスより火力が弱いので安いのか!と安直な勝手な思い込みから、都市ガスの安さに納得していました。
後々、都市ガスとプロパンガスの価格差の大半は、ガス供給の仕組みから来るコストの違いということがわかりましたが・・・。
さらに、思い込みに拍車がかかり、都市ガスを使っている皆さんは、きっとお湯を沸かす時間もプロパンガスを使っている人より時間がかかっているんだろうな?という、おばかな思考になり、それではと、プロパンを使っている自宅のガスコンロで火加減を中火と強火にしてお湯を沸かし、時系列に温度上昇を見る実験をやっちゃいました。
プロパンガスで火加減を中火と強火にしてお湯を沸かし、時系列に温度上昇を見る実験
今回は、ヤカンに水2ℓを入れてお湯を沸かし、沸騰するまでの時間経過を中火と強火で観測しました。
ヤカンの中には、棒温度計を入れて観測開始。
結果は、以下の通りになりました。
上のグラフで、FULLが強火でHALFが中火です。
水道水の水温が14℃。
中火の最高水温は、9分11秒で98℃、強火の最高水温は、6分57秒」で99℃となりました。
最高温度到達までの中火と強火の時間差は、2分14秒でした。
調理やお茶、コーヒー等での実用面を考えると、ほとんどの場合、90℃くらいでお湯を使用しても実用可能と考えると、おおよそ2分の差と考えました。
理屈的に考えると、同じ水の量を沸騰さすので、中火、強火によらず必要熱量は、同じはず。
しか~し、実際の結果は、強火が沸騰に要したガスの量をxとすると、中火で沸騰に要した時間は7分24秒なので、中火は強火の半分の熱量とした場合、要したガスの量から時間を逆算してみると7分24秒/2の3分42秒となり、強火の時の沸騰時間結果の5分23秒と41秒の差となり一致しない。
原因を調べてみると、どうやら強火の時には、カロリーロスが多いためということらしい。
ガス専門のコンサルタント会社によると、強火では、なべ底から炎が出てしまってカロリーをロスするなどが考えられ、ガスコンロでガスの節約が一番できるのは中火ということでした。
参照元:株式会社エネチェンジサイト
という結果から、実験動機はさておき、我が家ではガスレンジを使う時は、強火は使わないようにしました。
からに変更!
その他に思いついた2つのガスeco変更
この他にも、よくよく考えて我が家で2つガスの削減を思いつきました。
その1:お風呂の給水量を変える
をに変更。
お風呂の給水量は、20ℓだったのですが、これを16ℓに変えてみました。
お湯の量的には、いつも息子と入っているので、問題なしです。
考えてみれば、変更前は、私がお風呂に入って息子が入ると、結構な量のお湯が湯船から流れていました。
今から思えば、毎日、お風呂でお金をざぶざぶ流していたんですねぇ。
いやぁ~もったいない!
これで、水道料金もガス代とともに幾分下がると思います。(^▽^)/
その2:お風呂の給湯温度とその他の給湯温度を分ける。
今までは、家の給湯温度は、すべて40℃だったのですが、これをお風呂は、40℃、その他は、35℃に設定しました。
実は、別々に設定することができるとは思ってもみませんでした。
たまたま、今回お風呂のお湯の量の設定を変える手順を説明書を引っ張り出してきて、見ていたら、あらあらこんなこともできたのかぁという具合でした。
と
風呂以外は、35℃以下でも良かったのですが、この温水給湯器の最小可能設定温度差が5℃までなので仕方がないです。
そして、ついでにこの温水設定リモコンの電源は今までは24時間点けっぱなしだったのですが、私一人の時や、夜間は電源を切るようにしました。
これだけでも、結構な節電になるそうです。
まとめ
私の変な勘違いと思い込みから始まった節ガスですが、これがきっかけで節ガス節電節水が少しでもできればラッキーだと思っています。
終わりよければすべてよしということで、2月ごろには、この結果が出ると思います。
さて、どうなるか楽しみです。
また、結果報告をさせていただきます。