今日は、先日のマイクロツーリズムで買ってきた美山おもしろ農民倶楽部さんのお気に入りベーコンでベーコン祭りをしました。
朝に和2品、昼に洋1品、晩に中1品を作ってみました!
ベーコンの炊き込みご飯と味噌汁
まず、次の日は、家族全員休日なので、前の晩に朝食は、何にしようか?考えました。
台所を見渡して、先日の美山に行った時に買った、今、旬の葉ごぼうが目に入たので、これとベーコンを合わせて炊き込みご飯にすることにしました。
せっかくの良い材料なので、素材に失礼のないように調理法も普段と違う方法ですることにしました。
葉ごぼうの下処理のポイント2つ
ということで、葉ごぼうは、灰汁が強いので、下処理を今夜のうちにやっておきます。
下処理は、まず、葉と根っこの所を切り分けます。
ここで1つ目のポイントです。
葉ごぼうは、葉と根っこの境目、前後5mmくらいは、苦みが強いので捨てます。
苦いの大好きな方は、そのままチャレンジしてもいいですが、自己責任でお願いします。(笑)
切った葉ごぼうの葉の部分は、適当な大きさに切ります。
ここで2つ目のポイントです。
葉っぱは、沸騰したお湯で5分ほどゆで、灰汁出しをしてから、さらに一晩、水にさらします。
根っこの部分は、ささがきにして、こちらは、そのまま一晩、水にさらします。
今回炊き込みご飯に使うのは、根っこの部分だけです。
これで、翌朝にはすぐに葉ごぼうが使えます。
炊き込みご飯を炊く
出汁作り
翌朝、朝一番にまず出汁を作ります。
出汁は、利尻昆布に枕崎産のカツオを使いました。
出汁の出来上がりは、こんな感じです。
お米は、いつも我が家で使っている地元産のれんげ米です。
地元の小学校の給食でも、このれんげ米を使っていて、子どもたちから、人気のごはんなんですよ。
ベーコンの炊き込みご飯は、我が家でも初なので、失敗した時のことも考えて、分量は二合にしました。
おこわ風にもちもちした食感がお好みの場合は、普通のお米ともち米を2:1で合わせれば美味しくいただけます。
具材と出汁を合わせていよいよ炊飯
今回の具材は、ささがきごぼう、人参、ベーコンです。
人参もささがき風に切ります。
そして真打ち登場です!
ベーコンの食感も考え、厚さ3mm程度にスライスしました。
これらを、炊飯器ではなく羽釜といきたいところですが、我が家にはそんなものはございません。
欲しいんですが・・・。
それで、皆さんも子どもの頃に一度くらいはお目にかかったことがあると思います
が、これを使います。
はい、飯盒炊飯でおなじみの兵式飯盒です。
と言う流れで、炊飯は、台所からお庭に移動し、火を起こして炊飯開始です。
火の色が?一部緑。
なんか不自然。
自宅にあった廃材と庭の落ち葉しか燃やしていないのになぜ緑?
良く燃やした木を見てみると、黒の塗装がしてあった化粧木が1本混ざっていました。
変な所が気になる性分なのでさらっと流してくださいませ。(恥;)
蒸し時間込みで、1時間弱で炊き上がりました。
もう一品、朝ご飯の和といえば、やっぱり味噌汁でしょう。
と言うことで、ベーコンと水菜、ブナシメジの味噌汁を作りました。
出汁は、炊き込みご飯に使ったものと同じものに、我が家は、甘めが好みなので、みりんを大さじ1杯半入れ、息子と妻が作った自家製味噌で仕上げました。
ちなみに、ご飯茶碗は、自製の九谷焼、椀は、塗りだけ自製の輪島塗です。
結婚前に、妻と一緒に北陸まで出かけてそれぞれ作りました。
もうかれこれ20年越えですが、当時のままです。一生ものですね。
息子が小学校に来年上がって、コロナ禍がましになっていれば、息子の分を作りに出かけようと思ってます。
朝から家族3人で一汁一菜でいただきました。
妻も息子も、ご飯はおかわりで、二合飯が朝だけでほとんどなくなりました。
失敗しなくてほっと一息です。
お昼はベーコンの香りと味が際立つカルボナーラ
お昼は、洋ものでカルボナーラにすることにしました。
麺は、買い置きのフィットチーネの半生麺です。
ソースは、これまた美山おもしろ農民倶楽部さんでいただいた、新鮮な平飼い地鶏の玉子を使って、線切りチーズと合わせました。
具材は、ブナシメジと美山産の水菜、そしてベーコンです。
ベーコンが主役なので、卵とチーズの量は少なめにしました。
晩のメニューは、洋と中でチーズ&ジャーマンポテトとポトフ
そして、いよいよ晩御飯です。
晩御飯は、オリジナルメニューで妻がチーズグラタンとポテトが好きなので、ジャーマンポテトを作って、その上にとろけるチーズを載せ、バーナーでぼうぼうした自称チーズ&ジャーマンポテト。
出来上がった上にローストアマニ粒とパルメザンチーズ、黒コショウをさっと振って完成です。
具材は、ジャガイモ中ぐらい1個、アスパラガス3本、ベーコン70g、とろけるチーズ2枚、ローストアマニ粒適量、黒胡椒少々。
妻には、いつも行くゾンネ・ウント・グリュック作野商店のドイツパンにスモークサーモンの亜麻仁油レモンかけのサラダを添えてみました。
これに、もう一品、中華風コンソメベーコンポトフを作りました。
約10分でできる中華風コンソメベーコンポトフ
材料は、大きい玉ねぎ半玉、ジャガイモ大きいの半玉、人参、大きいの1/3、ベーコン80g、ブナシメジ適量、コンソメスティック顆粒2袋、水700ml、酒大さじ1杯半。
まず最初に、使う鍋に水を入れて火にかけておきます。
お湯を沸かしている間に、材料の下処理をします。
ポトフは、朝とは対照的に文明の利器をフル活用して時短で作ります。
通常、ポトフは、まずフライパンで玉ねぎをしんなりするまで焦げないように中火で炒めたものを、鍋で他の具材と一緒にコトコト煮込んで作ることが多いと思います。
確かに、じっくりコトコト長時間煮込んで作ると、すべての具材のうま味がじっくり合わさって美味しいのは間違いないのですが、時間がかかってなかなか大変です。
そこで今回は、電子レンジをフル活用して作りました。
そして、今回の電子レンジ調理に欠かせないアイテムがこれ。
近くのスーパーで売っていた電子レンジ用蒸し器。100均でも似たようなものが売っていると思います。
これ重宝するんですよね。
以前は、テレビの料理番組で紹介していたジャガイモにラップをかけてレンチンする方法でやっていたのですが、どうしてもジャガイモの下がカチカチになってしまいました。
でも、これを使えば、ばっちりきれいに蒸しあがります。
電子レンジの時間の目安は、代表的な野菜について書かれたものが同梱されていたので、その通りにするだけです。
早速、これを使って、材料を細かく切って、この蒸し器に入れてレンチンします。
今回は、玉ねぎ、キャベツは適当に線切りにして、人参、ジャガイモは1cm角に切って蒸し器に入れ、レンチンしました。
時間は、4分30秒。(我が家の電子レンジは、500W)
※電子レンジのワット数を見て、時間は調整してくださいね。
レンチンが終わったころに、ほどよくお湯が沸いていると思いますので、具材と1mm程度の厚さに切ったベーコンを鍋に入れます。
続いて、顆粒のコンソメを2つ入れ、お酒を大さじ1杯半入れます。
沸騰してから5分ほどで出来上がりです。
出来上がりがこれです。
息子仕様のジャーマンポテト
息子には、別仕様のジャーマンポテトを用意しました。
息子は、基本的にご飯は、白ご飯でおかずも混ざったものは嫌う嗜好なのでジャーマンポテトもポテトはポテトというふうに、できるだけ味が混ざった感じではないものにしました。
ホウレンソウと美山の平飼い地鶏のスクランブルエッグにフレンチポテトとブナシメジのバター炒めを添え、ベーコンは、オリーブオイルでさっと炒めたものを併せました。
こんな感じです。
息子は、美味しいものを食べたり、嬉しいことがあると奇妙な癖があり、そのような時には、感極まってゴリラのように唸るんです。
今回も、終始ベーコンを食べて唸っていました。(笑)
まとめ
我が家の食事には、基本的に塩は使いません。
塩は、醤油や味噌にも入っていますし、今回はベーコンにも入っています。
時間がない時は、インスタントものや冷凍食品、出来合いものを使ったり、たまには外食もします。
そのような時の食事で塩分は、結構多めに採っていると思うので、あえて自宅で作る料理では、塩を使ってません。
今回使った美山おもしろ農民倶楽部さんのベーコンは、やっぱり色々な料理の中でも程よく調和しつつ、存在感があるすばらしい食材でした。
また、それに加えて、美山の美味しい新鮮な瑞々しい野菜や平飼いで元気に育った鳥さんが生んだ玉子等々、美山の食材には、本当に命を感じます。
‟食事は、命を頂くもの”を改めて感じられるこのような食材と地域に巡り合うことができて、本当に幸せを感じます。
追伸
朝に使った葉ごぼうの葉っぱなんですが、あれは実は、私のお昼ご飯になりました。
というのも、パスタは、息子と妻で売り切れてしまって、私は味見しただけ。
嬉しさ半分、残念半分。
という次第で、急遽、私のお昼は、藤原製麺の「月見軒」ラーメンをベースにしたジャージャー麺風ラーメンと焼き鳥をいただきました。
この味噌ラーメンに、葉ごぼうの葉っぱと牛肉のひき肉をお気に入りの石垣島のペンギン食堂のラー油でピリ辛に炒めたものをのせるだけ。
紅ショウガを入れて完成!
これ、正直めっちゃおいしい!!
焼き鳥は、朝の飯盒の後の火が残っていたので、もったいないと思い、丹波地鶏を焼いたもの。
この鳥も、実は息子に半分食べられてしまいましたが。。。(笑)