- 早速、自宅の泥よごれ専用洗剤で洗濯してみました
- google先生に泥汚れの極意を聞く
- 天から降りてきた、大どんでん返し
- 黄色の救世主の登場
- この方法でのデメリット
- この方法で綺麗により早く泥よごれを落とすコツ
- 最終仕上がり
- まとめ
梅雨に入り、草木の成長がぐっと速まった感じがしますね。
裏の川にも雑草が目立ってきたので、草抜きをしてすっきりしたボイジャーです。
ちなみに、before afterは、こんな感じ。
どうでもよい話でした。失礼しました。(恥;)
さて、新型コロナ禍の影響で長い間、緊急事態宣言でお休みになっていた息子の幼稚園も6月からやっと始まり、喜んで毎日、早々と幼稚園に登園してます。
子どもが、ご機嫌で毎日幼稚園に行く姿は、本当に嬉しい限りです。
幼稚園の先生やお友達に感謝です!
といいことづくめな感じなんですが、6月に入って頭痛の種が一つできたんですね。
それは、息子が幼稚園から毎日持って帰るお着換えをした見事などろどろ服。
これを見て、正直、バッサリほかしたいところでしたが、ショートパンツと半袖シャツだけでも5000円するので、ここはぐっとこらえて洗濯することに。
まずは、汚れが本当に泥だけなのかを確かめたかったので、息子に状況をそれとなく聞いてみました。
息子に、“今日は幼稚園でどんな遊びをしてたん?”と聞くと、息子は嬉しそうに”お砂場で〇〇くんと遊んでた。川とか池とか作ってたんやで~”とお話ししてくれました。
次の日のお迎えの時に、息子に幼稚園で遊んでいる場所を教えてもらって、あの汚れ具合に納得でした。
息子の話では、遊んでいる時は砂場にもっと水を入れているんだとか。
早速、自宅の泥よごれ専用洗剤で洗濯してみました
早速、自宅で泥汚れの靴や服の選択の時に使っている石鹸とブラシで洗濯してみました。
いつも使っているのは、この花王から出ている「アタックプロex石鹸」です。
ブラシが付いていて、石鹸を泥汚れのところに擦り込むようにして塗り、そこをブラシでゴシゴシするという作業です。
これ、結構泥よごれが落ちるんです。
今回も期待を込めて、ゴシゴシしてみます。
最初のショートパンツを石鹸ヌリヌリゴシゴシし始めて10分、すすいでみましたが、まだ泥よごれは落ちません。
再度、ヌリヌリゴシゴシ。
まだだめです。
3度目の正直でヌリヌリゴシゴシしてやっと白くなってくれました。
思いのほかこの泥よごれは、重傷で結局、半袖シャツ、ショートパンツ、靴下、ハンカチ、パンツを洗い終わるまでにかかった時間は、1時間半!
これが、ほぼ毎日の新しい日課になるかと思うと、ただでさえ猫の手も蛸の手も借りたいくらいの忙しい毎日なのに、冗談じゃない!と叫びそうになった気持ちを、クールダウンしgoogle先生に聞くことにしました。
google先生に泥汚れの極意を聞く
困ったときのGoogle頼みということで、早速、“子ども 泥よごれ 落とし方”で検索。
良さげな記事が出てきました。
「プロの洗濯テクニック」とあるので期待をして見てみました。
方法の流れは、
汚れたものを乾燥させる→泥をブラシがけで取る→水洗い→洗剤+漂白剤で洗濯
なんだそうで、早速試してみたんですが、泥汚れが衣服全体に広がって薄い土色になってしまいました。
さらに、頑固な汚れの場合は、水1リットルに対し重曹と洗剤を大さじ一杯ずつ入れて鍋で30分から40分煮る方法が書いてあったので、チャレンジしてみました。
結果は、あえなく変わらず。
他の方法がないか、結構探したのですが、どれも同じようなものばかりで手詰まりです。
天から降りてきた、大どんでん返し
どの方法も不発に終わった中、憂鬱になりながら仕方なしに、最初の自宅にある石鹸とブラシでヌルヌルゴシゴシしていました。
ひととおりゴシゴシし終わって、たまたまシャワーヘッドのお湯でゆすいでたんですが、気のせいかお湯がかかっている所の泥の色が薄くなったような感じがしたんです。
とうとう頭がどうかしてしまったんじゃないか?と自分で自分のことをちょっと疑いかけたのですが、やっぱり少しですが色が薄くなってるんです。
そこから少し考えて、泥よごれの正体は、土の微粒子が繊維に引っかかっている状態なので、ゴシゴシすることにより力業で粒子を取り除いている状態だとすると、浸け置きでは、まず何も起こらないはず。
そう言えば洗剤のあまりない時代の洗濯は、洗濯ものを棒きれのようなものでパンパン、力いっぱいたたいて汚れを落としていた。
石鹸を擦り付けてブラシでゴシゴシして汚れが取れるのは、この繊維にひかかった粒子にヌルヌル石鹸を擦り付け、そこにブラシで引っかき出しているから、汚れが取れやすくなったのではないかと推考した。
いづれにしても力業で泥の粒子を繊維の外に取り出しているんだろうなと。
それでは、強力な力で水すすぎをしても同じなのではないか?
強力な水?
水道の散水用のシャワーのストレートというやつが使えるのでは?
ということで散水用のシャワーのストレートでやってみた。
確かに、少しは汚れが落ちるが、真白にはほど遠い。
もっと強い水は?としばし考えて、ありました!
黄色の救世主の登場
我が家のお掃除アイテム1号機のKARCHER K2高圧洗浄機です。
これは、そもそも自宅の外回りのコンクリートに青藻のような植物がつくので、その除去用に購入したものです。
吐出ノズルの交換で最大8Mpaという高い水圧パワーになります。
水道の水圧が通常では、0.2Mpaから0.4MPa程度で散水用のストレートの場合、0.7MPaから0.9MPaなので、高圧と言うだけあって、かなり高いです。
早速、試してみました。
特に何も考えていなかったので、掃除をしたブロックの上に直置きでやってしまいましたが、凄い落ち方です。
感動です!!
靴下も、上がafter、下がbeforeです。
驚愕の落ち方です。
この方法では、石鹸や洗剤は一切使っていません。
今回使ったノズルは、最高圧が出るノズルで、吐出する水は渦を巻いて出てきます。
写真で、水が螺旋状に出ているのがわかると思います。
これまで1時間半かかっていた洗濯は、この方法で行うと実に10分かかるかどうかになりました。
この後、ノズルをもう少し水圧が低いものと交換して試してみました。
今回は、地面に直置きではなくて、ミニ脚立の上でやってみましたが、しっかり落ちました。
泥汚れのショートパンツの中に水が当たっている所だけ、真っ白になっているのがわかると思います。
このノズルは、先で水圧が0.5Paから7MPaまで調節できるので、どれくらいの水圧から汚れが落ちるのか試したところ、結局、最大の7MPaでないと劇的な落ち方にはなりませんでした。
そして、3回目は、専用の板を置いて試してみました。
こちらも問題なく、サクッと汚れが落ちました。
最終的には、このスタイルに落ち着きました。
この方法でのデメリット
これだけ泥よごれが劇的に落ちる高圧洗浄機なのですが、デメリットもあります。
それは、高圧が故に生地にダメージが出る場合があるということ。
今回の、体操服やショートパンツ、靴下は比較的縫製もしっかりしていて、生地も丈夫なので、あまり問題はないのですが、パイル地の下着やハンカチでは、汚れは落ちますが、パイル地がガサガサになってしまいます。
また、服をハンガーに吊り下げて高圧洗浄機を充てると、汚れは落ちますが、生地が伸びてしまいます。
最終的に専用板の上で高圧洗浄機を使うスタイルにしたのは、そのような理由もあります。
それともう一つは、高圧洗浄機を購入する場合、値段が1万円以上するというところ。
自宅にすでにお持ちの方であれば、特に関係ないのですが、新規に買うとなると、ちょっと高めの買い物になっちゃいますね。
この方法で綺麗により早く泥よごれを落とすコツ
泥よごれを高圧洗浄機で効率的に綺麗にするには、コツがあります。
泥汚れは、高圧洗浄機をかけると粒子なので生地の中を移動します。
なので、その粒子を衣服の端へ追いやって流すという考え方をします。
そのため、必ず水は直線的に衣服の端に向けて移動させ、粒子を生地から追い出すという感じで洗います。
また、生地へのダメージを少しでも軽減するために、水の吐出は、長くても1分くらいにしたほうが良いと思います。
特に色柄ものは、長時間、水の吐出にさらされると色が薄くなる場合があるので、7MPaで1回5秒程度の吐出を生地の状態を見ながら複数回行うという方法をお奨めします。
最終仕上がり
それでは、今回、高圧洗浄機で泥汚れを落として乾かした仕上がりを見ていきましょう。
まずは、半袖シャツの表と裏。
お次は、ショートパンツの表と裏。
最後に靴下。
めでたく全部真白になりました。
まとめ
泥の汚れは、溶けない、移動するという性質を持っているので、浸け置きは、不向きです。
ネット上で浸け置きを掲載している場合、目的は泥と一緒に皮脂などの他の汚れも見られる場合に、泥以外の汚れを落とすためのものである場合がほとんどです。
今回の方法の他に、小音波式電動歯ブラシでも試してみたのですが、うまくいきませんでした。
でも、最終的には洗濯ものを平らな堅い板の上において端を固定し、7Mpaの水圧で洗濯すれば泥汚れは、いとも簡単に落とすことができました。
生地の傷みは、一般に行われている固形せっけんを生地に塗って樹脂製のブラシでゴシゴシすることを考えると、傷み具合はあまり変わらないのかなぁ?と思っています。
機械の設置が手間と言えば手間ですが、10分もかからないので、泥の場合は、この高圧洗浄機の使用は、画期的だと思います。