気が付けば、1カ月ぶりの記事投稿になってしまいました。
実は、この1カ月、息子の通う小学校から特別支援学級に入級を見据えて、今後の息子のことで面談の呼び出しが再三あり、その影響でブログどころではなくなっていました。
この時期、学校側は、来期の特別支援学級の人員を確定するために、私の子どもも含めて担任の負担になるような”手のかかる子”を来期から特別支援学級に入級してもらうための面談をひっきりなしにやってました。
私の息子は、読み書き算数も出来が悪いながらも一応はできているので、最初から、きっぱり特別支援学級に入級の話を断ったのですが、それ以降、ほぼ毎日、”面談のご都合をお聞かせください”と執拗に携帯や自宅の電話に忙しい夕方時期にかけてくるのです。
その一方で、平素の授業は、担任が学卒新規採用ということもあるのか、ミスが多く、その他にも突っ込みだしたらきりがないほどのお粗末さ。
おまけに、息子の持ち物が無くなったら、すべて、息子のせいになる。
結局、我慢の限界がきて、私が学校に出向き電話の件をはじめ、平素の授業の不備について説明を求めた翌日、それなりの立場の方が、どこから聞いてこられたのか?なんですが、学校教職員の前で、そのような現状を叱責され、それ以降電話はかかってこなくなりました。
という胃の痛くなる日々が続いた1カ月間でした。
お題と関係のない話ですいません。
さて、我が家の庭も秋真っ盛り。
やっぱり、四季が感じられる生活は、いいですね。
鉢植えも、妻が寄せ植えをリニューアルしました。
私は、キンギョソウとビオラの他は、名前を知りません。(笑)
春先から、息子と一緒に環境学習の一環も兼ねて、種から大切に育てたシロバナタンポポも、秋咲きもする場合があると本に書かれていた通り、10月に入ってから、本格的に毎日、5,6本は咲いています。
シロバナタンポポの記事は、前回書かせていただきました。
前置きが長すぎ~!!の良くないブログの見本みたいな記事になってしまい、大変、失礼しました。
今回は、以前からよく世界で話題になる、地球の温暖化対策(CO2排出規制策)に関わることについて、個人的にはどのようなことができるか?
ということを家族で話し合い、お財布事情も考えて地道にコツコツやっていることをお話ししたいと思います。
よろしければ、しばし、お付き合いいただけましたら幸いです。
我が家の地球温暖化対策の3つの柱
我が家の地球温暖化対策の3つの柱は、光熱費削減、洗剤・油の使用量削減、食料自給率アップです。
その他にも、大きいものでは、今年から自家用車の買い替えで、今まで2000ccの車だったのを1000ccのエコカーに買い替えを行いました。
柱その1:光熱費
家族で地球の温暖化対策を考え、まず出てきたのは、光熱費を下げること。
我が家の昨年の光熱費は、ざっと、こんな感じです。
水道代は、ここに7年前に引っ越してきて以来、ありがたいことに値上げがないです。
でも、水道代が引っ越してきてから、単価が倍になりびっくり。
今住んでいる自治体は、全国的に見ても水道代は、高いほうだと思います。
先月に、市の漏水検査があり、漏水が判明したので、昨年との金額差は、漏水分のウェイトが多いと思います。
また、ガスも田舎なので、プロパンのため都市ガスより、かなり高いです。
しかも、この2月からのかの国の戦争と円安の影響で、どんどん値上げされてます。
電気も、皆さんの所もそうだと思いますが、結構な値上げ続きですね。
我が家の光熱費は、グラフの通り、だいたい昨年は月平均30000円だったのが、今年は月平均38400円に上がり、28%のアップです。
これに、冬季は、だいたい4カ月くらいは、暖房のための灯油を月8缶購入しているので、この分がプラスされます。
灯油も昨年は、最終価格は、1缶1650円でしたが、今年は、既に1缶2000円前後です。
しかも、光熱費は、来春に向けてさらに上昇するともニュースで言われています。
そこで、我が家では、節水と節電を始めてます。
我が家の場合、ガスは、削減できるところと言えば、せいぜいお風呂を毎日入っているのを2日に1回にするくらいなので、今の所考えていないです。
何せ給湯器がセントラルヒーティングなので、水道でお湯の方をちょっとひねるだけで、あのでかい給湯器が全開でお湯を沸かすので仕方がないです。
節水で始めたことは、食器の洗い物は、若いころやった厨房のバイトの癖で流水で洗ってしまっていたのですが、これを止めました。
水は、大きめのステンレス製ボールに水をためて、その水で全部洗い物を終わらせます。
油ものなどは、一旦、キッチンペーパーで拭いてから洗います。
節電は、まず、私一人の時は、日中は、電気をほとんど使っていません。
そして、我が家は、関西電力さんなんですが、関西電力さんが今冬に企画している「冬の節電プロジェクト2022」に参加しています。
部屋は、三方窓がある二階に移動し、パソコン作業もノートなのでバッテリーです。
テレビは、ほとんど見ないし、照明も日中は十分明るいので全消灯です。
とは言え、これからは寒~い冬がやってきます。
昨年は、暖房は、石油ファンヒーター2台とエアコン3台が稼働していましたが、これを、今冬は、石油ファンヒーターは、なしでエアコンは、1台だけ稼働でやってみようと思ってます。
そして、昨年、実験導入した我が家の冬の強力アイテム、薪ストーブを本格稼働します。
昨シーズンは、火の加減ごとに、放射温度計で薪ストーブの近くの温度を測定し、安全かどうかをチェックし、部屋の暖かさ具合を見ていました。
この薪ストーブは、メーカー仕様では外部使用となっているものですが、メーカーに確認しながら、内部を改造し、屋内で使っています。
鋳物製ではないので、常時火を燃やしておく必要があるのですが、十分暖かいです。
薪も今回は、とりあえず120kgほどキープしました。
購入価格は、12000円ほどです。
庭にあった、収穫を終えた椎茸の榾木も電ノコで切断して薪に使います。
ついでに、今春に自宅の金木犀を剪定した時に残しておいたものもカットしました。
これだけの薪でどれだけ冬の寒さをしのげるのか?楽しみです。
洗剤・油の使用量削減
今まで洗剤は、毎回使っていました。
特に揚げ物、炒め物のウェイトも多かったせいもあります。
そこで、この際、食生活も蒸す、煮る、茹でるを多く取り入れた食生活に改善することにしました。
まぁ、息子がいるので油ものゼロとはいかないですが。。。
一昨日は、人間ドックに行ってきたのですが、そこで食生活のことに関してもお話を聞くことができました。
そのお話の中でも特に頭に残ったのは、”AGE”という言葉。
AGEとは、Advanced Glycation Endproductsの略で、終末糖化産物と言われています。
どこか物々しい名前ですね。
タンパク質と糖質が一緒に加熱されると最終的にAGEが生成され、これが老化を早める原因だそうです。
しかも、AGEは、癌、糖尿病、認知症等々、現代で一番やっかいな病気を引き起こす一因ということがわかっているそうです。
ということで、息子と私の大好物のソーセージも茹でてます。
油ものが少なくなれば、ほとんど洗剤は使わないで済みます。
頑固な茶渋もこれでOK!
我が家では、息子と妻が毎日お茶を持っていきます。
だいたい、3日たったら茶渋が着きだし、終末にはもう中が真っ茶々!
そのような時は、決まってクリームクレンザーでギシガシ、スポンジでこすって洗っていたのですが、今は、洗剤なしであれを使ってOKです!
その方法とは、至って簡単、玉子の殻とお湯を水筒に入れてシャカシャカダンスするだけ!
結構、茶渋が着いてきた水筒の中側。
当日の夕食は、おでんだったので、ゆで玉子の殻を取っておいて、水筒の中に入れて、熱湯を少々入れ、息子くんにシャカシャカダンスをしてもらいました。
さて、結果は?
この方法は、私がいつも購読しているm421miyakoさんのブログ♛Queens lab.
に掲載されているこの記事を読んでやってみました。
ついでに、もう一丁、私のコップについたコーヒー渋も、今度は421miyakoさんが上の記事で書かれておられる、もう一つの方法(塩でこする)でやってみました。
1分ほど、粗塩をみかんの皮の裏に着けてゴシゴシやって・・・
いやいや金属の汚れ落としピカールさんもびっくりのピカ~ン!です。
421miyakoさん、とっても良い実用的なeco情報をありがとうございました!!
そして、その横でしっかり晩御飯が仕上がりました。
今回は、ちょっと気合いを入れて、利尻の昆布に枕崎の枯節でしっかり出汁を作りました。
しっかりソーセージ入りで~す。(笑)
ソーセージは、そのままだと、ソーセージの味がおでんに写ってしまうので、一度茹でたものを鍋に移しています。
出汁で使い終わった、鰹節と昆布は、久しぶりに実山椒と一緒に酒と味醂、黍砂糖、しょうゆで佃煮ふりかけを作りました。
炊き立てご飯には、もうこの甘辛の味がたまらないです!
息子と妻にも大好評で、作ったその日に半分なくなってしまいました。
食糧需給律アップ!
我が家の食糧自給自足の生命線は、妻の実家の畑です。
旬の野菜は、ほぼこの義父の畑から頂いています。
今回は、柿をいただいたので、干し柿にしました。
今回は、その他にも、息子が毎月行っている農業体験で作った里芋ができたので、収穫し持ち帰りました。
このざるは、直径60cmほどで1つの株にこれだけたくさん取れました。
これは、妻が里芋コロッケにしてくれました。
なかなか、ヘルシーでお腹に優しいコロッケでした。(^▽^)/
最後に、庭にある香の物2つ。ネギとバジルなんですが、ネギは使い切らずに根っこの上10cmくらいは残して、プランターに植えています。
ネギは、買ってきて5日もすると先の方から黄色くなってくるので、植えっぱなしのものがあると重宝します。
バジルもプランターに植えて、白い花を咲かせています。
バジルは、今しばらくは、生バジルをサラダなんかに入れてますが、大きくなってきたので、そろそろ干して乾燥バジルにしたいと思います。
まとめ
最初に環境のことを真剣に考えようと思った動機は、昨今の環境データや論文を見て、やはりこのまま地球温暖化を個人個人がすぐにできることから取り組まないと、息子の世代には、必ずつけが回ってくると感じたからです。
また、地球温暖化をできる限り抑えるためには、自分自身が日々生活するエネルギー消費を下げることだと思いました。
そのためにできることが、
電気・ガス・石油をできるだけ使わない生活。
食べ物を廃棄せず始末する生活。
水を無駄にしない生活。
物が溢れない生活。
身体を使うのをいとわない生活。
考えてみれば、このような生活が本来、理にかなった人の営みだったように思います。
未だ終息が見えない新型コロナも気候温暖化は、ともすれば上述したことの真逆を行くことが多い今の人類のあり方に、警鐘を鳴らしているかのように感じます。
このように考えた時、我が家では、ささやかながら上述したことを今後も継続的に生活の一部としていきたいと思います。
幸いにも、日本には昔から伝わる生活の知恵が多く残されています。
そして、その結果、何がどのように変わったのか?また記事にしたいと思います。